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デビュー戦はココに注意、初スクランブルゴルフでありがちな2つのこと

 

ゴルフがそうであるように最初は誰もが初心者です。練習場デビューにコースデビューを経て、スクランブルゴルフで競技デビューというのがおすすめの流れになります。今回はデビュー戦でありがちな2つのことについてお話します。

 

 

次に打つ人がいるのにマークを取りがち

マークする、ボールをリプレース、打つ、マークを取る。グリーン上ではこれが習慣になってしまっているので、急に変える方が難しいと思います。

 

一緒にプレーしているメンバーに「マーク取らないで!」と言われてはじめて気づくわけですが、最初のホールでは「え?」って感じでピンとこないはずです。最後に打つときは問題ありませんが、スクランブルゴルフでは初心者や慣れていない人を先に打たせた方が上手くいきやすいという定説もあり、こういうシーンはよく見られます。

 

グリーンの所作は数ホールで慣れますが、セカンド、サードショットはさらに忘れがちです。そもそもグリーン以外でマークが必要になることは特別な事情を除いてほとんどありません。

 

18ホールはさすがに覚えなさすぎですが、前半9ホールくらいはうっかりマークを取ってしまっても不思議ではなかったりします。自分が何番目に打つのかを意識しつつ、1人でプレーしているわけじゃないと、スクランブルゴルフの基本を忘れないようにしたいものです。

 

 

後半、採用条件の重圧に押しつぶされがち

次にティーショットの採用条件ですが、ペア戦は1人最低7回、チーム戦は1人最低4回とルールで決められています。

 

チームとしてなるべくいい条件のボールを採用したくなるのは当然のこと。フェアウェイキープで遠くに飛んだボールの方が採用されやすくなります。そんなこんなで1回も採用されないまま前半終了ということも珍しくありません。特にチーム戦は4回くらいなんとかなるだろう的な安易な考えのまま、インターバルを経て後半に突入しがちです。

 

でも、ティーショットって調子が悪い日はずっとダメだったりしますよね。

 

調子が上がらない選手に配慮して、ラフでもバンカーでも林の中でも、そろそろ採用しておいた方がいいんじゃないかというタイミングを逃さないことがスクランブルゴルフの重要戦略です。

 

特に今日がデビュー戦という選手がいるときは早め早めの採用で、気楽にしてあげましょう。終盤に地獄を見せることはよくも悪くも忘れられない思い出になりますが、スコアが大崩れする可能性大です(笑)

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!