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ルール&ノウハウが丸わかり「野村タケオのゴルフバカTV!」でスクランブルゴルフを予習しよう!

これからスクランブルゴルフに挑戦しようかと考えている方も多いと思います。チャレンジに際してふと気になるのが参加者のレベル、ルール、戦い方の3つではないでしょうか?レベルに関してはリザルトを見ていただくとして、今回は主にルールの解説です。ついでに好スコアのためのノウハウもピックアップ。いざコースに出て慌てないようにしっかり予習しましょう!

 

 

動画で基本ルールを習得!好スコアのためのポイントも把握できる

教材となるのはイラストレーターの野村タケオさんが昨年度開催の「第3回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」に参加されたときのYouTube動画です。前回に続き2回目のチャレンジ。関東エリア第3予選の試合会場「太平洋クラブ 八千代コース(千葉県)」にて予選突破を目指します。

 

 

スタート前に目標を「6アンダー」と宣言。ダブルス戦ではトップ通過もあり得る好スコアですが、どういう展開になるのでしょうか?

 

はじめての方でも「なるほど!」と思えるシーンが盛りだくさん。スクランブルゴルフが丸わかりの動画は必見です。それではLet’s スタート!

 

 

 

キャプチャ解説!ティーショットからグリーンまでの流れをチェック

スクランブルゴルフにはティーショットの制限があります。ダブルス戦は1人につき最低7回、チーム戦は1人につき最低4回のティ-ショットを採用しなければなりません。これはドライバーだけでなくショートホールのアイアンも同じです。

 

もし制限がないと調子のいい人だけ採用し続けることになりますが、それではゲームとして面白くありません。通称ノルマと言われるティーショットを無事クリアすることもスクランブルゴルフの難しさ(=楽しさ)のひとつです。

 

ボールはバンカーの中ですが、ライが悪くないため採用決定。これで残りあと6つということになります。ちなみにグリーン以外は元のボールがあった位置から後方半径30センチ以内でプレースできます。後方というのはグリーン(カップ)に近づかないという意味です。あとライが変わるのはNG。範囲内だとしてもラフからフェアウェイに戻すのはルール違反です。

 

バンカーの場合はプレース前に均してもOK。いわゆる目玉の状態でもこのルールによってピンチ回避となるわけです。なお元のボールの位置がわからなくならないようにロングティーなどでマークすることをお忘れなく。

 

チーム内でベストボールを選択できることがスクランブルゴルフの一番の魅力です。ベストかどうかのモノ差しは飛距離だけじゃありません。ライの状態や先ほどのティーショットの制限によって変わるため「その場の判断力」が極めて重要です。

 

いずれにしてもベストな選択を続けることにより、普段のラウンドよりいいスコアが出ます。ダブルス戦はアンダーパーが続出、チーム戦は10アンダーなどビッグスコアが普通に記録されています。

 

グリーンに近いけど「木が邪魔になる」という理由で不採用というケースはよくあります。それ以外では番手的に中途半端とかグリーンのどこに乗せるとか試合中はいろんなことを考えなければなりません。これを個人で決めるのではなく、チーム内で話し合いながら次のプレーに入ります。ただ作戦会議で混乱しないようリーダーに最終決定権を持たせておくのがチームプレーのコツです。

 

練習ラウンドはおすすめです。できれば試合会場と同じコースがベターですが、別の場所でもシミュレーションは可能です。一緒に出る仲間とスクランブルゴルフ形式で1度プレーしておけばリラックスして本番に臨めると思います。特に上位または優勝ねらいの場合、こういうスケジュール確保も試合のうちです。初参加の方はとにかくルールの確認とスコア感を知るという目的で練ランしておきましょう。意外な発見があるかもしれませんよ。

 

グリーン上は後方半径15センチ以内にプレースします。目印のマーカーはいつも使っているもので大丈夫です。マークの右か左かで微妙にラインが変わることもあるため、よく考えてからプレースしてください。

 

このホールはパー。ロングホールは比較的バーディーが獲りやすいので、ちょっと悔しさが残るかもしれません。ただスタートホールということを考えればまずまずの発進。どんな結果になろうとも気落ちせず、ポジティブにとらえることが大切です。いい意味でなにが起こるかわからないのがスクランブルゴルフ。明るい希望を持って次のホールに進みましょう。

 

大会といえどもマナーに関しては普段と変わりません。プレーファースト、打ち込み注意、そして目土もお願いします。芝にやさしく人にやさしく。広い心でコースと向き合ってください。

 

いつものノリでついマークを拾ってしまいそうになります。次に打つ人がいることを考えてマークはそのままキープ。うっかりミスを防ぐためにはこの基本ルールを頭と体で覚えるしかありませんが、メンバー同士で「まだ取っちゃダメだよ!」と声かけすることも大事です。つまりメンバーの動きをよく見ておくことがミス防止につながります。

 

スクランブルゴルフで最も熱い場面がこのバーディートライ。ベストボールを選べることで必然的にパーオン率が高くなります。結果、バーディーチャンスにつけるホールも多く、これを沈められるかどうかで順位が大きく変わります。ナイスインのときには仲間と一緒に喜びを分かち合いましょう!

 

 

その他の動画はこちらでチェック!

「野村タケオのゴルフバカTV!」
https://www.youtube.com/channel/UCSIiQylPxjPiKhoPW0VzaTg

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!