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【大会レポート|優勝ペア編】第5回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 全国決勝

2022年3月1日(火)開催「第5回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 全国決勝」の優勝ペアインタビューです。見事優勝したのは「田村木材」西家久雄選手、田村彰朗選手。ダブルス初挑戦、御殿場も初ラウンドとはじめて尽くしのペアがハイレベルな戦いを制して頂点に立ちました。

 

 

責任感だけで18ホール完走!?予選トップから全国決勝へ

【Q】お二人のご関係について教えていただけますか?

 

<田村選手>
大学時代の先輩と後輩です。ゴルフ部でしたがそんなにガツガツしていなくてサークル的なノリのやつです。

 

 

【Q】今大会に参加した理由は?

 

<西家選手>
私が競技ゴルフをしっかりやっている方でして、パブリックのミッドアマに出ていたんですけど全国に行けなくて。こういう大会である程度上手い人を誘えば予選通るかなと思ってエントリーしました。

 

<田村選手>
競技には全然出たことがないんですけど、彼に誘われてそんな2人でやるやつがあるんだったら面白そうだなと。

 

 

【Q】西家選手が競技ゴルフに目覚めたきっかけは?

 

<西家選手>
100切るかどうかの腕前のまま社会人になってゴルフから離れていました。バスケをしていましたが体を痛めてから、またゴルフを真剣にやりはじめました。

 

 

【Q】今大会に出るまでスクランブルゴルフの経験はありましたか?

 

<田村選手>
2人とも六甲の予選会がはじめてです。

 

<西家選手>
さすがに1回目は通ると思いませんでしたが、出てみたら通ったという感じで。9アンダーが出てまさかの1位通過。ビックリしました。この2人は合っているんじゃないかと(笑)

 

<田村選手>
順位がどうとかではなく責任感だけで18ホールを戦っていました。後輩にバカにされたくないので(笑)

 

 

準備はヤーデージブックのみ、強風を味方につけてチャンピオン獲得

【Q】実際に出場してみてスクランブルゴルフの印象はいかがですか?

 

<田村選手>
楽しいですよね。ゴルフって個人競技なので失敗してもいいわと諦めることもあるんですけど。ダブルスは相方がいるのでこの人のために最後まで集中してやらないといけないなという気持ちがあります。

 

<西家選手>
頑張ってパーを積み重ねていくのがゴルフだったのに、何回もバーディーをねらえるのは面白いなと感じました。

 

 

【Q】決勝に向けてなにか準備はしてきましたか?

 

<西家選手>
練習ラウンドはしてないですね。昼に関西を出て、夜にこっちに着いて泊まっただけです。

 

<田村選手>
来る途中で浜松の練習場には寄ったんですけど。

 

<西家選手>
できる範囲で準備はしてきました。ヤーデージブックも買いましたし。

 

 

【Q】御殿場コースの印象は?

 

<田村選手>
グリーンのいいところに乗せたと思っていても5~10ヤード奥に転がるとか、それがすごくやりにくかったですね。手前にも池があったりして難しかったです。

 

 

【Q】今日の勝因はなんでしょうか?

 

<西家選手>
(田村選手が)風に強い球を打つし、逆に私は風が弱いときに活躍できて、噛み合ったというか。

 

<田村選手>
基本的に球が低いですから(笑)

 

<西家選手>
普通の状況だったら5~6アンダーは出せるかなと思ってきたんですけど。ただ風が強かったのでどうなるかと思ったら結果が出てよかったです。

 

<田村選手>
スタート時間が遅く3~4ホール目までは風が強く吹いていたんですが、それ以降はほぼ無風になりました。そこからスコアを伸ばせたかなという感じですね。後半の雨もほとんど気になりませんでした。

 

 

【Q】今後の目標は?

 

<田村選手>
チーム戦をねらっていこうかと。誰かと一緒にやることによって集中できるタイプなんだと今大会を通じて気づきました。

 

<西家選手>
副賞でチケットもらったのでどこかの試合には出たいと思います。次はペアルックで出場したいですね。

 

 

 

西家選手、田村選手、ありがとうございました。普段一緒にラウンドしないとおっしゃっていましたが、試合本番では息ピッタリのチームプレーでしたね。優勝おめでとうございます!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!