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やればやるだけ効果アリ!練習ラウンドでわかる意外な事実とは?

 

もう間もなく第2回チャレンジスクランブルゴルフ大会、第1回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 Autumn-Winter、2019チーム対抗スクランブルゴルフ選手権の3大会がはじまります。そこで今回はスクランブルゴルフツアー初参加のみなさんのためのリファレンスとして、練習ラウンドについてまとめてみました。

 

 

一度はスクランブル形式で練習ラウンドを

初参加に備えてスクランブルゴルフの競技ルールは概ね頭に入れていると思います。条件のいいボールを選択して、チームとしてのスコアを記録して、ティーショットの採用は1人最低何回とか、ざっくり言うとそんな内容です。

 

 

ルール自体はシンプルですが、ただ実際にやってみると戸惑うことも多いようで、前半の数ホールはドタバタしてしまうかもしれません。もちろんそのドタバタホールもスコアに反映されるため、なんの準備もなく本番を迎えると「思っていたのと違う」感を味わう可能性が高いです。

 

そこでおすすめなのが、スクランブル形式での練習ラウンドです。

 

コースはどこでもOKなので、まずは気軽にスクランブルゴルフを初体験してみましょう。ここで大切なのはスコアを気にしないことです。ルールとプレーの流れを体験することが目的なので、一喜一憂せずに前に進んでください。

 

一番あるあるなのが最初に打つ人がマークをしなかったり、外してしまったりすることでしょうか。普段のラウンドではセカンドやサードショットでマークすることがないため、ある程度意識していないと次に打つ人が「あれ、マークは?」となってしまいます。

 

逆にグリーン上ではいつも通りマークはするものの自分が打つ前に外してしまうことが多々あります。本番では無意識でできるように、この一連の作業に慣れておきましょう。小さなトラブルを省くことができれば、その分プレーに集中できます。

 

 

ラウンド後の反省会で課題を洗い出す

練習ラウンドを終えたら、記憶が新しいうちに反省会を行いましょう。ラウンド後は「あそこはよかったねー」的なただの飲み会になりがちですが、競技参加という目的を見失ってはいけません。

 

 

スクランブルゴルフで最も大事なのはどのボールを採用するかという話です。実際にやってみると距離優先でグリーンやカップに近い方を採用し続けるわけにはいかないことが、よくわかると思います。やはり18ホールもあると、ショットの調子に浮き沈みが出てきます。1人であればどうにもなりませんが、この状況を2人または4人のチームプレーで解決していくのがスクランブルゴルフの醍醐味です。

 

またティーショットの採用回数も反省のネタになるはずです。後半で切羽詰まるとスコアへのダメージは計り知れません。特に最終ホールはフリーで打てるように調整が必要です。ティーショットは置きに行くか攻めるかの2択ですが、スタートする前にメンバーごとの役割を決めておくのがいいでしょう。練習ラウンドでお互いの持ち球や飛距離を把握しておけば、果たすべき役割を決めることができます。

 

反省会の最後はウェアを揃えるとか明るい話題で締めましょう。課題の整理と解決策が決まればあとは普通の飲み会でOK。本番に向けてモチベーションを高めていくことも大切です。

 

 

大会コースで本番さながらのシミュレーション

スケジュールに余裕があれば本番前日もしくは1週間くらい前に大会コースで練習ラウンドを行いましょう。なお大会公式の練習ラウンドの予定はありませんので、各自でゴルフ場に予約してください。

 

 

ここで確認するのは実際に出せるスコアとホールごとの戦術です。スコアについては「練習ラウンドの方がよかった」との声が多く、やはり本番は緊張してしまうのかもしれません。練習ラウンドでビックリするような好スコアが出たとしても、あくまでも調子のいい状態として受け止めた方が、冷静に本番に臨めるのではないでしょうか。

 

戦術に関してはヤーデージを見ながら、攻めるホールと守るホールを区別していきましょう。よく言われるのは攻めのロングに守りのショートです。スクランブルゴルフにおいてロングはボーナスホールのようなもので、ここでバーディー以上をとることがチームの必須課題です。一方、ショートは高精度ショットが打てるかどうかの話になり、チームプレーの利点を活かしにくいという難所。神ショットが出なければ「なんとか耐えましょう」が正解かもしれません。

 

前日に練習ラウンドを行った場合、酒盛りはほどほどに早く就寝してください。せっかく入念に準備をしてきても、遅刻&失格になってしまったらすべてパーです。本番前の最後のイメトレとしてナイスドリームを見ておきましょう。

 

 

まだエントリーしていないという方は、とりあえずスクランブル形式でラウンドしてみてから参加を決めるのもいいと思います。「これならイケる!」と確信していただければベストですが、おそらくスコアに関係なく即決ではないでしょうか。そのくらいスクランブルゴルフは実際にやってみると楽しいラウンドスタイルということです。お

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!