2025年8月4日(月)開催「第11回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 チーム戦 全国決勝」にて見事優勝した「RED STONE’S」赤井仁司選手、水津一郎選手、吉田義隆選手、添谷友美選手のインタビュー記事です。チーム戦らしくイーグルを含めての14アンダー。4人のチームワークで真夏の御殿場決戦を制しました。
バーディー重視のティショット選択、最後の最後にプレッシャーが
【Q】今日は14アンダーで優勝、おめでとうございます。
<水津選手>
上出来でしたねー。
<吉田選手>
チャンピオンになるなら絶対50台は必要だと思っていましたけど、まあなんとか。
<水津選手>
前半最後のイーグルで29やったから、後半も同じように行ければ優勝もあるんちゃうかなと。それぞれにミラクルがあって、普通なら入らんやろうみたいのが入って。優勝という結果につながったのかなと。
<吉田選手>
あそこはバーディーでもよかったけど、イーグルによって貯金ができたという感じやね。
【Q】決め手となった18番のイーグルはどんな感じでしたか?
<吉田選手>
セカンドは残り235ヤードをスプーンで。ほかの3人が先に刻んできれていたので、2オンを狙ったのは僕だけです。フォローなら高い球で届くと思って打ちましたけど、ちょうど1ピンくらいにつけられて。
<添谷選手>
1回段の上に上がってからいい具合にもどってきたんですよ。
【Q】前半7アンダーで折り返しあとの戦略はありましたか?
<吉田選手>
ロングホールをこの2人(赤井選手と添谷選手)に残しとかなアカンと。となると僕らはショートホールを頑張らなきゃいけないとか、そのくらいかな。
【Q】赤井選手は最終ホールでのティショットクリアでしたが。
<赤井選手>
みんなに「池だけは入れるなよ」と言われて(笑)
<吉田選手>
レディスとシニアとグランドシニアといて、使用ティが全員違っていて。前の方から打つ師匠(赤井選手)と女子(添谷選手)はいつでも選べるからということで、つい後回しになりがりなんですよ。で、最後にプレッシャーがかかるという。
<赤井選手>
もう緊張しましたよ。
<吉田選手>
セカンドは180ヤードも残っていましたけどね(笑)
そんなに上手くなくても力を合わせて勝てるのがスクランブルゴルフ
【Q】みなさんはどういうご関係なのでしょうか??
<赤井選手>
みんな加茂カントリークラブというところで知り合って。で、彼(吉田選手)だけはそのクラブを抜けているんです。
<吉田選手>
今は腕を磨くために違うところに行っていまして。そっちの方が強いメンバーが多いので。
<赤井選手>
KOMAカントリークラブなんですけど、関西では強いんですよ。
<添谷選手>
だから(吉田選手は)うちのエースなんです。
【Q】予選はいかがでしたか?
<水津選手>
先月の六甲でギリギリ通過(笑)
<吉田選手>
上がり3ホールを3連続バーディー、カウントバックで勝ち上がってきました。
【Q】これまでにもチーム戦には参加していましたか?
<吉田選手>
去年の全日本チームのときは僕が入っていなかったんですよね。
<添谷選手>
チーム名は同じ「RED STONE’S」だったんですけど、小野東洋の関西決勝で落ちてしまって。それがはじめての参加でした。
【Q】御殿場コースの印象は?
<添谷選手>
めちゃめちゃよかったですね。雄大さもあってフェアウェイがフワフワで(笑)
<赤井選手>
今日に関しては風が強くて。縦距離を合わせるのが難しかったですね。
【Q】あらためて試合を振り返ってみての感想を。
<吉田選手>
上手い人はたくさんいるんですよ。今日も知り合いによく会いましたけど。僕らはそんなに上手くないけど勝てるというのがこの試合の面白いところだと思います。
<添谷選手>
やっぱりチームワーク。パターとか自分の我を出さず、素直に打てるのがこのスクランブルのチームプレーですよね。
赤井選手、水津選手、吉田選手、添谷選手、ありがとうございました。早めのスタートだったので順位が決まるまではドキドキの時間が続きましたね。優勝おめでとうございます!