スクランブルゴルフツアーでは「第1回ゴルフライフスクランブルゴルフ選手権2020」や「第3回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」など新規大会のエントリーがスタート!スケジュールを見ながら参戦を検討している人も多いかと思います。そこで今回は初参加の方のためのリファレンス(兼事務局からのお願い)をまとめてみました。
試合当日は道路事情を考慮した上で早めの出発を
普段のゴルフもそうですが、試合当日はさらに時間厳守です。スクランブルゴルフツアーではスタート時間の10分前に40分前までに選手受付を済ませることを原則としています。でもピッタリ40分前だと結構ギリギリの感じなので、1時間前、さらに1時間半前など余裕のあるスケジュールでお願いします。
早く着いた分、試合前の練習に時間を割くことができるので、プレーにも好影響が出るはずです。またレストランで段取りやコースの確認などミーティングついでに朝食を楽しんでいる選手のみなさんも少なくありません。ゴルフ場のオープン時刻は会場要綱に記載していますので、事前のチェックをお忘れなく。
平日開催の場合は朝の通勤渋滞も気になるところです。カーナビの予想通りとは限りません。特に7時以降は道路事情に要注意。遅れを取りもどそうスピードを上げるのも事故のもとです。ご存知のようにゴルフ場に近づくほど道幅がせまくなり、通行する車も増えます。常に安全運転できるように前倒しで出発しましょう。
パッティンググリーンで本番同様のシミュレーション
受付を済ませたあとに見ていただきたいのがインフォメーションボードです。大きめのホワイトボードにペタペタと紙が貼り付けているものですが、具体的には基本ルール、当日の注意事項、使用ティー、組み合せ表などを掲示しています。
内容的にはボリューミーのため、サッと目を通しただけでは覚えきれない可能性があります。そこで活用したいのがスマートフォン。部分的もしくは全体的に撮影しておけば「あれ、なんだっけ?」となったときに役立ちます。一歩引いて撮影すれば画角ピッタリに収まります。
情報を一通りインプットして、着替えを済ませたあとは忘れ物がないかどうか最終チェックを。その後、ほとんどの方がクラブを数本持って練習場に直行します。なお混雑緩和のため1人につき1カゴのみでお願いしています。当日の参加人数や時間帯によっては順番待ちになるため、スタートに間に合うように行動しましょう。
続いて最後の仕上げとしてパッティンググリーンへ。この辺から集中力を高めたいところ。バラバラで練習するよりも、ペアまたはチームで本番を想定したシミュレーションを行うのがおすすめです。
OKはなし、プレーペースを維持しながらナイスイン
スタート後はとにかく頑張るだけですが、初参加の方はプレーの流れに戸惑うことも多いはずです。基本的には同じ場所から打って、いいボールを選んで、マークしての繰り返しになります。フェアウェイ、ラフ、バンカー、グリーンと、どのシチュエーションでもパターンは同じです。ただバンカーは(マークしてボールをピックアップ後の)打つ前に均せますので、なるべく条件を整えてください。
スクランブルゴルフはグリーン上でのプレーに時間がかかる傾向があります。グリーンはスコアを左右する重要ポイントということでライン読みなどじっくりやっていただいて大丈夫ですが、前の組と離れそうなときはテンポを上げましょう。ハーフ2時間15分を目安にプレーファーストで。
あとどんなにカップに近くてもOKはありません。普段OKパットに慣れている方はうっかりボールを拾ってしまうかもしれないので注意しましょう。ダブルス戦では3パットもあり得るため、最後の最後まで集中力を切らさないようにしてください。