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【大会レポート|優勝ペア編】第10回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 全国決勝

 

2025年3月3日(月)開催「第10回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦 全国決勝」において見事優勝した「王様と奴隷」市川毅選手、二村一宇選手のインタビュー記事です。僅差の優勝争いを制して新チャンピオンに。勝因はどこにあったのでしょうか?

 

 

御殿場の全国決勝は雨、風、そして寒さの我慢大会に!?

【Q】どういうご関係なのでしょうか?

 

<二村選手>

ゴルフ友だちで、もう30年くらいの付き合いです。練習場でも会うし、地元の仲間ともつながりがあるしで。なんかいろいろ縁があって。

 

<市川選手>

確か最初、一緒に回ったとき同じ靴を履いていたよね。背格好が同じだったりとか足のサイズも一緒で。ダブルスにはよく出ていますけど、二村さんと一緒にやるのは今回がはじめてなんです。

 

 

【Q】ダブルスをはじめたきっかけは?

 

<市川選手>

個人の競技でギスギスやるのはちょっと嫌になっちゃって。基本的に楽しくやれた方がいいので競技との向き合い方をシフトしてダブルスに。

 

<二村選手>

(個人戦だと)数字を追いかけなきゃいけないからね。スコアが出なすぎてゴルフイップスみたいになっちゃうから、こっちの方が気軽に楽しめるんですよね。

 

<市川選手>

だからずっとリハビリ中なんです(笑)

 

<二村選手>

久々に(市川選手と)回ったけど上手になっていたし、いいきっかけにはなっているんだろうと思うよね。

 

 

【Q】スクランブルゴルフの感想は?

 

<二村選手>

こっちのナイスプレーに対して喜んでくれるじゃないですか。その逆でも嬉しいですから。普段はそんなことないので。コンペの幹事もやりますけど、そっちもスクランブルにしているんですよ。

 

 

【Q】今日は厳しいコンディションでしたね。

 

<市川選手>

朝からずっと我慢大会だったからね(笑)

 

<二村選手>

ちょっとキツイですよね。風、雨、そして寒さと全部揃っちゃっているから。コースとしっかり向き合っていないと数字は出ないと思います。

 

 

やってみたら意外とスコアがよかったからプレー続行へ

【Q】そんな中、18ホールを回り切れた理由は?

 

<二村選手>

実際にやってみたら意外と数字がよかったからです。帰ったらもう失格じゃないですか。でもオーバーだったらハーフで終わっていましたね。

 

<市川選手>

うん、帰るね(笑)

 

 

【Q】見事優勝しましたが、2アンダーというスコアについては?

 

<二村選手>

朝に2アンダーだったら優勝の可能性もあると予想していて。

 

<市川選手>

たまたま16番と18番がバーディーだっただけで。2人で言っていたのはボギーを打たないようにしようと。

 

<二村選手>

最後、ボギーだったけどね。やっている方としてはもっといいスコアにしたいんですけど、ちょっと厳しかったです。距離は短いですけどランが出ないので。

 

 

 

【Q】試合を通じてなにか気づいたことはありますか?

 

<二村選手>

作戦は大事ですね。ノリとか雰囲気でやっているとダメですよ。ティショットの選択、パットの順番、最初に打つ人の役割とか。細かい話ですけど適当にプレーをしていればいいというわけじゃないですよね。

 

<市川選手>

パターはそれぞれのクセがあるから、同じラインで打ってもちょっと違うんですよ。そのクセをちゃんと理解していれば、最後もパーにできたのに(笑)

 

<二村選手>

上手い人同士で組むのはあまり魅力を感じないんですよ。やっぱり普段から仲のいい人と出て上位を目指したり、悔しい思いをしたりすることに意義があると思っていて。優勝したから言っているわけじゃないですからね(笑)

 

 

市川選手、二村選手、ありがとうございました。そして優勝おめでとうございます。厳しいコンディションの中、素晴らしいチームワークでしたね。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!