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すべてがボギーになる!?マジで噛み合わないペア戦の悲劇

 

ペア戦でとりあえず目指したいのがアンダーパー。デビュー戦では1つ目のバーディーが来るまでヤキモキするものです。やがて2人で手にした初バーディーで歓喜に沸くわけですが、誰もが思い描いたシナリオになるとは限りません。そこで今回はアンダーパーどころか70台も危ういペア戦のレアケースを紹介します。

 

 

1人で回った方がマシかもと思う状況

言うまでもなくペア戦は2人で協力して好スコアを目指します。1打に対して2人分、つまり2回チャンスがあるため普段入らないバーディーパットが入るなど、スクランブルゴルフにはアベレージゴルファーでもアンダーパーをねらえるというドリーム感があります。

 

当然、1人で回るよりもいいスコアが出る、出せると信じて疑わないはずです。むしろそうならなければペアでラウンドする意味がないと思うことでしょう。

 

よっぽどのことがない限り、1人よりも2人の方がいいスコアが出せますが、問題はそのよっぽどのことがあったときです(笑)

 

たとえば、マジでまったく噛み合わない(=MMK)ときとか。

 

わかりやすいのはどちらか1人のティーショットが絶不調でOB連発の場合です。最初の1~2ホールだけならともかく、延々と使えないショットが続くと、もう1人の責任が重くなり攻めたプレーができなくなってしまいます。結果、パーオンできず、寄らず入らずという悪循環に陥ることでボギーの大行進になりかねません。

 

 

2人でチームプレーの基本を再確認

調子が悪いなりに噛み合うようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

解決のキーワードは「チームのために」です。

 

いつも通りの個人プレーで奮闘していても、1+1は2以上になりません。どちらか一方あるいは2人揃って絶不調なら1+1は1以下だったりします。もはや地獄です(笑)

 

ショットもパットも個人プレーとチームプレーでは考え方、打ち方が変わります。パートナーにどう打たせるか、どう打ってほしいかをよく考えて、相談した上で自身のプレーに反映させるのがスランブルゴルフの、特にペア戦の基本です。

 

その基本をしっかり守り続けると噛み合うようになり、スコアも伸びていきます。

 

上級者同士のペアであれば極端にスコアを崩すことはありませんが、初心者やスランプに悩んでいるパートナーと参加するときは注意が必要です。

 

目先のスコアばかり追いかけず、スクランブルゴルフの醍醐味であるチームプレーの楽しさもちゃんと味わってくださいね。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!