2022年3月18日(金)開催「2021 ScrambleGolf Tour Championship Kings Cup」の優勝チームインタビューです。見事優勝したのは「TEAM 14TUBE」池田純選手、肥野竜也選手、三好海土選手、竹内佑太選手。クラブメーカーのYouTubeチャンネルで結成したチームがシーズンエンドのハイレベル大会を制しました。
11アンダー、4番手のバーディーパットが勝因に
【Q】まずはチームの紹介をお願いします。
<肥野選手>
こちらの3人はクラブメーカー「FOURTEEN(フォーティーン)」のスタッフです。またYouTubeもやっていて、僕の職業はモデルなんですがレギュラー出演させていただいています。その中でチーム戦に出ようという話になり、選ばれた4人で今回の参戦が決まりました。
【Q】今日の勝因はなんでしょうか?
<池田選手>
僕のパターですね(笑)
<肥野選手>
僕らが外してかなり痺れるパットが残ってしまうんですけど、4番手の池田さんが全部入れてくれました。
【Q】三好選手、パットの調子はいかがでしたか?
<三好選手>
1個も入ってないです(笑)自分はだいたい2~3番手で肥野さんがパーは確実というところに置いてくれていたので、マジでねらっていたのですが。
<池田選手>
でも最後のセカンドはすごかった。
<三好選手>
確か185ヤードでしたね。右からのフォローだったので風に乗って足が出てくれたらという欲はありましたが、1ピンくらいのいいところに落ちてくれました。あと30センチ転がると奥に行っちゃっていたのでよく止まったなと。
【Q】バーディーパットはわりと長い距離の方が多かったのでしょうか?
<肥野選手>
今日は楽にバーディーというのは本当になかったですね。グリーンは速いしコンパクションも硬く、うねりとかあるので。
<池田選手>
ロングで2オンしたときくらいですね。
3人池ポチャも20メートルの距離を沈めるファインプレー
【Q】竹内選手は今日のプレーを振り返ってみていかがですか?
<竹内選手>
カレドニアンははじめてでめちゃくちゃ難しかったです。セカンドの距離も長く、乗せたら乗せたで難しいところに転がって行っちゃいますし。1人で回っていたら90近く打っていたんじゃないでしょうか。
<三好選手>
2人で話していたんですよ。チーム戦だからいいですけど「1人だったら完全に心が折れているよね」と。
【Q】特に印象に残ったプレーは?
<肥野選手>
後半の5番、ショートホールで3人とも池に落とし、もうヤバいという状況になって池田さんがセーフティーなところに乗せてくれて。僕が打ったファーストパットはわけのわからないところに行って、ラインが見えていないのに竹内さんが決めてくれたんですよ。あれはすごかった。下りのスライスで20メートルくらい。あんなの絶対入らないと思っていたから。
【Q】グリーン以外で難しかったところは?
<肥野選手>
寒さですかね。雨で濡れて手の感覚もなくなってくるしボールも硬く感じて。極寒の朝がずっと続いているような18ホールでした。ただチームワークがよくて、みんなで気持ちを盛り上げながら乗り切ることができました。
優勝の可能性を残して後半戦へ、スコアも上出来の結果に
【Q】ボールの選択はどのように判断していましたか?
<池田選手>
だいたいみんなで話し合って決めますね。
<肥野選手>
揉めたことはないです。みんな競技ゴルファーなので考え方はほぼ一致しますから。本当に迷ったときは池田キャプテンに「どっちですか?」と聞きます。
【Q】こういう厳しいコンディションで11アンダーという結果は?
<肥野選手>
上出来だと思います。正直、10アンダーを越えることは難しいと考えていて。前半5アンダーでしたが6アンダーのチームがいて、もう少し頑張らなきゃということで結果11アンダーになりましたが。いろいろツキもありましたね。
【Q】どの辺りで優勝を意識しましたか?
<三好選手>
前半を終えた時点でまだチャンスはあるなと思っていました。でもスクランブルゴルフって爆発的なスコアが出るじゃないですか。後半、目標にしていた6つは取らないとダメとうのもあって。優勝を意識したのは最後のバーディーパットが入ったときですかね。
<肥野選手>
残り3ホールで9アンダー。全部取れたら優勝かもねという話はしていました。ただ8番を逃したのでカウントバックなら厳しいかなと。最終ホールはレストランから見ていてピン位置が難しいとみんなわかっていたので取れてよかったです。
【Q】8番ホール、三好選手は4つめのティーショット採用でしたが。
<三好選手>
このチームで一番飛距離が出るのは竹内だったので、できれば最終ホールで使える状況にしたいというのはありました。8番で自分のボールを採用してもらいたかったので緊張しましたが、まずまずのところに打てたのでホッとしましたけど。ただ次のホールで竹内はバンカーに突っ込みました(笑)
動画でも伝えているクラブの性能があったから乗り切れた
【Q】チームの持ち味は?
<池田選手>
エースの肥野竜也が引っ張っていってくれるので。
<肥野選手>
一番上手いのは池田さんですよ。三好さんは群馬県アマを獲っている方で、竹内さんもドラコンやっているくらいの飛距離を持っていて、僕が一番下手なんですよ。ただしゃべりでアシストしているというか。
<池田選手>
バランスはいいと思うんです。肥野さんはステディにフェアウェイに運んでパターも上手だし。僕と三好はオールラウンドにプレーできて、竹内のドライバーは飛ぶので。
【Q】YouTubeではどんな動画をアップされているんですか?
<肥野選手>
ラウンド対決もありますし、クラブメーカーなのでクラブのよさを伝える動画もアップしています。
<池田選手>
単純に自分たちの考えや想いを伝えていきたいなということで、YouTubeをはじめました。スタートから1年4ヵ月。月に12本上げているので、今は240本くらいありますかね。
フォーティーンfourteen公式チャンネル
https://www.youtube.com/c/FOURTEENCOLTD
【Q】最後に今後の抱負と今日のまとめを。
<池田選手>
スコア的な目標は18アンダーを出していきたいなと。去年、コロナの影響で北海道に行けなかったのでまた全国決勝を目指したいです。
<竹内選手>
本当に最後まで諦めずにみんなでプレーできて、最高の結果がついてきてすごく気持ちよかったです。次に出る試合もいいスコアを目指して頑張りたいです。
<肥野選手>
こんな悪天候でも優勝できたのはクラブのおかげです。操作性もあるしやさしさもあるし、厳しいコンディションになるほどフォーティーンさんのクラブは助けてくれるなと実感しました。
池田純選手、肥野竜也選手、三好海土選手、竹内佑太選手、ありがとうございました。確かに極寒という言葉がピッタリの厳しいコンディションでしたね。その中で11アンダーは本当に立派な成績だと思います。YouTubeでの活動も楽しみにしています!