梅雨前線の発達により西も東も梅雨入りとなりました。これからしばらくは雨予報が続くことでしょう。そんな梅雨にも負けずスクランブルゴルフツアーは元気印で開催中!まさに梅雨ダクなスケジュールです。今回はタイムリーな話題として、雨とスクランブルゴルフの関係性についてまとめてみました。梅雨時期にスコアが伸びるワケとは?
全国的に梅雨入り!海の日までは雨の試合が多めに
自然の中で行うゴルフは天候の変化に合わせることも忘れてはいけません。さすがに降水確率0%でレインウェアを用意する人はいないと思いますが、ちょっとでも雨の気配がある場合はしっかり準備してからコースに向かいましょう。
例年、6月上旬から天気予報に傘マークが増えてきます。梅雨は日本だけじゃなく中国や韓国を含めた東アジア特有の気候だそうで、海の向こう側でも雨雲が広がっているとのこと。梅雨明けは関東地方だと「海の日」が目安になっています。今年のカレンダーでは7月20日(月)ですが、その週のどこかでカラッとした夏の陽気と青空が期待できると思います。
スクランブルゴルフツアーの試合は雨が降っていても普通に実施します。選手のみなさんの安全を確保できないような、プレーに支障が出るような著しい悪天候でもない限り、予定通りにスタートを切っています。
ただ雨とセットでありがちな落雷の危険、もしくはコースが水浸しになるような急激なコンディションの変化など、一時中断はあり得ますので、その際は場内アナウンスまたはキャディさんの指示に従ってくださいね。
雨の日でもプレーを楽しめるのがスクランブルゴルフ
チームプレーのいいところは意外と雨天のときに見てとれます。たとえばダブルス戦だと1回打ってすぐ交替を繰り返すので傘ひとつで用が足ります。移動中も基本一緒なので2本持ち歩かなくて済むわけです。特にミックスペアやいい夫婦ペアではおなじみの光景かもしれません。
あと普段のラウンドで雨が降っていたら孤独になりますよね。雨音だけ聞きながらのプレーが延々と続くようなちょっと物悲しい感じです。その点、スクランブルゴルフは打つ場所が同じということで寂しさはありません。ついでに距離感や方向性など好スコアに向けての情報交換も必要なので、晴れているときと同じように会話も多いはずです。
スタート時に雨が降っていればレインウェアを着ている方がほとんどですが、途中から降りだしたり、降ったり止んだりを繰り返すような天候のときは意外とそのままの恰好でプレーを続行しています。
そういえば去年、これでもかというほど土砂降りの試合があったのですが「もうどうでもいい!」と吹っ切れたかのように濡れっぱなしの選手が多かったことを思い出しました。男性4人のチームだとTHE体育会系のズブ濡れプレーも楽しそうですね。そのつもりの方々は着替えの用意をお忘れなく♪
晴れているときより目標スコアを上方修正できる!?
雨だとスコアにどう影響するのかという話ですが、晴れの日とあまり変わらないようです。天候に関係なく上手い人は上手く、強いチームは強いと。よほどの荒天でなければトップスコアもカットラインも平常通りです。
ひとつ気になるとすればスタートのタイミングでしょうか。10~20組の試合になるとスタート時刻によってコンディションの差が出てきます。最初は晴れていて次第に悪化していくような日はなるべく早くスタートしたいと思うことでしょう。同じ試合に出ていて、ほとんど濡れずに済むチームもあれば、雨に打たれっぱなしのチームもあるわけです。この辺は強風と同じように運要素が強いので、あるがまま受け入れるしかありません。ゴルファーとしての宿命です。
それと「雨の方が入りやすい」と言う選手も一定数いらっしゃって、濡れて重くなったグリーンの方が好都合なのだとか。雨が降っていると集中力も増して、バーディーチャンスを活かしやすいのかもしれませんね。
最後に雨天の試合ではスコアカードの取り扱いに注意してください。濡れて破れてのボロボロ状態でアテストに臨まないよう気をつけましょう。