2023年3月8日(水)開催「2022 ScrambleGolf Tour Championship Queens Cup」にて見事優勝した「7070」浅倉奈緒子選手、吉本奈緒美選手のインタビュー記事です。4アンダーという好スコアで2022シーズンの年間女王に。優勝ペアがこだわるプレースタイルとは?
神が降りてくる!?ひらめきパッティングでナイスイン
【Q】どういうご関係ですか?またチーム名の「7070」とは?
<浅倉選手>
奈緒子と奈緒美なので「7070(なおなお)」と。
<吉本選手>
試合で知り合ったゴルフ友だちで、ダブルス戦に誘ったのはたぶん私の方からだと思います。
【Q】はじめて回ったということですがコースの印象は?
<浅倉選手>
とにかく富士山に目を奪われていました。ずっと見ていましたね(笑)今日のピン位置かもしれませんが、すごくいい状態に仕上がっていてグリーンがめちゃくちゃ難しかったです。
<吉本選手>
ティ位置がかなり前になるのでそこからの見た目が意外と狭かったというか。後ろからならもっと壮大な景色が広がっていたと思います。距離が短いだけにいろいろ考えながらプレーしていました。
【Q】4アンダーは納得のスコアしょうか?
<浅倉選手>
ダブルスはそんなに多く出ていないので、私的には上出来だったと思っています。
<吉本選手>
2人一緒に出るのはこの大会だけなんですよ。
【Q】すごく落ち着いて見えますが、優勝したという実感はありますか?
<浅倉選手>
もちろんあります(笑)逆にビックリしているというか、優勝というともっといいスコアのイメージがあったので。
<吉本選手>
前回の宮崎だと優勝スコアが6アンダーだったと思うので、それを目標にしていました。
<浅倉選手>
次の出場権が得られる3位以内に入れたらいいと思っていました。
【Q】打順はどうしていますか?
<吉本選手>
ティショットはだいたい私が先に打ちます。
<浅倉選手>
そうそう、距離がめっちゃ出るのでアドバンテージを築けるから。
<吉本選手>
先行くねーみたいな(笑)セカンドは選んだボールの人が打って、パターは浅倉さんが基本先ですね。途中でひらめいたとか言うんですよ「神が降りてきた」とか。
<浅倉選手>
ラインが見えるというよりストロークのリズムがひらめくというか。
<吉本選手>
なにがひらめいたのかよくわかりませんが(笑)
それぞれ打ち方が違うから相談しないままプレーに入る
【Q】試合中に気をつけていたことは?
<浅倉選手>
いいボールをどんどん採用して、なるべく早く7ホール消化することを目指しています。
<吉本選手>
前半は3つと6つでちょっと偏りましたが。
<浅倉選手>
あとに残すと失敗できないというプレッシャーがかかるので。
【Q】12番ホールのダブルボギーがなければもっといいスコアでしたね。
<吉本選手>
そこはティショットの選択ミスでした。たいして距離も変わらなかったから(浅倉選手の)採用回数を増やしたくて。
<浅倉選手>
どっちもフェアウェイでしたが、私の左足上がりを選んだら2人ともバンカーに入れちゃって。
<吉本選手>
出しただけのバンカーから2パット、きれいなダボでした(笑)
【Q】これまでのダブルスを振り返ってみていかがですか?
<吉本選手>
いつも同じところでミスしちゃうんですよ。ミスしちゃいけないとわかっているけどアドレスに入るとついねらってしまう。行けるんちゃうと(笑)ほかのペアみたいにちゃんと相談していないよね。残りの距離とフックかスライスぐらいの確認で。
<浅倉選手>
自分の感覚でやっちゃうよね。お互いに打ち方が違うとわかっているから余計にそうなってしまって。私はガンガンいっちゃうし。
【Q】今後の目標は?
<浅倉選手>
やっぱりバーディー量産。
<吉本選手>
いつも同じことを繰り返しているだけなのでこれからはちゃんとやります(笑)
<浅倉選手>
これまで試合を振り返ることもなかったので、今日の優勝をきっかけに見直したいと思います。
浅倉選手、吉本選手、ありがとうございました。自由気ままなプレーの方がいい結果につながることもありますよね。ねらい通り出場権獲得ということで、次回のクイーンズカップでも優勝を目指しましょう!
<試合結果はこちら>
https://athlete.golf-l.jp/conventions/400/event/22413