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話題沸騰!新感覚ラウンドスタイル「スクランブルゴルフ」が人気の理由とは?

 

一口にゴルフといってもさまざまなプレー方法があります。そのひとつがスクランブルゴルフで、競技大会のほかコンペやゴルコンなど幅広く採用されているラウンドスタイルです。今回はまだやったことがないという人のために、スクランブルゴルフの魅力をまとめてみました。

 

スクランブルゴルフで理想的なプレーを実現

ホールアウト後に「ドライバーを曲げなかったら」や「セカンドでダフらなければ」といったタラレバの話をすることってありますよね?もしミスがなければ、ダボがボギーに、ボギーがパーに、パーがバーディーになっていたかもしれないというゴルフ特有のアレです。

 

 

そんな話をしたところでどうにもなりませんが、ゴルフは1つのミスをきっかけにガラッと流れが変わることも多いため、帰宅してなお引きずるほど悔やむ気持ちはよくわかります。

 

で、そんな手痛いミスをなかったことにできるのがスクランブルゴルフです。もちろんズルでもルール違反でもありません。

 

スクランブルゴルフは2~4人でチームを組んで、個人ではなくチームとしてのスコアを記録するラウンドスタイルです。4人で1チームの場合、ティーショットは4人全員が打ちますが、セカンドショットで使うのは最も条件のいいボールのみ。1人目がOBだとしても2人目がナイスショットであれば問題なし、仮に3人連続でミスしても4人目が成功すればOK。あとはカップインまでこのパターンを繰り返します。

 

イメージできたでしょうか?

 

つまりスクランブルゴルフならフェアウェイからのパーオン、そしてバーディーゲットと理想的なプレーが実現しやすくなるというわけです。

 

 

チームプレーだから喜びと達成感を共有できる

スクランブルゴルフのイメージがつかめたところで「ん?」と首をひねる方もいるはずです。個人のスコアを残せないゴルフなんてつまらないという考え方もあることでしょう。確かにベストスコア更新を目指してコースに挑む人にとって、スクランブルゴルフはさほど魅力的に映らないのかもしれません。

 

 

先に伝えておきたいのが、個人プレーとチームプレーでは楽しさの種類が違うということです。サッカーや野球のようなチームスポーツを思い浮かべてみてください。ゴールを決めたとか、ホームランを打ったとか、大はしゃぎするシーンが必ずありますよね?一方、ゴルフは仲良し4人組でもない限り、同伴者に気を遣いながら淡々と18ホールを消化していくのが普通だと思います。

 

そんなゴルフでもバーディーやピンチを脱してからのパーセーブなど、喜びを爆発させたくなることもありますよね?通常の個人プレーでは控えるべきところを、スクランブルゴルフのチームプレーだとガッツポーズもハイタッチもOK。1人のナイスプレーはチームの成果なので、4人いれば4人全員が同じ喜びと達成感を味わうことができます。

 

ストイックに自分自身と向き合うのもゴルフのカタチですが、仲間と目標を共有してそれぞれがチームのためにプレーするスクランブルゴルフはスコア以上に大切なスポーツ本来の魅力を再認識させてくれます。

 

 

初心者も上級者も楽しめるラウンドスタイル

といったところで、スコアの話に戻しましょう。スクランブルゴルフはチームプレーなので、通常の個人プレーよりも確実にいいスコアを出すことができます。事実、競技大会として開催している「スクランブルゴルフツアー」ではアンダーパーが続出しており、プロトーナメントにも匹敵するハイレベルなリザルトが並んでいます。

 

 

スクランブルゴルフのルールを適用しているとはいえ、普段では考えにくい好スコアを出すことはシンプルに気分がいいものです。またアマチュア同士でチームを組んでナイスプレーをつなげれば、プロ並みの結果が得られることを体感できます。

 

チーム内に初心者と上級者が混在していても、それぞれにメリットがあります。ボールを前に打つことで精いっぱいの初心者にとっては、コースマネジメントの大切さと面白さを知るいいきっかけになるはずです。経験豊富な上級者はエキスパートな腕前を披露しつつ、ボールの選択や状況ごとの判断などリーダーとしてチームを引っ張ることにやりがいを感じられると思います。

 

老若男女が一緒に楽しめるというゴルフですが、実際にはレベル差や力の有無によってコース上で得られるものにバラつきがあります。スクランブルゴルフであれば参加した全員が同じボリュームでプレーを楽しめます。

 

試しに一度コースでやってみてください。きっと今までになかった感動と興奮が味わえるはずです。

この記事を書いた人

田島光敏

ゴルフライフ株式会社の社長。競技ゴルフ好きだが、いつも予選落ち。競技ゴルフ会場で見かけた際は、声をかけてください。