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2人にしかできない連携プレーで好スコアを!ダブルス戦の流儀とは?

 

アーカイブを眺めているとチーム戦にスポットを当てた記事が多いような気がするため、今回はダブルス戦をテーマにスコアやプレーのコツをまとめてみました。2人でチームプレーを楽しむために欠かせないことは?

 

 

好スコアを目指すなら話の早いパートナーと

スクランブルゴルフ未経験の人にとって真っ先に期待するのはスコアだと思います。2人で協力すればどのくらい出せるのだろうかと。もちろん1人のときよりいいスコアが出るわけですが、どこまで縮められるかは実際にやってみないとわかりません。

 

 

聞いた話と過去のリザルトを照らし合わせてみると、2人ともアベレージ100の場合、わりと上手くできて80台半ばといったところ。それ以上を目指すには奇跡を連発するしかないと思います。で、アベレージ90だと80台前半~70台半ば、予選突破の可能性が出てきます。そしてトップや上位通過、アンダーパーをねらうなら2人揃って70台を出せる実力が必要になってきます。

 

また2人のレベル差が小さく、できればお互いにタイプが似ている方がチームプレーのよさをよりわかりやすく体験できるみたいです。スクランブルゴルフでは「もう1回打つことができれば」という普段のラウンドでは絶対無理な願望を叶えられるため、ショットでもパットでもさっきやりたかったことをパートナーに託すカタチになります。つまりあまりにも違うタイプだと噛み合いにくく、個性のぶつかり合いになってしまうのです。

 

そのほか一緒に出るパートナーの好条件があるとすれば、多くを語らなくても十分に理解してくれる人でとにかく「話が早い」ことが重要。2人で決断しながらプレーを進めるわけですからチャンスのときもピンチのときも「もたつかない関係」が理想的です。

 

 

アバターのような相方のプレーをよく見ること

普段のラウンドで人のプレーをわりとちゃんと見ているとすれば、ティーングエリアとグリーンじゃないでしょうか?ただその瞬間は目撃しているものの、そんなに長く記憶に留めているわけではないと思います。やはり自分のプレーの方が大事で、見てすぐ忘れるのが普通です。

 

 

スクランブルゴルフのダブルス戦は2人しかいないので、見るべきはともに戦う相方のみ。スタートからフィニッシュまで、まるで自身のアバターを見ているかのよう細かくチェックしましょう。なぜなら「次は我が身」だから。スコアを崩す原因は2人で同じミスを犯すからで、セカンドチャンスを棒に振るのが一番ダメなパターンです。

 

2人揃ってOB、2人揃って池、2人揃ってショート。ほかにもいろいろあります。

 

打つ順番は2人で決めることですが、先に打つ選手が気楽なのは言うまでもありません。仮にミスったとしても「あとはヨロシク♪」とバトンを渡せばいいのです。当然、後に打つ選手のプレッシャーは重く、どう転んでも及第点以上の結果を残す必要が出てきます。

 

つまり後に打つ選手は相方の結果によってプレーが変わります。上手くいけば攻める、ミスしたら守るという2つの仕事をこなし続けることになります。言い方はちょっとアレですが、パートナーの尻ぬぐいを楽しむくらいがいいですね。

 

 

同組ペアと協力しながら記憶に残る1日に

ダブルス戦にエントリーしても他のペアと同組になり、試合中は4人でコースを回ります。また同組のペアはお互いのマーカーになるため、スコアとともにプレーの内容も確認しなければなりません。

 

 

スタートから数ホールはいつもの遊びラウンドとは違うムードに戸惑うかもしれませんが、ペア単位ではなく組ごと盛り上げることできればダブルス戦をよりよく楽しめます。

 

競技大会だとしてもどうせ18ホール回るなら明るい雰囲気の方がいいですよね?

 

ペア同士、ライバルでありながら一緒にプレーを楽しもうという意識があれば、スコアの良し悪しに関係なくいい思い出ができます。スコアを伸ばせず予選落ちしてしまっても「また挑戦しよう!」と思えたなら成果アリ。

 

プレーは真剣に、そして同組のペアとのコミュニケーションを楽しみながら、大会当日を記憶に残る1日にしましょう。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!