2022年6月20日（月）にABCゴルフ倶楽部で開催された2022 Summer-Premium スクランブルゴルフ選手権 チーム戦 関西ブロック決勝大会には、各地区の予選を勝ち抜いた28組のチームがエントリー。出場チームのなかから、3組のチームにお話しを伺います。2組目は、「センターリッチライオン」の森幸浩選手、谷山篤選手、笹部誠選手、高橋徹選手です。

 

スクランブルゴルフ選手権初参戦の予選からまさかの決勝進出！

【Q】スクランブルゴルフ選手権に参加されたきっかけをお聞かせください。

谷山篤選手

僕たち、社団法人豊中中央ライオンズクラブ（http://toyonakachuo-lc.com/）のメンバーなんです。だから、チーム名も「センターリッチライオン」と名付けました。

 

森幸浩選手

もともとは、僕がスクランブルゴルフ選手権の決勝に代打で出場したんです。初めての参加でしたが、意外と面白かったので、チームで出ようと皆に声がけしたのがきっかけです。えらい盛り上がる競技やなって思って(笑)普段回っているゴルフとは違って、同伴しているチームの皆を心の底から応援できるのが面白かった、

 

谷山篤選手

僕らは、スクランブルゴルフ選手権の予選が初めての参加だったんです。今回の予選は、瀬田ゴルフコース北コースでした。午前中はワンアンダーで最下位でしたけど、午後からは29の５アンダーで上がれて2位通過できたんですよ。最初は、予選で落ちるって思ってたけどね。今日もそうやけど、ほんまに短いバーディパットを皆が外すから、ほんま嫌になるねん(笑)昼からは、そんなんが3回あったわ。

 

ベストスコアは最終ロングホールでのイーグル

【Q】今日の関西ブロック決勝はいかがだったのでしょう。

谷山篤選手

やっぱり、楽しいね。同じ年代の仲間と回れるから。来年、還暦やからね。

 

森幸浩選手

今日の決勝に参加してみて、「ようさんの人が来てはるな」って思いましたね。実は、先日の小野東洋ゴルフ倶楽部での試合にエントリーする予定だったんです。申し込み先を間違えてた(笑)

 

谷山篤選手

今日のベストショットは、最終18番ロングホールのイーグルですね。笹部くんのティーショットが、ほんま、ええところに打っとった。セカンドもアゲンストが強かったから、結構しんどかったけど、これもまたええショットやったな。

 

笹部誠選手

皆が、うまいこと右に逃げてたから、思いっきり狙えましたね。普段のゴルフやったら、そんな大胆なことはしないけど、狙えたのはスクランブルならではだと思います。

 

谷山篤選手

グリーンでは、カップまで11メーターくらい残ってたけど、最初のパターで見事にカップインできました。いつもは、僕が最初に打ってから、ラインを見た皆が順番に打つんだけどね。最終ホールだけは、なんかアドレナリンを感じたから、森くんに「おまえから行け」って。そしたら見事にワンパットで入ったんですよ。不思議ですけど、入りそうな気がしたんです。入った瞬間は、ひさびさにええガッツポーズしたなぁ(笑)

 

チームならではの底力を思う存分発揮して全国決勝大会へ！

【Q】スクランブルゴルフ選手権の魅力についてお聞かせください。

高橋徹選手

全国決勝に行けたら、皆で旅行を兼ねてゴルフができるところが魅力ですね。日本全国の名門コースを回れますしね。

 

谷山篤選手

スクランブルゴルフ選手権のことを知った嫁さんが、夫婦ペアで出るスクランブルゴルフ大会にエントリーしまくっとんねん。ほんま、勝手にカレンダーにまる入れとるし。俺はもうええねんどな(笑)今日も、朝出る時に嫁さんから「北海道、行きたいか～！」って気合い入れられましたわ。「おう！行くぞ～！」と返事して出てきましたけどね。

 

高橋徹選手

めちゃくちゃ飛ばす女の子がいるチームは、スクランブルゴルフでは強いですよね。飛距離は僕らぐらい軽く飛ばすのに、レディースティーから打てますから。今日も、練習場で打ってた女の子は、プロテストの1次予選通過したって話してましたよ。

 

谷山篤選手

予選の時も、後ろで回ってた女の子がメチャメチャ飛ばしてたもんな。ミドルのティーショットがグリーン近くまで来てたやんな。でも、そういうレベルの人と同じ競技に出て戦えるってとこも、スクランブルゴルフならではの醍醐味だと思いますよ。4人チームでひとり4ホールを選択するルールも、なかなか面白いですしね。

 

森幸浩選手

普通の試合とは違って、仲間内でワイワイ言いながら回れるのが楽しいね。ほかの試合だったら、同じ組でも話もすることないもんね。

 

谷山篤選手

練習場で周りをみたら、メッチャ飛ばす若い子ばっかりやもんね。そんななかで、還暦前の僕らおっちゃんたちはよう頑張った。自分たちを褒めてやりたいわ。

 

笹部誠選手

今回の関西ブロック決勝から全国大会の北海道に行けたら、チームでウェアを揃えます。

 

谷山篤選手

全国大会へ行けたら、ウェア揃えるって最初から決めてたもんな。嫁さんに言って、同じウェア買ってこさすわ。無事に決勝を通過してたら…やけどな(笑)

ありがとうございました。自らをおっちゃんと呼ぶにはまだまだお若い「センターリッチライオン」。後続の組のスコアをしきりに気にされていましたが、上位で見事に全国大会へと進みました。北海道でお揃いのウェアに身を包み、楽しく笑いながら戦いに臨んでくださることでしょう。

 

 

執筆・撮影：Ikemoto