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【女子ペアチャレンジ(3)】絶対に落とせない「勝負の18番ホール」ドタバタプレーでまさかの緊急事態に!

 

ひさびさの大会参加企画です。ゴルフ女子2人がダブルス戦にチャレンジ!ということで、6月末の予選会場に足を運んできました。ショットもパットも手抜きできないダブルス戦ですが、息ピッタリのチームプレーで好スコアを目指したいところ。果たして目標はクリアできたのでしょうか?

 

 

前半終了間際に負の連鎖、好調だったショットに乱れが

 

 

ゴルフライフスタッフの女子ペア(桜さん&まいさん)で「第2回日本スクランブルゴルフ選手権2020 関東Bブロック|第4予選」に挑戦中です。6ホールを終えて2オーバーと大健闘の2人。当初のチャレンジ精神を忘れずに攻めていってほしいものです。前半終了まであと3つですが、ハーフスコアはいくつになるのでしょうか?

 

 

<HOLE16 85YARDS PAR3>

本日2度目のショートホールは85ヤードとかなり短めです。とはいえ距離がないからといって油断できないのがゴルフの難しいところ。ここはビシッとチャンスメイクを。

 

 

46度を手にした桜さん。上手くボールをつかまえてナイスオン!日頃の練習の成果を出せているようです。

 

 

さらに内側につけたいまいさんのショットはピンの手前に。いい流れでチャンスにつけました。どっちを採用するかはグリーンに上がってから決めましょう。

 

 

 

で、選んだのはまいさんのボール。距離と方向とそれ以外のなにか。より可能性の高い方を選択するのがスクランブルゴルフの鉄則です。桜さんから「上りは上り」という見たまんまのアドバイスを受けてバーディートライ。ちょっと読みが甘かったのかボールはカップの左へ。

 

 

今度こそはと打ちましたが、これも左に切れてしまいました。チャンスを逃したものの冷静なチームプレーでナイスパー。いい流れが続いています。ボギーでエルボータッチしていたスタートホールが懐かしく感じられる今日このごろですが、そんな昔のことは忘れて次にいきましょう!

 

 

<HOLE17 356YARDS PAR4>

 

試練になりそうなミドルホールですが「お腹空いた~♪」と空腹を訴える2人。ごはんとバーディーどっちがほしいと聞いたら、迷わずごはんを選ぶくらいの勢いです。次回はスコアでメニューが変わるシステムを採用したいと思います。

 

 

ここでなぜかお酒の話に。桜さんは普段からあまり飲まないそうで、まいさんはまったく飲めないとのこと。ハーフ終わりのビールのおいしさを力説したいところですが、今をときめくゴルフ女子には余計なお世話かもしれません。ビールおいしいのに。

 

 

気をとりなおしてティーショット。桜さん、空腹で力が出なかったのでしょうか?低空飛行のまま左のラフへ。

 

 

続いて「クラブハウスねらい」と方向を定めたまいさん。気合い十分だったものの右に飛んで「ファー!」の声が。やはり腹ペコでは集中力とパワーが足りないみたいです。

 

 

残り180ヤード。桜さんの黄色いボールを使います。

 

 

花道目指してドーンと大きな当たり。飛距離は文句なし。ついでにランも出てナイスオン! こういうのがあるからゴルフはやめられません。

 

 

すっかり気楽になったまいさんは「もう好きに打とう♪」と自由宣言。荷が下りて軽くなった肩がクルリと回り、宣言通りのフリーダムなナイスショット!飛距離こそ桜さんに及びませんが、好プレーに好プレーを重ねてきました。

 

 

気になるラインは「ちょいフック」と予想。このちょい加減を2人で共有できているかどうかがスコアを決めます。

 

 

パーオンからのバーディーパットはまいさんから。ちょっと弱めでしたが、パー確定と言えるナイスタッチ。

 

 

次は強気で。届かなければ入ることもありません。

 

 

強めに打ち出したボールは順調にカップに近づいていきましたが、惜しいところでストップ。桜さん、グリーンごと傾けたいくらい悔しい気持ちを見事な前屈で表現しています。

 

 

最後はまいさんが沈めてパーセーブ。見ごたえのあるホールでした。

 

 

まいさんが泣いているように見えますが、普通に汗を拭いているだけです。桜さんに「なんなのこのスコアは?ちゃんと練習したの?」と問い詰められているわけではありません。コンプラチェックを終えたところで次のホールへ。

 

 

<HOLE18 472YARDS PAR5>

 

いよいよ前半ラスト。ここ18番ホールはタイスコアのカウントバック(トータルで同じストローク数の場合、18番、17番、16番……とスコアを比較して順位を決定します)もあり得るため、気を引き締めていきましょう。

 

 

グリーンの向こう側でおいしいランチが待っています。

 

 

「どんだけ~!」っぽく「右過ぎ~!」と叫んだ桜さん。飛ばさなきゃいけないという使命感を背負ってのティーショットは右方向に。隣のホールに行ったかと思いましたが、コンと木に当たって無事生還。運はあるようです。

 

 

まいさんは「真っ直ぐ、フェース開かない、ボールを見る」と呪文を唱えながらアドレスに。こちらも右に出ましたが、しっかり使えるナイスショット。そしてカートの中には証拠映像を記録する桜さんの姿がありました。

 

 

まだ280ヤード残っていますが、ここは2人揃ってミスショット。

 

 

同じようなミスだったのでボールも同じ位置に。1ミリでもグリーンに近いボールを選びます。

 

 

これ以上失敗したくない3打目は右の斜面へ。桜さん、ちょっと疲れてきたみたいです。

 

 

やや追い詰められた感のあるまいさんは会心の当たり。今までのミスを取り返すように距離を稼ぎました。よく当たるキャロウェイさんに感謝しながら、4打目勝負に挑みます。

 

 

ということで課題のアプローチ。桜さん、今日イチのやわらかいボールでナイスオン!無重力ショット「ゼログラビティ」と名付けたいくらいです。

 

 

まいさんも正午の鐘の音とシンクロするようにグリーンへ。キンコンカンコン、ナイスオン。2人ともいいときの調子がもどってきました。

 

 

なんだか一筋縄ではいかなそうなライン。パーセーブなるか?

 

 

確実に近づけましたが、とりあえずマークして桜さんに腕に期待を。ここを耐え切ったら未来は明るいはずです。

 

 

「なんで!どうして!」と言わんばかりの惜しいパットでした。地球が逆さまに見えるくらい、パーなのかボギーなのか、今打ったのがなにパットかわからなくなるくらい悔しがっています。

 

 

肝心要の18番ホールはボギー。カウントバック勝負になると弱いですが、そうならないことを祈りましょう。

 

 

クラブハウスにもどるとハーフスコア速報が出ていました。「ゴルフ女子(ゴルフライフ)」は39ストロークの3オーバー、暫定最下位です。順位は底ですが数字的には予想をはるかに上回る好成績。目標スコアが84なので、その半分42よりも3つ少ないわけですから、まだまだ余裕ですよね。むしろ70台の可能性も出てきて後半戦への期待が膨らみます。と、その前にレストランへ。肉だの大盛りだの言っていますが、食べ過ぎ注意でランチタイムを楽しんでくださいね。

 

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この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!