2025年10月1日(水)開催「2025ミックスペアスクランブルゴルフ選手権 シニアダブルス戦 全国決勝」のレポートです。連日行われているミックスペアの全国決勝もいよいよ最終日。トリを飾るのは人気上昇中のシニアダブルス戦です。
試合会場は「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」です。宇刈コースを挟んでまたここに戻ってきました。薄曇りの空ですが、まだまだ残暑が厳しいのでプレーしやすい方のではないでしょうか。
ダブルスのペア同士はいい意味で一期一会だったりします。今日の出会いがすてきな思い出になるといいですね。ということで記念撮影を。
参加選手は全員55歳以上(女性は50歳以上)です。年齢条件を設けることで面白さが広がるシニアダブルス戦。
男性選手は白ティを使用しますが、70歳以上になるとグランドシニアでシルバーティが使えます。
全国決勝には69ペアが出場。東日本ブロック、西日本ブロックの各予選会を突破してファイナルステージのチャンピオン決定戦に挑みます。
シニアの選手は日本のゴルフの中心層ですからね。参加人数が増える一方ですが、その分レベルは高く予選通過もかんたんではありません。
せっかく葛城に来たわけですから、やりたいプレーを存分に試していただければと思います。
シニアダブルス戦のアプローチは安定感が素晴らしいんですよ。軽く打ってピン横にピタリ。まさに円熟の神技ですね。
決めるべきときにしっかり決めてナイスバーディー。ここからひとつずつ積み上げていきましょう。
前回の優勝ペアがディフェンディングチャンピオンとして参戦。もちろん2年連続優勝を目指しています。
ボールをカップに沈めるたびに気持ちをリセット。そして次のチャンスに向けてリスタート。まだ試合ははじまったばかりなので焦らずじっくりと楽しんでください。
キャディさんのアドバイスはスコアに直結します。コースを知り尽くしているので聞きたいことは遠慮なく質問しましょう。
後方からの確認も認められています。次に備えてボールの転がり方を観察。普段のラウンドだとこんなにガン見することってないですよね。
100ヤードを切ってからが力の入れどころ。2回のチャンスを生かしてグリーンをとらえます。
ナイスインでギアが上がります。バーディーひとつでガラッと流れが変わったりしますからね。
グリーン上を想像しながらの打ち上げ。最終日もピンポジションが難しいため、いつも以上にショットの精度が求められます。
ナイスバーディー!ショットとパットを上手くつないでスコアを伸ばしました。この調子で上に行きましょう。
後半戦に突入しました。ラスト9ホールの戦いになりましたが、気持ちも体も疲れてくるここからが正念場。最後まで集中力を切らさないようにしてください。
意外とロングパットが入りやすいのが試合終盤です。入ればラッキーとかいい感じで脱力できるからなのかもしれません。
渾身のセカンドショット。ピンそばに上手く止めることができればチャンス到来ですが。
もう少しでフィニッシュというところでまさかの土砂降り。それでも笑顔を絶やさず全力プレーを続けた両ペアに拍手。
優勝は10アンダーをマークした「GAHAMA」に決定。前後半で5アンダーずつ、10バーディーで新チャンピオンに。おめでとうございます!
選手のみなさん、お疲れさまでした。ちょいちょい雨が降っていた3日間でしたが、今年も無事終了することができました。3クラスそれぞれの新チャンピオンが誕生。また来年に向けてミックスペアの準備を進めていきます。引き続きよろしくお願いします。
<試合結果はこちら>
https://athlete.golf-l.jp/conventions/499/event/25256