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【チーム戦の場合】スクランブルゴルフツアーにおけるスコアカードの書き方は?

 

予選でも決勝でも試合の順位を決めるのはスコアです。普段のラウンドでもスコアを付けていると思いますが、スクランブルゴルフの場合はいつもとちょっと書き方が違います。大会当日に「どう書けばいいの!?」と慌てることのないようにしっかり予習しておきましょう。4人で挑むチーム戦の場合は?

 

 

全員仲間のチーム戦はキャディさんがマーカーに、専用のスコアカードを配布

チーム戦は4人1組なので、試合中はチームメンバー以外の同伴者がいません。選手のみなさんはルールとマナーを厳守するスポーツマンですから疑念はありませんが、うっかりミスで誤ったスコアを書いてしまうことも考えられます。そこでスクランブルゴルフツアーのチーム戦は全試合をキャディ付きのプレーとしています。キャディさんがマーカーとなって担当チームのスコアを記録してくれます。

 

 

スコアカードはスタート前の競技説明のときにバインダーにはさんでお渡ししています。普段見慣れている様式ではなく、チーム戦用に作成したA4サイズの用紙になっています。

 

 

上の画像のようにスコアカードには日付、チーム名、メンバーの氏名が記載済みです。受け取ったあとはチーム名と氏名に間違いがないかどうか必ず確認してください。スタート後は1~18のホールNoの下にスコアを記入する欄がありますので、そこにチームとしてのスコアをストローク数で記録します。前述の通り、この記録作業はキャディさんにおまかせしてOKです。

 

 

ホールアウトごとに「〇〇で△△」と報告、ティーショットの採用回数も忘れずに

もうおなじみのルールですが、スクランブルゴルフツアーにはティーショットの採用条件というものがあります。チーム戦では1人につき最低4回のティーショットを採用しなければなりません。 さすがに4人もいるとどのホールで誰のボールを採用したかなど覚えておくのは難しいため、それもスコアカードに記録していきます。

 

 

1番ホールでA選手のティーショットを採用したなら、A選手の1番ホールに「1」と記入します。その後、5番ホールでA選手の2回目のティーショットを採用したなら、A選手の5番ホールに「2」と記入、採用した回数分の数字を書くことになります。これが「4」になったときに、A選手はようやく肩の荷が下りるわけです。ホッと一安心の瞬間ですね。

 

実際にはキャディさんが書くため「Aでバーディー」というようにホールアウトごとに報告しましょう。採用された本人が言った方が間違いないと思います。

 

全員が順当にノルマをクリアすると4人×4回=16ですから2ホール余ります。余った分は誰のボールを採用して構いません。A選手が「5」「6」と続く場合もありますし、B選手とC選手で「5」「5」と分け合うこともあります。いわゆる「フリーで打てる状況」ですが、ラスト2ホールでスコアを伸ばすためにはとても大事なことです。逆に最後の最後まで残らないように試合中は「この辺で採用しておいた方が無難じゃない?」などよく相談しておきましょう。

 

 

さて最後にアテストです。メンバー全員とキャディさんのサインを入れてから、競技委員にスコアカードを提出してください。たまに「俺の分も書いておいて!」と告げて立ち去ってしまう選手の方がいますが、サインは必ず自著でお願いします。「サインした=ちゃんと確認しました」という意味ですのでお忘れなく。

 

※記事更新日:2021年4月22日(水)

 

【ダブルス戦の場合】スクランブルゴルフツアーにおけるスコアカードの書き方は?
スクランブルゴルフ競技ルール【2021年度版】

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!