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スクランブルゴルフツアー 競技ルール

初版制定 平成30年1月16日
最終改訂 令和3年7月19日

競技の条件

1.ゴルフ規則

2021ゴルフライフスクランブルゴルフツアーは、2021年日本ゴルフ協会ゴルフ規則およびゴルフライフスクランブルゴルフツアーオリジナルスクランブル競技の 条件・ローカルルールを適用する。なお、この規則の適用にあたって一部に変更もしくは追加のある時は、競技委員会からその旨スタート前に告知する。競技の条件およびローカルルールの違反はゴルフ規則で別に定められている場合を除き、ストロークプレーでは2罰打とする。

 

2.競技委員会の裁定

競技委員会は競技の条件を修正する権限を有し、すべての事柄について、この競技委員会の裁定は最終である。

 

3.ドライビングクラブ

プレーヤーがストロークを行うために使うドライバーはR&Aが発行する最新の適合ドライバーヘッドリストに掲載されているクラブヘッド(モデルとロフトで識別される)を持つものでなければならない。このリストは定期的に更新され、RandA.orgまたはJGAのホームページで閲覧できる。

例外-1999年より前のドライバーヘッド:1999年より前に製造されたクラブヘッドを持つドライバーはこのローカルルールから免除される。

このローカルルールに違反したクラブでストロークを行ったことに対する罰は競技失格とする。

 

4.使用球の規格

プレーヤーの使用球はR&A発行の最新の公認球リストに載っているものでなければならない。この条件の違反の罰は、競技失格とする。

ワンボール制限はなく、各ホールのプレー中であってもボールの変更を認める。

 

5.プレーのペースについて

パー4のホールを1ホール以上空けた場合や、競技スタッフよりプレーのペースを速めるように促された場合で、前との間隔が縮まらないときは、2罰打とすることがある。

 

6.プレーの中断/プレーの再開

険悪な気象状況のための即時プレー中断、通常のプレーの中断、プレーの再開を合図することがある。

合図の方法については、無線連絡、キャディ連絡、競技委員を通じての連絡など、開催コースにより変更となる場合がある。

 

7.練習

ホールとホールの間では、プレーヤーは最後にプレーしたホールのパッティンググリーン上やその近くで練習ストロークをしてはならない。また、球を転がすことによって最後にプレーしたホールのパッティンググリーンは面をテストしてはならない。この違反の罰は次のホールに2罰打とする。最終ホールで違反があった場合はそのホールに対し罰を受ける。

※ハーフターン待ち時間の練習は、練習グリーンでの練習パッティング、アプローチ等施設のある場所の練習は認める。

 

8.移動

プレーヤーは、正規のラウンド中、常に歩いてラウンドしなければならない。ただし、乗用カート使用のコースにおいては、乗用カートの乗車及び運転を認める。この条件の違反の罰は、違反があった各ホールに対し、2罰打とする。ただし、1ラウンドにつき最高4罰打までとする。ホールとホールの間で違反があったときは、 罰は次のホールに適用する。

 

9.タイの決定方法

■スクラッチの部

スコアがタイの場合は、アウト・インのどちらからスタートにかかわらず、18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定する。

■ダブルペリアの部
ダブルぺリア方式にて、スコアがタイの場合は、アウト・インのどちらからスタートにかかわらず、
(1)ハンディキャップ少数上位
(2)18番からのカウントバックの順にて順位を決定する。

 

10.チーム編成とティショットの制限

【ダブルス(ペア)戦】
1 チーム 2 名のエントリーとし、ティショットにおいて 18 ホール(ショートホール含)ラウンド中、1 人最低 7 ホールのティショットを選択しなければならない。
1 人で参加する場合は、1 人最低 7 ホールのティショットを選択する条件は適用しないものとする。
パートナーが途中出場、または出場していたパートナーが途中棄権した場合、そのパートナーが最低 7 ホールのティショットを選択する条件をクリアしていれば、罰打は課さない。
欠場していたパートナーは、ホールとホールの間でプレーに加わることができるが、1 ホールのプレー中の間は加わってはならない。1 ホールのプレー中に加わった場合、1 ホールに対し 2 罰打とする。

【チーム戦】
1 チーム 4 名のエントリーとし、ティショットにおいて 18 ホール(ショートホール含)ラウンド中、1 人最低 4 ホールのティショットを選択しなければならない。
チーム内の選手の欠場により 3 名になってしまった場合は、その選手が最低 4 ホールのティショットを選択する条件をクリアしていれば、罰打は課さない。
欠場していたパートナーは、ホールとホールの間でプレーに加わることができるが、1 ホールのプレー中の間は加わってはならない。1 ホールのプレー中に加わった場合、1 ホールに対し 2 罰打とする。

また、さらに欠場や棄権によりそのチームのメンバーが2名となった場合は失格となる(プレーの続行は可能。但し参考記録となる)。

 

11.メンバー変更

■スクラッチの部
【ダブルス(ペア)戦】
予選会におけるメンバー変更は認めるが、予選会通過メンバーからブロック決勝大会・全国決勝(決勝大会)におけるメンバー変更は認めないものとする。
【チーム戦】
予選会におけるメンバー変更は認めるが、予選会通過メンバーから、ブロック決勝大会・全国決勝(決勝大会)におけるメンバー変更は1名まで認める。
■ダブルペリアの部

