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最後に残ったら超危険!ティーショットの採用回数はどうクリアする?

 

終盤でスコアに大きく影響するのがティーショットの採用回数です。まだ大丈夫と思っていてもあっという間にそのときはやってきます。今回はペア戦よりも悩ましいチーム戦について、ティーショットの採用回数を考えてみましょう。

 

 

たった4回されど4回のクリア条件

チーム戦では1人につき最低4回はティーショットを採用しなければなりません。これからチャレンジする人は「たった4回じゃん、楽勝だね!」と思うかもしれませんが、実はこの4回がなかなかクリアできないんです。

 

もちろん全員が絶好調なら問題なしです。バランスよく順番に採用していけばいいわけですから、最短の場合4人×4回=16ホール目でスッキリ、オールクリアとなります。

 

ところが4人もいれば誰か1人くらいは調子の出ない選手がいてもおかしくありません。そこをカバーできるのがスクランブルゴルフの醍醐味なんですが、ティーショットだけは別で考える必要があります。

 

右に左に大きく曲げて「ゴメン!ミスった」と笑っていられるのは7ホール目くらいまででしょうか。その流れで進めば、前半の採用回数がゼロという嫌な予感しかしないパターンに陥ってしまいます(笑)

 

もし最後の最後で残ってしまった場合、OBだろうと池ポチャだろうとそれを採用しなければならず、1打目で笑顔が消える可能性大です。

 

 

ミスショットの消化はロングホールで

ということで、ショットの調子が悪い選手でも早め早めの採用がチームスコアの向上につながります。

 

ではミスショットあるいは他の3人に劣るボールをどこで消化すればいいのでしょうか?

 

ミドルホールではなかなか採用しづらく、ショートホールでもグリーンオンが最低条件、できればピンに寄ったボールを選びたいというのが本音のはずです。

 

で、消去法で残ったのがロングホールです。ロングホールならティーショットが悪くても3打目勝負が可能なので、パーセーブは計算できますし、上手くいけばバーディーもゲットできちゃいます。もし2オンできそうなボールがあっても、断腸の思いで不採用にしましょう(笑)

 

ロングホールは前後半で4ホールあるので、ここでミスショットを消化するのがチームとしての安全策ではないでしょうか。

 

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!