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【大会レポート|速報編】第5回日本スクランブルゴルフ選手権2023 チーム戦 全国決勝

2023年9月4日(月)開催「第5回日本スクランブルゴルフ選手権2023 チーム戦 全国決勝」のレポートです。5年目の北海道シリーズは小樽カントリー倶楽部からスタート。44チームがニトリレディスも開催される北の名門コースに挑みました。

 

 

チーム戦日本一を争う場所は「小樽カントリー倶楽部(北海道)」です。昨年まではダブルス戦を行っていた難攻不落のトーナメントコース。4人1組でどこまでスコアを伸ばせるのか興味深いですよね。

 

試合当日は秋晴れの空に。昨年と少し違うのは北海道らしからぬ暑さでしょうか。前々週は35度以上の猛暑日もあったとのこと。選手のみなさんは半袖オンリーで戦うことになりそうです。

 

開放感のある練習場からは心地いいショット音が聞こえてきました。1週間ほど前、ニトリレディスに出場の女子プロもここで調整していたのかと思うとテンションが上がりますよね。

 

予選会は関東、中部、関西、そして九州を加えた4ブロックで開催。一発勝負の九州ブロックで56というビッグスコアを叩き出した強豪チームも虎視眈々と日本一の座をねらっています。

 

予定通りの7時半に第1組がティオフ。狭さを感じるミドルホールからのスタートです。仲間のエールを受けながらのナイスショット!このようにチーム内で雰囲気を盛り上げることも大切ですね。

 

さて北海道といえば洋芝です。ダフリ厳禁の洋芝ですが、さすが全国決勝出場の精鋭選手。大きいターフを飛ばしてボールをグリーンに運んでいきます。

 

いかにもチーム戦というようにバーディー合戦もはじまっています。難易度の高いコースだけに表情からも1バーディーの重みが伝わってきますね。あとは波に乗れるかどうかですが、4人のチームワークでスコアをグングン伸ばしていきましょう。

 

前半戦を終えて運命の後半戦へ。最終ホールのカップインまで勝負の行方はわかりません。諦めたらそこでなんとかです。

 

こちらは旧クラブハウスを模した売店です。名物のカレーパンで力をつけるチームも多かったのではないでしょうか。厳しいコースの中にあるオアシスといったところ。

 

そして緊張感の漂うバックナイン。プレッシャーのかかるティショットが続きます。1人につき最低4ホールを選択しなければならないというルールも後半戦からジワジワ効いてきます。2打罰のペナルティを回避して、17~18番ホールはフリーで選べるようにしたいものです。

 

一昨年、昨年と2年連続でダブルス戦を制した選手のセカンドショット。今年はチームで小樽攻略を目指しています。

 

厳しい戦いの中でもみなさん試合を楽しんでいるようです。ピンチもチャンスも4人で共有しながらコースを歩きます。本日のグリーンスピードは11.3フィート。朝のパッティンググリーンではカップを過ぎてからが速いとの感想が目立ちましたが、そろそろ慣れてきたころでしょうか。

 

真横からカップに……。センチどころかミリ単位での精度が求められるグリーンも小樽の魅力のひとつです。とはいえバーディーか、バーディー以外かのチーム戦。この1打が大きいことは言うまでもないですよね。

 

左右に要注意のホールでもしっかり振り切ります。飛距離はもちろん曲がらないドライバーはチームにとって強力な武器に。

 

そんなこんなで試合も終わりが近づいてきました。ため息と歓声の両方が聞こえてきた2023年の小樽カントリー倶楽部。ナイスプレーをつないで頂点に立ったのはどのチームなのでしょうか?

 

優勝スコアは13アンダー。2チーム横並びの末、18番ホールからのカウントバックで決着がつきました。ちなみに鬼門のミドル、プロも泣く16番ホールでバーディーを記録したのは7チームのみ。その殊勲に心からの拍手を送ります。

 

激闘を制した「ライバル会」のみなさん。前半の7連続バーディーは圧巻でした。おめでとうございます!

 

やや蒸し暑さはあったものの安定した天候のまま5回目の全国決勝を終えることができました。小樽での全力プレーをいい思い出にしていただけると嬉しいです。出場した44チームのみなさん、本当にお疲れさまでした。

 

<試合結果はこちら>
https://athlete.golf-l.jp/conventions/379/event/22059

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!