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当日メンバーが足りない!?3人だけで挑むチーム戦の考察

 

チーム戦は4人でエントリーして4人で戦います。しかし、やむを得ない理由により、1人来られなくこともあるはずです。大会当日になって4人から3人に。そこで今回は1人少ない状況でチーム戦に挑むケースについてサクッとまとめてみました。

 

 

ティーショットの採用条件は1人5回以上に

1大会につき3人体制での参加は1~2チームくらい、ケガや体調不良、仕事の都合がつかなくなったなどさまざまな理由で欠員が生じています。

 

徳川家康なら結束が強まるから少人数の方が勝つ(←石合戦のエピソード)と言うかもしれませんが、どう考えても不利な状況です。

 

1人減って3人になった場合、ルール的に変わるのがティーショットの採用条件です。4人のときは1人4回以上ですが、3人のときは1人5回以上になります。

 

単純に個々の負担が増えるわけですが、実際に3人で参加することになった選手のみなさんに聞いたところ4回も5回も大して変わらないとか。3人いれば「ショットはなんとか大丈夫だろう」と楽観的ですが、ペア+1人と考えれば納得できますね。

 

で、問題はショットをつないだその後に訪れます。

 

 

もう1人いれば…パットの成功率は大幅減

グリーンに乗ったあとは確率の問題で、単純に1人分のチャンスが減ることになります。パットは1人打つごとにラインが見えてきて、徐々に成功率が高まっていきます。1人目、2人目、3人目と外して、最後の1人が……いない。

 

そうなんです、どこを探しても4人目が見当たらないんです(笑)

 

4人目がいないがためにバーディーがパー、パーがボギーになり、ショットがよくてもパットでスコアを落とすパターンが続いてしまいます。

 

実際に4人目でカップイン、グリーン上は大盛り上がりというシーンはよくあり、それを意識してパターが上手い選手をアンカーにするチームは多いようです。

 

確かに苦戦が予想されますが、3人で予選を突破し、上位に食い込むチームがないわけではありません。2度あることは3度あるではなく、3度目の正直でカップにねじ込んでください。

 

 

 

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!