2022年11月22日(火)開催「2022いい夫婦ペアスクランブルゴルフ選手権 スクラッチ戦 全国決勝」に出場した「KOZARU」小猿裕之選手、小猿貴久子選手のインタビュー記事です。トータル6アンダーで上位フィニッシュ。トーナメントコースでの夫婦ゴルファー頂上決戦に挑んだ感想は?
後半は硬いグリーンを克服して5バーディーの猛チャージ
【Q】チーム名にもなっている「小猿さん」ですが、めずらしいお名前ですよね?
<小猿裕之選手>
そうですね。もちろん本名なんですが地元の堺市に多いみたいですね。
<小猿貴久子選手>
私は和歌山から嫁に来ましたが、最初はあだ名だと思っていました(笑)
<小猿裕之選手>
テレビ番組の「新婚さんいらっしゃい!」にも出たんですけど、同じこと聞かれました(笑)
【Q】ご結婚されて何年目ですか?
<小猿裕之選手>
25歳のときだから。
<小猿貴久子選手>
34年くらい、35年でいいかな。
【Q】スクランブルゴルフの試合に参加した理由はなんでしょうか?
<小猿裕之選手>
僕は学生のときからゴルフをやっていて公式大会にも出ていたんですけど、もうしんどいしね。嫁さんと楽しく回る方が面白いので。
【Q】今日はトップスタートでしたが。
<小猿貴久子選手>
普段のゴルフでも7時半までにスタートすると決めているので。
<小猿裕之選手>
今朝は5時に家を出て1時間ちょっとで着いたのかな。
<小猿貴久子選手>
ゴルフ場の門が開くのを待っていました(笑)
【Q】前半8連続パー、後半は5バーディーと流れが大きく変わりましたね。
<小猿貴久子選手>
午前中は手前につけられずほとんど奥やったよな。
<小猿裕之選手>
グリーンが締まっているので数字以上に速いですよね。読みがちょっとわからへんなというところが多くて。後半になったらきれいにつくようになってドドドと入りはじめたという。
スクランブルゴルフは上手くいかないことも面白いと思う
【Q】打順はどうしていますか?
<小猿貴久子選手>
先に打たせてもらうんですよ。乗っても乗らんでもあとはまかせておけばいいかと。はい、頑張ってーみたいな(笑)
<小猿裕之選手>
逆に僕が先に打ってミスしたら、ごっついプレッシャーかかると思います。
<小猿貴久子選手>
怒られへんようにと。下手なショットとかしていると「なにしてんねん!」という。でも全然ケンカにはならないですよ(笑)
<小猿裕之選手>
パターはだいたいここに打ってと指示するんですけどなかなかできない。僕が見ているから余計に力が入るみたいですね。
【Q】ご主人は飛ばさなきゃというプレッシャーはありましたか?
<小猿裕之選手>
僕は普通の60歳より飛ぶ方なのであまりそのプレッシャーはなかったですね。逆に奥さんのボールを選ぶ方が難しかったです。右へ右へと打っとったので。それはそれで面白いんですけど。
【Q】奥様はご主人のプレーから学ぶことは?
<小猿貴久子選手>
(試合でも)普段通りにミスを最低限に抑えていてすごいと思いましたね。ラウンドして1回か2回くらいは上手いと言うてくれるので、それを励みによっしゃ頑張ろうと(笑)
【Q】今日の試合で見えてきた課題は?
<小猿貴久子選手>
私のメンタルです(笑)
<小猿裕之選手>
特にパターですね。ちょっと引っ掛け気味で構えたりするので。
<小猿貴久子選手>
後半は少し強く打つことを意識したら入りはじめたので。
<小猿裕之選手>
それを見ている僕は面白くて。今までいろんなことを経験してきたので(笑)
【Q】ゴルフを楽しく続けるコツはなんでしょうか?
<小猿裕之選手>
コンペなどいろんなイベントに出ていって横のつながりを増やしていったら励みになると思います。僕は地元で「堺市ゴルフ連盟」を立ち上げてやっているんです。会員は900人ぐらいで、ジュニアからお年寄りまでどうしたら面白く盛り上がれるかなと考えています。
小猿裕之選手、小猿貴久子選手、ありがとうございました。上位入賞まであと1歩というナイスプレーでしたね。後半のバーディーラッシュ、怒涛の追い上げはお見事でした。鋼のメンタルで次回こそ優勝を!