メンバー変更は、予選会(出場前)は認めるものとする。ブロック決勝、決勝大会(全国決勝)においては1人だけメンバー変更できるものとする。

 

12.競技終了

全ラウンドを終了し、競技委員会が公式スコア集計用紙に記入された内容に間違いがないことを確認し、承認公表した時点で競技終了とする。

 

13.競技中止時の順位決定について(全組が9ホール以上消化の場合)

■スクラッチの部

日没、または荒天の為、全組がホールアウトできず、なおかつ全組が9ホール以上を消化した場合は、前半9ホールのスコアによりアウトスタート組、インスタート組に分けて順位を決定する。予選会およびブロック決勝時の通過人数は、アウト、インの各スタート人数の割合に応じて、アウトスタート組、インスタート組に配分する。この場合、各競技部門のティショット選択条件は適用しない。

全組の消化ホールが9ホールに満たない場合は、競技不成立とし、順位付けを行わない。なお、タイの決定方法は次の通りとする

[競技中止時のタイの決定方法]
<スクラッチの部>

アウトの9ホール消化の場合は9番ホールからの、インの9ホール消化の場合は18番ホールからのカウントバック方式により順位を決定する。

<ダブルペリアの部>

ダブルペリア戦の場合は前半9ホールの集計にて順位決定をする。

ローカルルール

1.アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズの境界は白杭または白線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその境界を示す。

 

2.ペナルティーエリア

a.ウォーターハザードの限界は黄杭または黄線をもって標示する。
b.ラテラル・ウォーターハザードの限界は赤杭または赤線をもって標示する。
注:杭および線の両方により標示されている場合は、線がその限界を示す。

 

3.修理地

a.修理地の限界は白線をもって標示する。
b.ジェネラルエリアにおいて、新しい芝の継ぎ目(目地)に球があるか、それに触れている場合、または意図するスイングの区域の妨げになる場合は、規則16.1bによる救済を受けることができる。

 

4.動かせない障害物

a.排水溝は動かせない障害物とする。
b.人工の表面を持つ道路・通路に接した排水溝は、その道路の一部とする。
c.動かせない障害物から続く白線で囲まれた区域は、その障害物の一部とみなし、修理地ではない。

 

5.グリーン上の芝張替え跡

グリーン上の芝張り替え跡は、外的影響によって生じる損傷のため、修理することができる。

 

6.コースと不可分の部分の構築物(障害物ではない)

ペナルティーエリア内にある人工の壁およびパイリング(枕木を含む)など。

 

7.既設の高架送電線の扱い

球が既設の高架高圧送電線に当たった場合は、そのストロークを取り消し、罰なしに再プレーしなければならない。その球がすぐには取り戻せない場合には、別の球に取り替えることができる。

 

8.予備グリーンの扱い

予備グリーン(カラーも含む)は目的外グリーンとし、その上に球がある場合、スタンスがかかる場合、プレーヤーはジェネラルエリアの球に対する救済を受けなければならない。

このルールの違反は、2罰打とする。

 

9.樹木を保護する巻物施設は樹木の一部とみなす(コースと不可分であり、障害物ではない)

ただし、球が巻物施設にはさまった場合は罰なしに球を取り出し(取り戻せない時は別の球で)球がはさまって止まった真下の地点から1クラブレングス以内で、かつホールに近づかない箇所にドロップすることができる。取り出した球は拭くことができる。

 

10.電磁誘導カート用の軌道は全幅をもって人工の表面を持つ道路とする(動かせない障害物)

 

11.距離計測機器の使用について

本競技では、プレーヤーは距離などを計測する機器を使用することによって距離などの情報を得ることができる。

※距離計測以外の付属機能の機器及び情報を得ることができる。例えば、傾斜、風速、気温を計測するためにデザインされた距離計測機器

但し、携帯電話、スマートフォンの距離計測アプリの使用は認めない。使用したプレーヤーは規則4.3aの違反となり競技失格となる。

 

12.パッティンググリーン上で偶然に球が動いた場合

プレーヤーの球がパッティンググリーン上にある場合、その球やボールマーカーがプレーヤーやパートナー、相手、またはそのいずれかのキャディや携帯品によって偶然に動かされても罰はない。

その球やボールマーカーは規則18-2, 18-3, そして規則20-1に規定されている通りにリプレースされなければならない。

このローカルルールはプレーヤーの球やボールマーカーがパッティンググリーン上にあり、いかなる動きも偶然である場合にだけ適用する。

注:パッティンググリーン上のプレーヤーの球が風、水あるいは重力などの他の自然現象の結果として動かされたものと判断された場合、その球はその新しい位置からあるがままの状態でプレーされなければならない。そのような状況で動かされたボールマーカーはリプレースされることになる。

注意事項

1.大会使用ティーについて

男性、シニア(55歳以上適用2022年3月31日までに満55歳以上になる方)、女性別に設定する。

2.打ち放し練習場においては、備え付けの球を使用し、スタート前の練習は1人1コイン(箱)を限度とする。

3.競技の条件やローカルルールに追加、変更のあるときは、スタート前に掲示して告示する。

 

ゴルフライフスクランブルゴルフツアー競技委員会

この記事を書いた人

米原桜

ゴルフ大好き双子。 ゴルフライフに勤務しスクランブル競技の普及、 ゴルフ人口の増加に日々努めています。 自分自身も競技ゴルファー目指して、日々練習。目標は70台を出す事!