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2人で北海道へGO「2019日本スクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦」の魅力

 

6年目を迎えるスクランブルゴルフツアーですが、2019年度から新しい大会がはじまっています。その名も「日本スクランブルゴルフ選手権」と、国内最大級かつ最高峰のスクランブルゴルフ競技大会という位置づけで全国規模の予選会を実施、決勝大会にて日本一のチームを決定します。そこで今回は2人で挑むダブルス戦の魅力についてまとめてみました。

 

 

ベストを尽くし2人で「勝ち上がる」という喜び

大会参加の目的は人それぞれだと思いますが、やはりひとつでも上の順位を目指すというのがモチベーションになっているのではないでしょうか?たとえば予選会では予選突破が一番わかりやすく設定しやすい目標のはずです。18ホールのプレーを終えて、スコアの優劣で順位が決まり、カットラインの上か下かで運命が変わります。

 

 

スクランブルゴルフは個人戦にはないチームプレーの楽しさを味わえるのが特徴です。そしてベストを尽くし、見事予選突破した瞬間に得られる達成感は競技大会ならではの大きな魅力です。その両方を堪能できるのがスクランブルゴルフツアーで、今年度よりスタートの新大会「日本スクランブルゴルフ選手権」は、参加するすべてのチームに勝ち上がるチャンスがあります。

 

「日本スクランブルゴルフ選手権」は関東、関西、中部、九州と全国的に予選を行い、決勝進出チームを決めます。試合数が多いため、目標に届かなかった場合の再チャレンジも可能です。最高のパートナーとタッグを組み、勝ち上がるという喜びを分かち合ってください。

 

 

全国決勝「北海道クラシックゴルフクラブ」を目指して

ダブルス戦は9月5日(木)に全国決勝を開催しますが、その舞台は本州でも九州でもなく北の大地の秀逸コース「北海道クラシックゴルフクラブ」です。1991年オープン、設計はコースデザイナーとしてゲーム性に富んだコースを数多く創造してきたジャック・ニクラス。帝王と呼ばれたレジェンドの傑作として名高いコースです。

 

 

2016年に開催された男子ツアー「第84回 日本プロゴルフ選手権大会」では、好プレー続出のまま迎えた最終日、怒涛の追い上げでトップに並んだ谷原秀人選手が、武藤俊憲選手とのプレーオフに突入。谷原選手はプレーオフの18番ホール、ティーショットを林に入れてしまいましたが、木の間を抜くスーパーショットでグリーン手前に。さらに寄せて1パットで沈め、悲願のメジャー初優勝を遂げています。

 

ちなみに谷原選手が最終日に記録したスコアがコースレコードタイとなる63ストローク。ダブルス戦であれば決して手が届かない数字ではありません。いずれにしても決勝当日、この「北海道クラシックゴルフクラブ」を完全攻略した2人に、国内最強ペアの称号が与えられます。

 

 

非日常体験「噛み合う」ことで未知の領域へ

スクランブルゴルフの面白さを表すのにピッタリな「噛み合う」という言葉があります。この「噛み合う」は4人の総力でスコアを伸ばし続けるチーム戦より、少数精鋭の2人で挑むダブルス戦の方が体感しやすいのかもしれません。

 

 

パートナーのミスを帳消しにするナイスショット、1打目のラインを参考にしてのカップインなど「噛み合う」場面が多いほど、2人のチームプレーに活気が出てきます。その一方で2分の1の確率でプレーを決めなければならないという緊張感もあり、コース上では「個人戦よりダブルス戦の方がピリッとする」との声もよく聞こえてきます。

 

プレーの流れとしてはそれぞれの持ち味や得意技を出しながら要所を締め、チャンスに備えるような戦い方になると思います。序盤で上手く流れに乗って、バチッと噛み合ったときはチーム戦に匹敵する爆発力があり、非日常のゴルフを体感できます。

 

2人のチームワークでどこまでスコアを伸ばせるか?ダブルス戦に参加して、未知の領域に踏み込んでみましょう。

 

 

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!