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心はいつも中学生のまま!同級生の絆が自慢のチーム「三枝会」

2021年11月19日(金)開催「第5回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦| チーム戦 関西エリア第2予選」には、23ペア、21チームがエントリー。出場チームのなかから、6組の方々にインタビューさせていただきます。

 

5組目は、スクランブルゴルフ大会初エントリー「三枝会」の藤澤和弘選手、三枝完治選手、南山彰彦選手、黒崎弘睦選手に試合の魅力や感想についてお伺いしました。

 

35年ぶりの同窓会でゴルフ好きを集めた40年会を結成

【Q】チームの関係性について教えてください。

藤澤選手

僕たちは、中学校の同級生です。50歳になったときに、同窓会をしたんです。黒崎君が隣の小学校の担当ということで幹事をお願いしました。当時の先生方も含めて35年ぶりに同級生と再会したわけです。

同窓会の場で、ゴルフをやっている人に声をかけて、40年会を発足しました。毎年、同級生コンペをしていて、つい先日に17回目のコンペが終ったところです。

 

黒崎選手

40年会には28名くらいいますが、毎回全員がコンペに参加するわけではないです。それでも、20名は集まって4組以上はできてるかな。

 

スクランブルゴルフ大会が三枝会の最大の目標

【Q】今回のスクランブルゴルフ大会は40年会の選抜チームというわけですね。

藤澤選手

チーム名の「三枝会」の通り、三枝くんが、僕らのなかで一番ゴルフがうまくてハンディ頭です。僕ら3人は、三枝君と一緒にチーム戦に参加して勉強させてもらおうかな、と。競技にでたいな、というのが目標でしたね。

 

黒崎選手

この大会を最大の目標にして「三枝会」を結成しました。40年会の発足当時に、廣野ゴルフ倶楽部、フェニックスゴルフクラブ、川奈ゴルフクラブに行くのを目標にしていたんです。お陰様で川奈とフェニックスは皆で一緒に行けました。

 

【Q】スクランブルゴルフ大会チーム戦は初参戦ですが、参加のきっかけを教えてください。

 

藤澤選手

参加のきっかけはちょっと複雑なんやけど(笑)。前回、他のスクランブル大会にチームで出場したんです。結果はさんざんで、トップとの差があまりにもかけ離れていて、悔しい思いをしました。そこで「もう一回チームで挑戦しよう!」ということで、この大会にエントリーしました。ま、もともと試合に出るのが最終目標でしたし。5年間、一生懸命ゴルフをやってきたのでね。

 

同級生と一緒にプレーできることがなによりも楽しい

【Q】今日、参加されてどうでしたか?

南山選手

さんざんでしたね(笑)でも、スコアはともかくとして、この同級生メンバーで出来るのはものすごく嬉しいし、楽しいですね。僕ら、だんだんと年老いていく中で(笑)、仲間と一緒にゴルフが出来ることが何よりも嬉しいです。本来ならば、ゴルフしてなかったらこういうこともなかったわけですからね。

 

黒崎選手

特に、中学って駆け引きのない年代ですよね。いまだに、そのころと同じような友だち関係というか。一緒にいても、そんなところがちょっと楽しいですよね。4人揃うといつでも中学生のままというか、話すことも中学生やもんな(笑)

 

藤澤選手

皆と一緒にいると、自分が56歳にも57歳にもなってる気がしませんね(笑)。

 

チームだから出せるアンダースコアが魅力

【Q】普段のゴルフとスクランブルゴルフチーム戦の違いはどうでしたか?

黒崎選手

普段のゴルフとは全く違いますね。このメンバーと個人でラウンドしているときは、いつも闘志むき出しやもんな(笑)チーム戦は、それまでの敵が味方になる感じですね。チームで協力しますから。

 

南山選手

やっぱり、チーム戦はスコア的にもすごく面白いですよね。普段狙えないバーディーが狙えたりしますからね。個人でやっていると出ないスコアが出るというのもチーム戦ならではの魅力ですよね。

 

藤澤選手

4人のチーム戦は、すごいスコアが出るもんな。そこが面白いよね。しかも、ええ勉強にもなるし、「こんなんであがれた!」って、自分ひとりでやったみたいな勘違いもするしな。

アンダースコアで上がったことなんてないのに(笑)

 

黒崎選手

ひとり4ホール取らなあかんってルールが厳しいよな。最終ホールはドキドキしながら、絶対とってもらわんとあかんみたいな(笑)そこも面白いところでもありますけどね。お互いに信頼しているから、安心はしてるけどね。

 

【Q】スクランブルゴルフ大会に参加する方に伝えたい魅力をお聞かせください。

三枝選手

単純に、同級生と手軽にゴルフできることが魅力ですね。スクランブルゴルフには競技的な要素もありますしね。なかなか、同級生4人で一緒にできるスポーツって他にないじゃないですか。たとえば、技術の違いがあったとしても、パターだったら入ったりしますよね。そこがチーム戦ならではの醍醐味です。

 

僕は、クラブ競技にもでたりしていますが、正直なところしんどい面もあります。ひとりで参加しているし、相手は当然ですが、うまくて知らない人ばっかりですからね(笑)。ラウンド中は立ち位置にも気を遣うし。その点、仲間とのチーム戦はとても楽ですね。

 

南山選手

ゴルフに自信がない人でも、スクランブルゴルフならいいスコアが出るので参加してみるといいと思いますよ。たとえチーム戦でも、いいスコアが出たらゴルフが楽しくなりますからね。自分だけのチカラじゃないのに「100切れた!」みたいな(笑)

 

ありがとうございました。同級生がキーワードのチーム「三枝会」。お話を伺いながら、今後は同い年のチーム戦の開催も検討していきたいと思えました。次回の大会でもお会いできるのが楽しみです。気の置けない同級生同士で楽しく笑いながらプレーをしている姿が目に見えます。

 

執筆・撮影:Ikemoto

この記事を書いた人

渋谷大輔

早く70台を出したい若手ゴルファー。 スクランブルゴルフツアーを通じてゴルフ業界を盛り上げていきたいです!