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接戦を制するカギ「カウントバック」を意識して予選突破を目指せ

 

スクランブルゴルフの競技大会は接戦になりやすく、1打で泣いたり笑ったりするチームが数多く見られます。特に予選会はカットライン付近の戦いが白熱するため、最後の最後で大逆転というケースも珍しくありません。今回はそうした接戦を制するカギをルールとともに紹介します。

 

 

タイスコアの場合はカウントバック

予選会でタイスコア(同スコア)となった場合、カウントバック方式によって順位を決定します。カウントバックとは18番ホールのスコアがいい方を上位とする決定方法です。もし18番が同スコアの場合は17番、16番……とカウントバックの文字通り、後ろから数える形で優劣を決めていきます。

 

OUTスタート組は最後の最後、INスタート組も同じ18番ホールなので前半の最後から数えることになります。いずれにしても18番ホールでバーディーを決めるということは、順位決定において大きな意味を持つわけです。

 

もし上がり3ホールで3連続バーディーを奪えたなら、接戦を制するのに十分なスコアと言えるでしょう。逆に18番ホールでスコアを落としてしまうと、順位争いではかなり不利な状況です。

 

 

ティーショットの条件クリアを早めに

OUTスタート組にとって上がり3ホールは難しい局面を迎える場合があります。それはティーショットの採用条件をクリアできないまま終盤に来てしまったときです。

 

攻めるべきホールでティーショットに不安を抱えてしまうと、飛距離が伸びず、バーディーチャンスにつけるのが難しくなります。さらに明らかなミスショットを採用するような状況ではパーセーブすら困難で、最悪ボギーも覚悟しなければなりません。

 

ティーグラウンドで深いため息をつくチームは大体そのパターンです(笑)

 

最初からティーショットをバランスよく採用し、早めに条件をクリアすることがカウントバック対策につながります。

 

終盤で大崩れしないように、上位進出や予選突破を目指すチームはこのことを頭に入れておきましょう。

 

 

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!