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スクランブルゴルフツアー 競技ルール

初版制定 平成30年1月16日
最終改訂 令和 5 年 3月 20日

競技の条件

1.ゴルフ規則

2023年度ゴルフライフスクランブルゴルフツアーは、 2019 年日本ゴルフ協会ゴルフ規則および大会オリジナルスクランブルゴルフ競技の条件・ローカルルールを適用する。なお、この規則の適用にあたって一部に変更もしくは追加のある時は、競技委員会からその旨スタート前に告知する。競技の条件およびローカルルールの違反は、ゴルフ規則で別に定められている場合を除き、ストロークプレーでは一般の罰とする。。

 

2.競技委員会の裁定

競技委員会は競技の条件を修正する権限を有し、すべての事柄について、この競技委員会の裁定は最終である。

 

3.使用クラブの規格

ストロークを行うとき、プレーヤーは用具規則の要件に適合するクラブを使用しなければならない。違反したクラブでストロークを行った場合は競技失格とする。

 

4.使用球の規格

プレーヤーは用具規則の要件に適合する球を使用しなければならない。この条件の違反の罰は、競技失格とする。 各ホールのプレー中であってもボールの変更を認める。

 

5. スタート時間

プレーヤーが 5 分未満の遅れでスターティングエリアに到着した場合、最初のホールに一般の罰を受ける。なお、5 分を越える遅刻の罰は競技失格とする。ただし、チームもしくはペアのうち、1人でもスターティングエリアに到着していれば無罰でスタートすることができる。 例外として、プレーヤーが時間通りにスタートできなかった例外的な状況(自然災害、大規模交通障害、他の組のスロープレー)があると委員会が裁定する場合はこの規則の違反とはならず、罰はない。

 

6.プレーのペースについて

プレーヤーは、ホールのプレー中、またはホールとホールの間のいずれかでもプレーを不当に遅らせてはならない。 プレーのペースについて違反があった場合は以下が適用される。

最初の違反:警告

2回目の違反:一般の罰

3回目の違反:失格。

※例:パー4のホールを1ホール以上空けた場合や、競技委員スタッフよりプレーのペースを速めるように促された場合で、前との間隔が縮まらないときは、規則違反の罰打を適用することがある。

 

7.プレーの中断/プレーの再開

険悪な気象状況のための即時プレー中断、通常のプレーの中断、プレーの再開を合図することがある。 合図の方法については、無線連絡、キャディ連絡、競技委員を通じての連絡など、開催コースにより変更となる場合がある。

 

8.練習

ホールとホールの間では、プレーヤーは最後にプレーしたホールのパッティンググリーン上やその近くで練習ストロークをしてはならない。また、球を転がすことによって最後にプレーしたホールのパッティンググリーンをテストしてはならない。この違反の罰は次のホールに一般の罰とする。最終ホールで違反があった場合はそのホールに対し罰を受ける。

※ハーフターン待ち時間の練習は、練習グリーンでの練習パッティング、アプローチ等施設のある場所の練習は認める。ただしドライビングレンジでの練習は不可とする。

 

9.移動

プレーヤーは、正規のラウンド中、常に歩いてラウンドしなければならない。ただし、乗用カート使用のコースにおいては、乗用カートの乗車及び運転を認める。

 

10.タイの決定方法

■スクラッチの部

スコアがタイの場合は、アウト・インのどちらからスタートにかかわらず、18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定する。

■ダブルペリアの部
ダブルぺリア方式にて、スコアがタイの場合は、アウト・インのどちらからスタートにかかわらず、
(1)ハンディキャップ少数上位
(2)18番からのカウントバックの順にて順位を決定する。

 

11.チーム編成とティショットの制限

<ダブルス(ペア)戦>

1 チーム 2 名のエントリーとし、ティショットにおいて 18 ホール(ショートホール含)ラウンド中、1 人最低 7 ホールのティショットを選択しなければならない。
※但し、規定のティショット回数を満たしていない場合、1ホールにつき2罰打とする。
※1人で参加する場合はこの限りではない。

パートナーが途中出場、または出場していたパートナーが途中棄権した場合、そのパートナーが最低 7 ホールのティショットを選択する条件をクリアしていれば、罰打は課さない。 途中出場するパートナーはホールのプレー中の間は加わることができない。ホールのプレー中に加わった場合は2罰打とする。

<チーム戦>

1 チーム 4 名のエントリーとし、ティショットにおいて 18 ホール(ショートホール含)ラウンド中、1 人最低 4 ホールのティショットを選択しなければならない。
※3 名で参加する場合は、1 人最低ティショット数の条件が 4 ホールから 5 ホールに変更となる。
※但し、規定のティショット回数を満たしていない場合、1ホールにつき2罰打とする。

チーム内の選手の欠場により途中から 3 名(もしくは2名や1名)になってしまった場合、その選手が規定のティショット回数を満たしていれば、罰打は課さない。 途中出場するメンバーは、ホールのプレー中の間は加わることはできない。ホールのプレー中に加わった場合2罰打とする。

 

