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2人1組だから面白い!ペアの個性がスコアにつながるダブルス戦

 

スクランブルゴルフツアーのエントリー方法は数種類あります。いい夫婦ペアのようにハッキリと参加条件が決まっている大会を除けばダブルス戦とチーム戦の2つが基本です。今回は2人1組で挑むダブルス戦ならではの魅力をピックアップしてみました。2人だからこそできるチームプレーとは?

 

 

他のペアとの組み合わせで競技らしい非日常体験を

ダブルス戦のいいところはメンバーを集めやすいことです。集めるというほどのことでもなく、2人だけなので自分以外にもう1人見つければOK。参加の意思確認やスケジュール調整も1回の連絡で済みます。はじめて参加するときは手間を省けるダブルス戦の方が好都合かもしれません。

 

 

そして初参加から長期に渡ってペアを組み続けるケースは多いと思います。漫才コンビの相方と同じく、長く組むほどコツがわかり上手くなっていくものです。むしろ最初のスコアが想像以上に悪く、ついでに予選落ちしてしまったとしても「次こそは!」と闘志を燃やしやすいのも2人1組のダブルス戦ならではのこと。落ちてすぐ次戦のエントリーを決めるという話も珍しくありません。

 

逆にいろんなパターンを試しやすいという考え方もあり、言い方はアレですがパートナーを次々と替えながらよりよい組み合せを探っていくのも面白そうです。

 

ダブルス戦の場合、試合当日は他のペアとの組み合わせになります。シングルス戦、オープンコンペ、1人予約で慣れている人もいるでしょうが、ライバルペアと一緒のラウンド、マーカーとなりスコアチェックするのも競技大会らしい体験のひとつです。また自分たちのプレーに集中しながら、相手ペアの戦い方を参考にすることもできます。特にグリーン上では瞬き厳禁です。

 

 

2人の関係性=チームプレーの特色という面白さ

メンバーが2人ということでチャンスは2回あります。普段のラウンドにおいて「上げずに転がしていたら」「もう少し強く打っていれば」とタラレバの話をすることはよくあるはずです。スクランブルゴルフでは1人で2回打つことはできませんが、パートナーに託すカタチでそのタラレバを実現します。

 

 

ただ方向性はともかく、強い弱いの力加減を伝えるのはなかなか難しく、言葉巧みに誘導しながらバトンを渡すことになります。コミュニケーションの良し悪しでスコアに差がつくと言ってもいいでしょう。ある意味2人の関係性がそのまま映し出されるような、人間味のあるチームプレーがダブルス戦の魅力なのかもしれません。似た者同士でも凸凹コンビでも、カチッと上手くハマればナイスプレーが続きます。

 

他のスポーツでもそうですが、テニス、バドミントン、卓球、ビーチバレー、プロレスなど2人1組のイメージはわりと頭の中にあるものです。でも経験の有無となると実際にやったことがないという人は多いのではないでしょうか?そして正式な競技大会への参加はさらにハードルが上がり、フォーメーションや前に出るタイミングなど普通に1人プレーのときよりも難しくなったりします。

 

同じダブルスでもスクランブルゴルフはほとんどやり方を変えることなく、いつもの感覚で2人1組のプレーを楽しめます。おまけに個々の実力以上のスコアを出すことができます。

 

1人では叶わない夢をすぐに叶えられるダブルス戦。気の合うパートナーと一緒に参加してみませんか?

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!