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女性ゴルファー大集合「2019太平洋クラブレディススクランブルゴルフ選手権」の魅力

 

2003年に当時現役の高校生だった宮里藍さんがプロツアー優勝という快挙を成し遂げてから女子ゴルフを取り巻く環境は様変わりしました。16年が経った現在、黄金世代と呼ばれる人気プロがトーナメントを盛り上げ、明るいウェアに身を包んだ女性ゴルファーがプレーを楽しむ姿が日常のこととなっています。そこで今回は女性限定参加「太平洋クラブレディススクランブルゴルフ選手権」の魅力をまとめてみました。

 

 

気の合う仲間と「レディスチーム」を結成

決して珍しい存在ではなくなった女性ゴルファーのみなさんですが、ゴルフをはじめた当初は友人や知人の男性に誘われてコースに行くことが多かったのではないでしょうか?その後はラウンドにも慣れ、コンペに参加したりコースメンバーになったりしているうちに同じ女性のゴルフ友だちが増えてきたはずです。

 

 

ゴルフライフの充実とともに今度は大会に出てみようかとワンランク上のステージを目指すわけですが、シングル戦のレベルで戦うにはもう少し経験が必要だったりします。そこでオススメなのスクランブルゴルフです。参加方法は2人で戦うダブルス戦、4人で戦うチーム戦の2通り。「太平洋クラブレディススクランブルゴルフ選手権」であれば女性同士で参加することができます。

 

戦う相手チームも全員女性ですから、ティーポジションも一緒のノーハンデでスコア争いを楽しめます。仲のいいメンバーとレディスチームを結成して、気軽にエントリーしてください。

 

 

女性同士なら「情報共有できる」メリットも

チームメンバー全員のティーポジションが同じということは番手や飛距離の情報共有においてメリットがあります。たとえば男女のミックスペアだと、打つ位置が異なるため男性と女性がそれぞれ別の視点でティーグラウンドに立つことになります。セカンドショット以降も男女ではパワーの違いがあるので、打つ方向以外は各々の感覚でプレーしなければなりません。

 

 

しかし、全員女性のレディスチームであればオーバーやショートといった情報をもとに、番手を選び直すなどベストショットに近づけることができます。特にグリーンをねらうセカンドまたはサードショットにおいて5~10ヤードの差は大きく、コンスタントにスコアを伸ばすには全ホールで精度の高いショットが求められます。

 

ショットメーカー不在のチームでもメンバー同士の力を合わせることで、普段では考えられないようなベタピンショットが出るようになります。

 

 

決勝大会の舞台「御殿場コース」を目指して

予選会はダブルス戦、チーム戦とも3~6月に計4試合を実施します。大会名の通り、開催コースはすべて太平洋クラブ。江南コース(埼玉県)、美野里コース(茨城県)、成田コース(千葉県)、六甲コース(兵庫県)の各予選における規定上位チームが、8月30日(金)「御殿場コース(静岡県)」にて開催される決勝大会に進出します。

 

 

雄大な夏の富士山に見守られながら、攻め甲斐のある大舞台で女性チーム同士の頂上決戦が行われます。また大会当日は「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」との併催になるため、東西のアスリートゴルファー大集合というイベント感も満喫できます。なお昨年の優勝スコアはダブルス戦が6アンダー、チーム戦が12アンダーと、決勝大会に相応しい好記録が生まれました。

 

栄冠をつかむチャンスはどのチームにあります。熱い志とともにゴルファー憧れの地、御殿場コースを目指しましょう。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!