12.メンバー変更

■スクラッチの部
【ダブルス(ペア)戦】
予選会におけるメンバー変更は認めるが、予選会通過メンバーからブロック決勝大会・全国決勝(決勝大会)におけるメンバー変更は認めないものとする。
【チーム戦】
予選会におけるメンバー変更は認めるが、予選会通過メンバーから、ブロック決勝大会・全国決勝(決勝大会)におけるメンバー変更は1名まで認める。
■ダブルペリアの部
メンバー変更は、予選会(出場前)は認めるものとする。ブロック決勝、決勝大会(全国決勝)においては1人だけメンバー変更できるものとする。

 

13.競技終了

全ラウンドを終了し、競技委員会が公式スコア集計用紙に記入された内容に間違いがないことを確認し、承認した時点で競技終了とする。※翌日以降にHPに公表する内容を最終確定結果とする。

 

13.競技中止時の順位決定について(全組が 9 ホール以上消化の場合)

日没、または荒天の為、全組がホールアウトできず、なおかつ全組が 9 ホール以上を消化した場合は、下記の通りとする。 前半 9 ホールのスコアによりアウトスタート組、インスタート組に分けて順位を決定する。予選会およびブロック決勝時の通過人数は、アウト、インの各スタート人数の割合に応じて、アウトスタート組、インスタート組に配分する。この場合、各競技部門のティショット選択条件は適用しない。

[競技中止時のタイの決定方法]
(1)アウトの 9 ホール消化の場合は 9 番ホールからの、インの 9 ホール消化の場合は 18 番ホールからのカウントバック方式(オーバーパー数)によりアウトスタート、インスタートで各順位を決定する。 (2)(1)でも決着がつかない場合は厳選なる抽選にて決定する。

ローカルルール

1.アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズの境界は白杭または白線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその境界を示す。

 

2.ペナルティーエリア

a.ウォーターハザードの限界は黄杭または黄線をもって標示する。
b..レッドペナルティーエリアの限界は赤杭または赤線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその限界を示す。

 

3. 異常なコース状態(動かせない障害物を含む)

(1)修理地

a. 修理地の限界は青杭または白線をもって標示する。
b. 張芝の継ぎ目「プレーヤーの球が張芝の継ぎ目の中にあるか、触れている場合、あるいは継ぎ目がプレーヤーの意図するスイング区域の障害となっている場合:
I.ジェネラルエリアの球。そのプレーヤーは規則 16.1b に基づいて救済を受けることができる。
II.パッティンググリーン上の球。そのプレーヤーは規則 16.1d に基づいて救済を受けることができる。
しかし、その継ぎ目がプレーヤーのスタンスにだけ障害となっている場合、障害は存在しない。救済を受けるときは、張芝の区域の中のすべての継ぎ目は同じ継ぎ目として扱われる。そのことは、球をドロップした後にどの継ぎ目であってもプレーヤーの障害となる場合、たとえその球が基点から1クラブレングス以内にある場合でも、そのプレーヤーは規則 14.3c(2)に基づいて要求されるように処置しなければならないことを意味している。

(2)動かせない障害物

a.動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域は、その障害物の一部とみなし、修理地ではない。
b.U字排水溝はジェネラルエリアの一部として取り扱われ、ペナルティーエリアではない(例外:ペナルティーエリアとしてマーキングされている区域のU字排水溝)。
c.人工の表面を持つ道路に隣接しているU字排水溝はその道路の一部として扱う。

 

 4. コースと不可分の部分の構築物(障害物ではない)

次のものはコースと不可分な物であり障害物ではなく、罰なしの救済は認められない。

a.樹木を保護する巻物施設

ただし、球が巻物施設にはさまった場合は罰なしに球を取り出し(取り戻せない時は別の球で)球がはさまって止まった真下の地点から 1 クラブレングス以内で、かつホールに近づかない箇所にドロップすることができる。取り出した球は拭くことができる。

b.ペナルティーエリア内にある人工の壁およびパイリング(枕木を含む)など。

 

5. 恒久的な高架の送電線

プレーヤーの球がインバウンズの送電線に当たったことが分かっているか、事実上確実な場合、そのストロークはカウントしない。そのプレーヤーは規則 14.6 にしたがって直前のストロークを行った場所から罰なしに球をプレーしなければならない。その球がすぐには取り戻せない場合には、別の球に取り替えることができる。
例外:高架線の鉄塔や支柱に球が当たった場合には適用しない。

6. 距離計測機器の使用について

本競技では、プレーヤーは距離などを計測する機器を使用することによって距離などの情報を得ることができる。

注意事項

1. 大会使用ティは、大会ごとに設定する。
(会場要綱を参照) 男性(一般)、シニア(55 歳以上適用 2024年3 月 31 日までに満 55 歳以上になる方)、女性別に設定する。
2. 打ち放し練習場においては、備え付けの球を使用し、スタート前の練習は球数制限をする場合がある。
3. 競技の条件やローカルルールに追加、変更のあるときは、スタート前に掲示して告示する。

 

スクランブルゴルフツアー実行委員会

この記事を書いた人

米原桜

ゴルフ大好き双子。 ゴルフライフに勤務しスクランブル競技の普及、 ゴルフ人口の増加に日々努めています。 自分自身も競技ゴルファー目指して、日々練習。目標は70台を出す事!