2024年3月21日(木)開催「第3回日本プロアマダブルススクランブルゴルフ選手権 全国決勝」に出場した「チーム太道橋」石渡和輝プロ、小川智明選手のインタビュー記事です。プロの力を借りながらの競技デビュー。前半戦はイーグル2つで絶好調、後半戦のスコアは?
競技デビューに付き添った、プロ同士とは違う新感覚のダブルス
【Q】チーム名の「太道橋」はどういう意味ですか?
<石渡プロ>
地元の千葉にあるお店で僕らが最初に出会った居酒屋さんの名前です。
<小川選手>
もう5年くらい前ですかね。
<石渡プロ>
もともと僕の父が小川さんとそこの居酒屋で知り合っていて「息子がプロゴルファーなんです」と。そこからのつながりで、家族でお世話になっています。
【Q】この大会に参加したきっかけは?
<石渡プロ>
今日出場している「チームキャベツ」というチームがあるんですけど、そこのアマチュアの方も一緒にゴルフをすることが多くて。小川さんも知り合いだったので、誘っていただきました。
【Q】これまでスクランブルゴルフのご経験はありましたか?
<小川選手>
今回の予選と決勝がはじめてです。いつもと違う緊張感があって楽しいですね。こういうちゃんとした試合自体がはじめてのことで。
<石渡プロ>
小川さんの競技デビューに付き添った感じですね(笑)
【Q】石渡プロはアマチュアの方と一緒に試合に出るというのは?
<石渡プロ>
学生のときもプロになってからもダブルスにはよく出ていました。プロとアマだとティショットの選択とかラインの読み方とか、プロ同士のときとはまた別の考えになって。新しい感覚ですごく面白かったです。プロとアマが一緒に試合に出るということは少ないですし、こういう大会が増えればゴルフ人気につながるんじゃないかなと思います。
【Q】プロとして責任の重さは感じますか?
<石渡プロ>
めっちゃありますよ(笑)朝イチのティショットとか絶対に曲げられないとか。予選のときに曲げちゃって1ヵ月くらい言われ続けたので。今日だけは失敗できないと思っていました。
<小川選手>
今日はよかったよね。
【Q】今日のプレーを振り返ってみていかがですか?
<小川選手>
9対1くらいで頼りっぱなしですから。
<石渡プロ>
スタートホールはイーグルだったんですけど、ティショットは僕でしたがセカンドを小川さんにつけてもらったので。9対1ということはなかったと思います。7対3くらいでしょうか(笑)
【Q】7アンダーという結果でしたが。
<石渡プロ>
優勝を目指していたので2桁は欲しかったですね。前半の途中までは順調だったんですけど。
<小川選手>
ボギーがね。
<石渡プロ>
前半の最後でボギーになって流れが止まっちゃったのかなと。
ティショット選択に苦労せず、前半はアマチュア優先で採用を
【Q】それでもイーグル2つは大きかったですね。
<石渡プロ>
大きいですね。特に2つ目の7番はバーディー狙いだったところがイーグルになったのでラッキーでした。
【Q】ティショットの選択は難しかったですか?
<小川選手>
予選のときもそうでしたが、これが上手いことできちゃったんですよ。
<石渡プロ>
最初に僕が2個採って、その後小川さんのボールを選択していって、前半の9ホールで終わっちゃいましたし。後半も5個と4個とかで、2個差がついたのは前半だけでした。
【Q】後半戦の心境は?
<小川選手>
バーディー発進だったので行けるかなとは思っていました。彼がやるというので優勝を目指して頑張りました(笑)
【Q】トムワトソンの印象は?
<石渡プロ>
僕は一昨年、QTのファイナルの会場だったので回ったことがあるんですけど、小川さんははじめてだと思います。
<小川選手>
YouTubeとかでよく見ていたので、ここを回れることがまず嬉しかったです。ただまともに立てないですよね。たとえばティーグラウンドだとターゲットに対してとか。
【Q】今後の課題は見つかりましたか?
<小川選手>
僕がレベルアップすれば目標に届くのかと思います。
<石渡プロ>
そこは一緒にトレーニングしながら。
<小川選手>
飛距離というよりはショートゲームですかね。あとスタミナ。後半になると疲れてきちゃうので。だから昼はお酒も控えていました(笑)
石渡プロ、小川選手、ありがとうございました。唯一の2イーグルで7アンダー。ナイスプレーでしたね。次はトレーニングの成果を見てください。