2022年11月11日(金)開催「カーセブンプロアマゴルフカップインビテーショナル2022 全国決勝」で見事優勝した「SUZUNE」関根洋一選手、鈴木貴行選手のインタビュー記事です。9バーディー、ノーボギーの63と素晴らしいスコアでの優勝。勝因はどこにあったのでしょうか?
後半はなんと5連続!打順を決めずにバーディーラッシュ
【Q】優勝おめでとうございます。今日の勝因はなんだと思いますか?
<関根選手>
やはり彼のパターですかね。打つ順番を固定しなかったのが大きかったですね。
<鈴木選手>
ラインは見えるときと見えないときがあるので「自信ある?」って聞いて「ある」と言われたら打ってもらうとか。打順を決めないことで楽にできました。
<関根選手>
あとはスタートの僕の1人バーディーですね。ティショットが真っ直ぐに飛んでセカンドもピタッと寄って。
【Q】でもティショットの打順は決まっていると。
<関根選手>
(先に打つ)彼が絶対に曲げないんですよ。必ずフェアウェイに置いてくれるのであとは僕ががむしゃらに振るだけなので。だから今日だけで5個ぐらいボールを失くしました(笑)
【Q】当初の目標設定は?
<鈴木選手>
3つずつ取れたらいいかなという感じでしたね。最近はお互いに調子もよくないし。
<関根選手>
8アンダーで優勝かなとだいたい予想はしていたんですよ。
【Q】前半は目標通りの3アンダーでしたが
<鈴木選手>
1ヵ月前の練習ラウンドもそうでしたが、パターが芝目で入らなかったりとか。去年の美野里コースも芝目でかなりやられていました。
【Q】そして後半はスタートから5連続バーディーで絶好調でしたね。
<関根選手>
すべて僕だと思うんですよ(笑)あまり背伸びせずにバーディーなんか取ろうとしないで、ただラインだけ出していくようなゴルフをしていたら上手くできちゃって。
<鈴木選手>
やばいのも入っていたしね。キャディさんともラインが合っていてすごくやりやすかったです。
【Q】ピンチらしいピンチは?
<鈴木選手>
15番かな。左に川が流れているアーメンコーナーはやっとのことでパーだったので。
予選会場ははじめて会員権を取得したホームコースでやや緊張!?
【Q】ところでどういったご関係ですか?
<鈴木選手>
高校からの同級生です。仕事も会社は違いますけど同じところで働いています。同じ担当の仕事もあるのでしょっちゅう会いますね。かれこれ32年くらいの付き合いですか。
【Q】ゴルフをはじめたのはいつですか?
<鈴木選手>
免許を取ったころなので19歳ですかね。わけもわからずやりはじめて裸足でボールを打ったりしていましたから。
<関根選手>
プロゴルファー猿ってあったじゃないですか。まさにアレで練習場のおばちゃんに笑われていましたけど。スパイクなんて持っていなかったし。
【Q】競技の方はどんな感じで出はじめたのですか?
<鈴木選手>
競技はこのダブルスがスタートで「出てみない」って言われたけど最初は興味なくて。楽しく回れたらそれでいいじゃんと思っていたので。
<関根選手>
僕は20台前半のころから1人で競技にも出ていました。それで兵庫県の全国大会とかも行っていて。1人だと寂しいからダブルスに同級生を誘って。実際にやってみたらすごく面白くて。ダブルスって1人でやるよりいろんなことを考えるんですよ。
【Q】ダブルスを続けていて気付いたことはありますか?
<鈴木選手>
最初のころは何試合もボギーを打ったことがなかったんですよ。ダブルスってボギーとか出るのかなって。でも1回ボギーになってからめちゃくちゃ難しく感じるようになりました。
<関根選手>
本当にメンタルスポーツだなと思いましたね。
【Q】ラウンドの数は多い方ですか?
<関根選手>
今年は特に多いですね。はじめて会員権を取得したんですよ。
<鈴木選手>
知り合いのプロが千葉夷隅にいて「もういい加減に会員になったら?」と。
<関根選手>
実はこの大会の予選も千葉夷隅だったんですよ。その代わりいいスコア出さなきゃというプレッシャーはありましたけど(笑)
【Q】今後の抱負や課題は?
<鈴木選手>
やっぱり小技が上手くなりたいですよね。アプローチとパター。千葉夷隅はグリーンも速いので。ボギーになるときはだいたいアプローチのミスなので。
関根選手、鈴木選手、ありがとうございました。混戦の上位争いを抜け出しての優勝、おめでとうございます。プレーもしっかり噛み合っていましたね。今後も試合に参加しながらダブルス道を極めていってください。