3月16日(土)開催「2018WEEKENDスクランブルゴルフ選手権 チーム戦 チャンピオン大会」のレポートです。インターバルを経て、2018シーズンのチャンピオンを決めるプレーがはじまりました。それでは後半戦の模様をお届けします。
午後からさらに雲が厚くなってきました。一方、時折強く吹いていた風は収まり、後半からスコアを伸ばしてくるチームも増えそうです。
ということで、勝利につながるセカンドショットを。
ジェットコースターのようにカートが駆け下りてきました。
打ち方は視線を下げて考えましょう。
まずは肩の力を抜くこと。リラックスは最大の武器です。
ショートだけはしないよう、いつもより強めに。
ミラクルを信じたい距離。
マークの右側にボールを置きました。15センチ以内であれば左右どちらでもOKです。
あともう少しというところで。3月のため息はちょっと冷たいかもしれません。
距離が長い分、ジワジワと傾斜が効いてきます。
残念ながらバーディーゲットはなりませんでした。その1打を新年度への布石に。
同じフェアウェイでもいい方のライだと思います。飛距離+運が必要な9番ホール。
パッティングの前に水分補給を。ゴルファーのノドは常に乾いています。
ゆるく曲がるフックライン。弓張月のような弧を描いて。
上手く入れることができました。技術力の勝利です。
ティーショットの採用条件をクリアしなければならない最終ホール。チーム戦でもこういうラフのボールを採用することは珍しくありません。
慎重にならざるを得ない下りのパット。ピンに当てる勇気を出せるか?
とりあえずジャストタッチで。
そろそろ正解が見えてきたはずですが、パッティングの方程式は複数解かも?
もうあとがない4人目は?
うなだれているように見えますがちゃんと入っています♪
コース左のラフ。つま先下がりからのセカンドショット。
肝心のボールはどこに?
絶好のバーディーチャンス。
そのまま沈めてホールアウト、グッジョブです。
締めのガッツポーズを。
ここからセカンドショット4連発。
同じ位置から打てるので、情報を共有すれば距離も合わせやすくなります。
3人目はアンカーにプレッシャーを与えないという意味で重要な役割を担っています。
トリはチーム随一の名手、ショットメーカーに託しましょう。変なオチにならないように♪
気合い十分、あとは入れるだけです。
1発で決められるでしょうか?
いい終わり方ができました。これで順位も上がりそうですね。
いざ最終ホールのグリーンへ。
一筋縄ではいかないラインが最後に待っています。
カップを逸れた瞬間はこうなっちゃいますよね。できればもう1度、と。
気を取り直して再チェックを。
ボールはわずかに左を通過。惜しい!
5人目がいれば入ったかもしれません。
ちょうど1ピンの距離でしょうか?
15時近くになり、日が西に傾いてきました。背中に太陽、両手にパター、数秒後にバーディーを。
上りながら右に切れていきます。
最後はバーディーがほしいところですが、果たして。
まずは4人で状況の確認を。これもチームプレーのひとつです。
右に曲がることだけは確かです。
視線はピンの根元、カップの中に。
次にいいバトンを渡したい3人目のパッティング。
そして回ってきた4人目。重圧との戦いです。
長いパターでボールを転がして。
カコンという音とともにバーディーゲット!
ビシッとつかまえたボールはピン方向へ。
あともうひと転がりで入りそうなスーパーショット!
こうなると打つ前から表情が明るいです。
入るとわかっていても手順はしっかりと。
楽勝かと思いきやボールはカップの右に……。ピンと被ってしまいスミマセン。
その邪魔なピンを抜いてもう1度。
はい、カップイン!
恒例のグータッチを。
アテストエリアはややアウトドアな場所です。
競技委員の赤ペンが厳しくスコアチェック。
ずしりと重い特大トロフィーを手にするのはどのチーム?
最終スコアが確定しました!
第3位は「悔いは残しません!」重南慶彦選手、佐々木賢選手、田中徹選手、北口信貴選手。トータル59ストローク(OUT29、IN30)。好スコア続出のチャンピオン大会において嬉しい入賞を果たしました。
第2位は「東関東BIG4?」有川芳朗選手、松井豊雄選手、濱賢治選手、間取千尋選手。トータル59ストローク(OUT30、IN29)。カウントバックで大接戦の2位争いを制しました。
そして優勝は「夢の54」植吉泰光選手、斉藤浩基選手、手賀正英選手、池元良介選手。トータル57ストローク(OUT27、IN30)と2位に2打差をつけての快勝。一度もトップを譲らない独走劇となりました。おめでとうございます!
選手のみなさん、お疲れさまでした。全日程が土日祝開催という2018WEEKENDスクランブルゴルフ選手権でしたが、さまざまなタイプのゴルファーにお会いすることができました。チームカラーのバリエーションでいえばこの大会が一番かもしれません。引き続き2019シーズンでの活躍を期待しています。