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予選突破のカギは前半終了後に!?インターバルの過ごし方で好スコアにつながる

 

ゴルフはOUTとIN合わせて18ホール、5時間近くの長丁場なので安定したプレーを続けることが難しいですよね。スクランブルゴルフでもやることは一緒ですから、2人や4人のチームプレーになっても、安定感がそのままスコアに反映されます。そこで今回はスコアと順位を大幅に下げてしまう不安定プレーの要因について触れてみたいと思います。

 

 

スタートホールでチームに勢いをつける

スクランブルゴルフはスタートの勢いが大切です。いつもの遊びのラウンドであえば朝イチはゆっくり、体を慣らしながらという感じですが、スクランブルゴルフは最初のティーショットから全力を出し切るフルスイングが基本です。

 

特に上位を目指すチームにとって、おはようバーディーを獲るか否かは運命の分かれ道。天国と地獄くらい差があったりします。

 

序盤で1つスコアを伸ばす、1歩リードするという数字的な意味もありますが、どちらかというと気持ちの部分に作用するところが大きく、スタートホールのバーディーはやる気を生む起爆剤になります。サッカーでも野球でも先制することで、火が着くようにテンションが上がりますよね。そして先制点をあげるタイミングは早ければ早い方がいいわけです。

 

スクランブルゴルフの場合、前半9ホールを終えるまで順位がわからないため、早めのバーディーはやる気だけでなくチームにとっての安心材料にもなります。

 

さて、スタートホールから勢いよく飛び出し、絶好調のまま前半のプレーを終えたチームのみなさん。ハーフスコア速報を見て「よし行ける!」と嬉しく思うのは当然ですが、インターバル中は一旦落ち着いた方がいいかもしれません。

 

 

絶好調でも祝勝会は試合が終わってから

スクランブルゴルフでも通常のラウンドと同じくインターバル中はレストランで食事休憩になります。前半絶好調だったチームは気分よくメニューと向き合えそうですよね。プレーとスコアを振り返りながら、メンバー同士の会話も弾むことでしょう。

 

ただ、落とし穴はここにあったりします。

 

あまりにも気分がよすぎると食事休憩が早めの祝勝会に変わってしまうからです。

 

実際に前半あんなに調子がよかったのに後半大きくスコアを崩したチームの方々に話を聞いてみると「ちょっと調子に乗りすぎた(笑)」との声が返ってきたりします。

 

仲間と一緒かつ競技大会でいいスコアを出しているわけですから、インターバル中に前祝いしちゃうのもわからないでもないですが、後半終了と同時に肩を落として帰ることにならないようにしたいものです。

 

ということで、どんなに調子がよくても祝勝会は試合が終わってからにしましょう。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!