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【大会レポート|優勝チーム編】2018チーム対抗スクランブルゴルフ選手権 チャンピオン大会

 

3月26日(火)開催「2018チーム対抗スクランブルゴルフ選手権 チャンピオン大会」のインタビュー記事です。試合終了後、見事優勝したチームにお話を聞きました。プレーを振り返りながら、当日の感想と勝因について語っていただきました。

 

 

 

優勝は「一剛亮基」華山龍成選手、廣田剛士選手、須山亮選手、毛基地選手。2イーグル、14バーディー、ノーボギーのトータル54(OUT27、IN27)と突出したスコアとともに勝利をつかみました。

 

 

 

【Q】チャンピオン大会優勝、おめでとうございます。

【A】ありがとうございます。

 

【Q】確か予選でも53というスコアを出していたと思いますが。

【A】<廣田選手>レイク相模ですね。<華山選手>それで浜野のブロック決勝で悔しい思いをしたんだよね?<廣田選手>スコアが悪くて記憶にないですね。削除しちゃったというか(笑)

 

 

 

【Q】では今回はその53を越えるスコアを目指そうと。

【A】<廣田選手>予選で53を出して、次に別大会でも同じスコアを出しているんですよ。2回連続で出せているので、今日の最後パーじゃなかったら獲れたのに。嬉しさ半減という感じはありますね。<華山選手>53とか54はそこそこ噛み合わないと出ないですよ。やっぱりちょっと調子悪いと56~58くらいになってしまうと思います。

 

 

 

【Q】好スコアを記録するために個々の技量とチームワーク、どちらを重視していますか?

【A】<華山選手>チームワークですね。各々役立っている部分があって、それが噛み合ったときに必ずバーディーが獲れるので。うちはチームワークがすごくいいと思います。<廣田選手>得意と不得意がみんなバラバラなんですよ。持ち球が違うというか。フェードだったりドローだったり。飛ばす人、フェアウェイを確実にキープできる人みたいに、それぞれなにかしらの持ち味があるので。

 

 

 

【Q】現在のチームは勝つためのメンバーを揃えたということでしょうか?

【A】たまたまというか、みんなシングルでも戦える技量は持っているので、それが4人集まってチームワークが生まれ、プラスアルファの力を出せているという感じですね。

 

 

 

【Q】今日は長いものでどのくらいの距離のパットを沈めていましたか?

【A】<華山選手>5メートルくらいバーディーパットですかね。ショートが一番ネックなんです。

 

 

 

【Q】その他、ピンチらしいピンチはありましたか?

【A】<廣田選手>14番、グリーンまで残り95ヤードというところから、2人ミスって2人乗せたんですけど、その後のパットが外れて……というのがあったので。あれは正直気持ち悪かったですね。それまでずっとバーディーだったので、あの場面で途切れると思っていなかったですね。あるとすれば17番かと。<華山選手>2メートルくらいのパットを4人とも外すと空気が重くなっちゃうんですよ。ショットは上手く打つんですけど、グリーンに上がったときに前のホールの記憶が蘇ってきて。だからそれを引きずらないようになんとしてでもバーディーを獲りに行くという感じで。

 

 

 

【Q】スクランブルゴルフ大会に参加したきっかけは?

【A】<華山選手>みんな個人戦に出ているんですよね。普段、1打の重みを感じている中で、こういうお祭りのような大会に出てもいいんじゃないかと。下向いて暗い顔するのではなく、もっと楽しいゴルフをやりたくて。実際、楽しくてしょうがないですよ(笑)<毛選手>笑いが絶えない、本当に。<廣田選手>でも他のチームと比べたらうちはテンション高くないと思う。俺のせいかもしれないけど(笑)

 

 

 

【Q】その点、ベストスコアを意識するとチーム内に緊張感が漂いますよね?

【A】<廣田選手>緊張感はそんなにないんですよ。みんな上手いのはわかっているので、自分がミスしても誰かがカバーしてくれるという信頼関係ができているので。今回残り2ホールの時点で僕だけティーショットが1つ残っていたんですよ。だから17番か18番で採用されなきゃいけないんですけど、仮に僕がミスしたとしても、なんとかしてくれるだろうと。そんな絶対的な安心感がありますよね。

 

 

 

【Q】この強いチームで目指すところというのは?

【A】<廣田選手>物理的に50は出せるはずなんですよ。ハーフのベストが25なので。イーグル4つ、あと全部バーディーを獲れば。<華山選手>あとはコースですよね。人と戦っているわけではないので。今回は石岡ゴルフ倶楽部でしたけど、どうやって攻略していこうかと。それを楽しみに来ています。

 

 

 

【Q】大会コースの印象はいかがでしたか?

【A】<廣田選手>普段の試合だと一番後ろのティーを使っているので、今日のティーポジションだと短くて広いとしか思えなくて、ノンプレッシャーに近いですよね。<華山選手>だから笑いながら楽しくやれていますよ。これがもし後ろのティーになったら、みんなでいいスコアを出してバーディー合戦というスクランブルゴルフのよさがなくなってしまうので、こういう形でいいんじゃないかと思います。

 

 

 

【Q】はじめてスクランブルゴルフに参加する人たちになにかアドバイスがあれば。

【A】<華山選手>スクランブルゴルフでスコアを出すにはちゃんと計算しなきゃダメです。たとえばティーショットが飛んだからといって毎回それをチョイスしているとあとで詰まってしまうので。うちはまんべんなく採用して、最後の17番とか18番とかは全員でどれを選んでもいいよという形をつくっているんですよね。スコアを落とすチームは苦しいところから打つ展開に陥っているのではないかと。ノリや勢いだけで18ホールは持たないと思います。<廣田選手>あとはなんだかんだといっても飛距離じゃないかと思うんですよね。近くまでボールを運べば間違いなくバーディーの確率は上がりますから。

 

 

 

【Q】改めて今日を振り返っての感想は?

【A】<毛選手>やっと獲れたなという感じです。<廣田選手>スクランブルゴルフでタイトルを持っていなかったのでね。<須山選手>楽しかったですよ。いつもの愉快なメンバーと素敵なコースと素晴らしい運営と。<華山選手>あと最高のキャプテンと。<須山選手>最後に言うつもりだったのに(笑)でも本当に楽しくて。僕はあまり競技に出ないんですけどスクランブルゴルフはやっぱり楽しいので。今日は素晴らしい1日でした。ありがとうございます。

 

 

 

みなさんご対応ありがとうございました。2018シーズンの最後に記録されたのが54ストロークというビッグスコア。これを機に新たな目標を立てたチームも多いでしょうし、刺激にもなったと思います。2019シーズンも好スコア続出の予選会、決勝大会になることを期待しています。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!