• Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • LINE

Menu close

プロが期待に応え続ける試合形式、プレッシャーもまた魅力に

2023年3月23日(木)開催「第1回日本プロアマチームスクランブルゴルフ選手権 全国決勝」に出場した「チームトオル」中島徹プロ、折目尚也選手、市原敏隆選手、下倉安麿選手のインタビュー記事です。プロ1名+アマチュア3名で挑むチーム戦。チャンピオン決定戦に挑んだ結果は?

 

 

不慣れなコウライに苦戦、予選とは異なるタフな試合に

【Q】みなさんはどういったお仲間ですか?

 

<折目選手>

僕が(中島プロの)早稲田の先輩であとは霞ヶ関のメンバーのゴルフ仲間です。下倉さんも早稲田のゴルフ部でした。

 

 

 

【Q】この大会にエントリーしたきっかけは?

 

<中島プロ>

去年、プロアマダブルスの大会があったことを聞いていて。そのダブルスにエントリーしようと思ったんですけどこのチーム戦がはじまったので参加しました。

 

<折目選手>

そこから3人に声をかけてチームトオルができたと。

 

 

 

【Q】今日は5アンダーという結果でしたが。

 

<中島プロ>

グリーンがコウライでかなり苦労しましたね。試合になると想像以上にスピードを合わせるのが難しくて、これまでの予選と比べてもかなりタフでした。

 

<折目選手>

バーディーを取り損ねたホールは結構ありましたね。

 

 

 

【Q】試合中に気をつけていたことは?

 

<折目選手>

予選の鳩山のときに私が調子悪くて、ティショットが最後まで残ってしまって。結構プレッシャーを感じながらやっていましたが、今日はちゃんと考えられたので上手くいきました。

 

<中島プロ>

ゲームプランはスクランブルの経験が豊富な市原さんに考えていただきましたね。

 

<市原選手>

スクランブルって独特な採用の仕方があるじゃないですか。飛んで真ん中の人が必ずしもいいわけではないので、とりあえずアマチュアのボールをどんどん採用していってプロを終盤に残していかないとダメで。

 

 

 

遠いボールを採用、プロの直ドラでバーディーにつなげる

【Q】今日のハイライトはなんでしょうか?

 

<市原選手>

私が一番飛んでいないパー5があったんですけど、30ヤードくらい後ろにあるやつで。ロングだしどの道届かない距離だったので私のボールを採用してもらって。それを中島プロが直ドラでバーディーにつなげてくれました。あそこがターニングポイントだったような気がします。

 

<中島プロ>

直ドラは結構やります。

 

<下倉選手>

遊びでたまにやりますけど、(中島プロは)スケールが違いますから。

 

<市原選手>

240くらいは飛ばしていたと思います。

 

<中島プロ>

この試合形式だとプロとして期待に応えなきゃいけない場面が多々ありまして(笑)ただそういうプレッシャーを感じられるこの競技はかなり魅力的ですよね。

 

 

 

【Q】パッティングの打順はどうしていましたか?

 

<折目選手>

予選から下倉さん、折目、市原さん、中島プロの固定ですね。

 

<市原選手>

経験豊富な順番で。

 

<下倉選手>

みなさんの参考になるように手堅く打っていました。そうできればベストかなと。

 

<折目選手>

今日は下倉さんが一番いいパットをしていて、ほとんどOKの距離に寄っていたので。

 

 

【Q】スクランブルゴルフの難しいところは?

 

<市原選手>

やはりティショットの採用ですね。私はいろいろ経験してきたので飛んでいるボールから採用していくとあとでひどい目に遭うことを知っているので。4人ともはじめてだったら難しいと思います。下倉さんのショットはずっとよかったんですけど、状況によっては「すみません今回はこちらのボールで」と(笑)

 

 

 

【Q】中島プロ、チームメンバーのみなさんにひとことお願いします。

 

<中島プロ>

わざわざ宮崎まで来ていただきありがとうございました。日本一を目指していたんですけど自分の力不足で。それぞれの目標があると思うので、レベルアップしてまた一緒に頑張れたらいいなと思います。

 

 

中島プロ、折目選手、市原選手、下倉選手、ありがとうございました。ティショットの採用は本当に難しいですよね。ただ今回の参戦でみなさんの経験値も上がったと思います。引き続きチャレンジしてください。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!