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寒くても早く!冬のチームプレーは遅延&ペナルティーに注意

 

そろそろ正月ボケも抜けてきたことかと思います。ここ数日はめっきり冷え込んでいて、1日中10度を下回ることも珍しくありません。こうも寒いと体の動きもスローになってしまいがちです。今回は冬のスクランブルゴルフにおける遅延対策についてお伝えします。

 

 

冬でも1時間前と10分前集合を忘れずに

冬場はプレー以前に出発が遅れがちです。夜ふかし&寝坊は論外として、おおよその出発時間と思われる4~5時台は路面が凍結している可能性もあります。慌てて運転していては事故のもとですので、少し余裕を持ちつつ前倒しの行動を心がけましょう。余裕があれば前乗りで近くのホテル泊がベターですが、週末または休前日じゃないと難しいですよね。

 

ゴルフ場に着くのは遅くともスタートの1時間前を目指してください。受付も第1組スタートの1時間前からはじまっています。つまり第1組スタートが7時半なら6時半にはスタッフがみなさんのご到着をお待ちしているということです。まずはチェックインを済ませてから、大会専用受付にいらしてください。

 

着いたら着いたで着替えに時間がかかるのも冬ゴルフの特徴です。夏のようにパパッとポロシャツに着替えてコースにGO!とはいきません。基本のウェアのみならず、ネックウォーマー、イヤーマフラー、ニットキャップ、ダウンのほか、使い捨てカイロやホットドリンクなど装備と手荷物が気温に反比例するように激増します。通常の1.5~2倍は時間がかかると思って間違いないでしょう。

 

準備が整ったらあとは極寒コースに出るだけです。外で体を温める方法は練習しかありません。限られた時間をフル活用して打つなり転がすなりしてください。

 

OUT、INにかかわらずスタート前チェックは10分前集合です。ここで重要なのはメンバー全員が揃っていることです。1人でも欠けていると説明がはじめられませんので、声をかけあいながら練習場からスタートホールまで一緒に行動しましょう。チームの足並みを揃っているかどうかはこのときにわかります(笑)

 

前の遅れはそのまま後ろに響くため、参加選手全員が時間通りにスタートできるようご協力をお願いします。

 

 

個人プレーよりチームプレーの方が遅い!?

スタート後はルールに沿って試合を行っていただきますが、プレーのペースはハーフ2時間15分です。チーム戦の第1組、トップスタートだと2時間を切ることも珍しくありません。

 

前が詰まっている場合を除けば、十分に守れる時間だと思います。特別な事情がない遅延(前の組と1ホール以上空くこと)は警告対象となり、ペナルティ(2打罰)が課せられこともあります。前の組と離れないように気をつけてくださいね。

 

夏でも冬でもプレー時間は大して変わらないと思います。むしろ冬の方が体を冷やさないように走ること、テキパキ動くことが多いので早く回れるような気がします。

 

では個人プレーとチームプレーだとどうでしょうか?実際のプレーを比較したところ、さほど変わらずといった感じです。スコアがよくなるからといって、プレーが早まるわけではありません。ただ、遅くなる要因はチームプレー方に数多く隠れていて、作戦会議という名の打ち合わせが長引くなどいろいろ考えられます。

 

ありがちなのはボールが散らばったときでしょうか。それぞれのボールに向かってメンバーがバラバラになるため、意思の疎通がしにくくなります。なので、声を大きく、ジェスチャーを交ながらアピールして採用か否かを伝える必要があります。また自分のボールが採用されることを想定してクラブも必ず持っていく、と。この辺は個人プレーと同じ考え方です。

 

キャディさんがいる場合も同様で、聞かれるのを待つのではなく「8番、お願いします!」「52度で!」など、そうと判断した時点で希望を伝えましょう。

 

上手いチームほど、自主的かつスピーディーに行動しています。それでいてチームワークもしっかりしているのでもはや言うことなし。一方、ダラダラプレーは体温もスコアも下がりやすいため、メリハリのある動きを心がけましょう。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!