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【女子ペアチャレンジ(1)】初タッグでダブルス戦に挑戦「思わぬ好結果」に予選突破の可能性も急浮上か?

 

ひさびさの大会参加企画です。ゴルフ女子2人がダブルス戦にチャレンジ!ということで、6月末の予選会場に足を運んできました。ショットもパットも手抜きできないダブルス戦ですが、息ピッタリのチームプレーで好スコアを目指したいところ。果たして目標はクリアできたのでしょうか?

 

 

目標スコアは84!ゴルフ女子が嵐山カントリークラブに挑む

 

 

今回2人が参加したのは6月30日(火)開催「第2回日本スクランブルゴルフ選手権2020 関東Bブロック|第4予選」です。全国決勝の舞台、北海道を目指すスクランブルゴルフツアーのフラッグシップ大会。ここ「嵐山カントリークラブ(埼玉県)」にて関東としては最後の予選会が幕を開けようとしています。

 

 

インフォメーションボードによると14ペア中12ペアが次のブロック決勝に進出できるとのこと。数字だけ見れば超高確率で勝ち抜けですが、この大会に関してはそれ相応のスコアが必要になります。つまり仮に落ちても胸も張れるほどハイレベルな試合ということです。

 

 

スタート前に最後の調整を。こうしているときにお互いの仕上がりをチェックしておくことも大切です。本番のシミュレーションを兼ねた練習ができれば自信を持ってコースに臨めるのではないでしょうか。練習とインディアンはウソをつかないと昔から言いますよね。

 

 

スタート10分前になったので競技説明を受けます。後ろ姿なので想像でしかありませんが、たぶん真剣に聞いているはずです。そしてタイガーっぽい赤黒のコーディネートからは「やってやんよ♪」という並々ならぬ気迫が感じられます。いい意味でやっちまってください。

 

 

向かって左が桜さん、右がまいさん。ゴルフライフスタッフとしても試合をサポートする2人がダブルス戦に挑戦します。ちなみに今日の目標は84とかなり甘めの見積りですが、そうなった理由はまた改めて説明しますね。ここから先はダブルス経験者&ベストスコア78の桜さんが、競技初参加のまいさんを引っ張るそうです。間違って足を引っ張らないように注意してください。

 

<HOLE10 342YARDS PAR4>

 

スタートホールはINコース10番。342ヤードのパー4です。軽く雨がパラついていますがほとんど気になりません。蒸し暑くなくてちょうどいいくらいです。

 

 

まずは桜さんのティーショット。シャキーン!と鋭い音でしたがボールは左のラフへ。やや力が入ってしまったようです。朝イチですから気にせず次へ。

 

 

続いてまいさんの番ですが、ナイスショットでフェアウェイキープ。上々のスタートを切ることができました。桜さんからも「ありがとう!」と感謝の言葉が。こうやってストレートに気持ちを伝えることが心とグリーンまでの距離を縮めるのかもしれませんね。

 

 

セカンドショットの前にボールのプレースを。桜さん曰く「『ホワッ』としたところ」だそうですが、なるべく打ちやすいところに置くという意味だと思います。独特な表現は積極的に拾っていく方針です。

 

 

パーオンはなりませんでしたが、ピンまで60ヤードと好位置からの3打目。先に桜さんがグリーンの左端に運びました。とりあえずナイスオン!

 

 

サンドウェッジを手にしたまいさんのショットは。「あっ!」という声が示すように、グリーンの奥に転がり落ちてしまいました。どうやらねらい過ぎたみたいです。

 

 

で、10メートル以上のパーパットをともに外して5打目。ここをボギーで踏み止まることが目標クリアへの条件と言えそうです。

 

 

最後は桜さんがしっかり決めてガッツポーズ!

 

 

ついでに流行りのエルボータッチを。はじめてやるそうですが、慣れた感じでヒジとヒジをつき合わせることに成功。みなさんもやってみてくださいね。

 

 

<HOLE11 112YARDS PAR3>

 

緊張が解けたところで11番ホールへ。112ヤードのパー3です。スクランブルゴルフでは油断ならないショートホール。2人のアイアンのキレに注目しましょう。

 

 

桜さんのショットはやや左に出たもののグリーンをとらえました。ナイスオン!

 

 

まいさんは残念ながらミスショット。すでに使えるボールがあるシチュエーションでは2番手の方が力みやすいのかもしれません。

 

 

まだ距離のあるバーディーパット。

 

 

右に大きく曲がるスライスライン。ここで距離感をつかんでおきたいところです。

 

 

まいさんのパットを参考にしながら桜さんがピタリと寄せてきました。

 

 

そしてナイスパーでホールアウト。2ホール目にして明るい未来が見えてきました。6月の関東地方は雨季ですが、2人の気分もウキウキに違いありません。

 

 

<HOLE12 288YARDS PAR4>

さて12番は288ヤードのパー4。距離が短めなのでチャンスホールと言えそうです。初バーディーゲットにも期待しましょう。

 

 

それにしても美しいコースですね。森林浴とゴルフを同時に楽しんでいます。

 

 

桜さんが珍しくチョロってしまったので、ここはまいさんに期待。結果はフィニッシュと同時に採用決定のナイスショット。朝の練習場でドライバーを打たなかったのが功を奏したとか。やらなくてもダメ、やり過ぎてもダメ。練習って奥が深いです。とにもかくにもダブルス戦らしい噛み合いが出てきました。

 

 

勝負のセカンドはこの位置から。残り125ヤードと十分にねらえる距離です。

 

 

桜さんが先ほどのミスを挽回するように8番アイアンを振り切り、グリーンへ一直線、翔んで埼玉。

 

 

さらにまいさんがバーディーチャンスにつけるナイスショット。ティーショット、セカンドと2連続の大活躍です。

 

 

まいさん「しっかりラインを読めれば」、桜さん「最高♪」と会話も噛み合ってきました。

 

 

この勢いのまま沈めたいところですが、どうでしょうか?嵐山の小鳥たちが「チュンチュン(=入れ入れ)」と応援してくれています。かわいいですね。

 

 

ラインは見えたものの、わずかに右という結果に。ドライコンディションであればまっすぐ転がってくれたような気もしますが、そこを見極めるのもゴルファーの仕事です。

 

 

待望の初バーディーこそなりませんでしたが、きっちりパーセーブ。3ホールを終えた時点で1オーバー。84という目標スコアを上方修正してもいいくらいの好プレーが続いています。もしかすると予選突破も夢じゃないかもしれません。と、持ち上げると崩れそうなので「ホワッ」と見守ることにしましょう!

 

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この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!