2021年11月25日(木)開催「第1回全日本ダブルススクランブルゴルフ選手権2021 ダブルス戦 全国決勝」の優勝ペアインタビューです。見事優勝したのは「トイブル」松岡裕導選手、井上亮選手。スクランブルゴルフツアー初参戦ながら、トータル65ストローク(OUT32、IN33)で初代チャンピオンの座を獲得しました。
初挑戦のスクランブルゴルフ!似た者同士だから修正しやすい
【Q】スクランブルゴルフは今大会がはじめてだそうですが、実際にプレーしてみていかがでしたでしょうか?
<松岡選手>
スクランブルゴルフは予選と今日の決勝で2試合目です。気楽に回れていいですよね。プレッシャーはまったく感じませんでした。
<井上選手>
彼にノビノビとプレーしてほしかったので、全ショットを先に打ってもらいました。その結果を見てどうしようかと。
<松岡選手>
曲げたときにあとはよろしくということで(笑)
<井上選手>
ミスしてもカバーし合えるので1人で競技に出るより気持ち的にも楽だと思います。4人でやるチーム戦も面白そうですよね。
【Q】つまりチームワークはよかったと。
<松岡選手>
僕はあまり考えない方なので。自分がOBを打っても彼がちゃんとしてくれれば大丈夫かなくらいです。
<井上選手>
2人とも持ち球とか考え方が似ているので先に打ってもらってミスがあったとしても、そこからの修正はしやすいですね。彼は基本そんなに曲げないし飛距離もあるので一応まかせてはいますが。
ラフと池の攻略がポイントになる大会コース、練習ラウンドの成果は?
【Q】試合会場であるタラオカントリークラブ(西コース)の印象はいかがでしたか?
<松岡選手>
広くてグリーンコンディションがいいですよね。
<井上選手>
ラフが少し難しいという印象があります。あと池が左側に多くてそれを逃げて右に打つと次のショットが前上がりでフックを誘導してくるとか。
<松岡選手>
ちゃんと考えてるなー(笑)
【Q】決勝当日を迎えるまでになにか準備はしてきましたか?
<井上選手>
ここで練習ラウンドはしましたが、サブグリーンだったのであまり意味がなかったかもしれません(笑)
<松岡選手>
一番後ろのティから回っていたのでまったく練習になっていなかったような。でもコースを見られただけでもよかったです。
社会に通じるゴルフの魅力!競技に出ることでいろんな人とつながりができる
【Q】前半戦を4アンダーで終えたときの心境は?
<松岡選手>
その時点ではまったく優勝できるとは思いませんでした。後半も同じくらいのスコアを出せればいいかなと。
<井上選手>
目標は前後半4アンダーだったので最終的に8アンダーを出せれば上位に絡めるかなという。完璧ではないですけどまあまあよかったかなと思います。
【Q】フィニッシュの時点では7アンダーで暫定トップでした。
<松岡選手>
まあここから落ちていくでしょうと(笑)
【Q】勝因はやはりパターでしょうか?
<井上選手>
パターですね。スクランブルゴルフはほとんどパーオンすると思うので、いかにパターが入るかが勝負のカギです。
<松岡選手>
1ピンとか3メートルくらいは沈めたいですよね。
【Q】ゴルフの面白さとはなんでしょう?また長く続けるコツは?
<松岡選手>
友だちと一緒に行くのが一番いいんじゃないでしょうかね。また競技に出ると普段しゃべることのない人たちと会ってラウンドできるし、社会人として勉強になることも多いと思います。
<井上選手>
いつもの決まったメンバーも楽しいですが、知り合いの知り合いとコースを回ったり、その人と一緒に試合に出てみるのもいいと思います。ゴルフはつながりが広がるスポーツですから。
松岡選手、井上選手、あらためて優勝おめでとうございます。スクランブルゴルフ初挑戦でのタイトル獲得、素晴らしいのひとことです。お話を聞きながらペアとしてのバランスのよさが伝わってきました。連覇はもちろん、チーム戦へのチャレンジもお待ちしています!