ゴルフ場ではシニア世代のゴルファーが元気にプレーしている様子がよく見られます。生涯スポーツと言われるゴルフに年齢は関係なく、やる気と体力さえあればいつでもどこでもコースラウンドを満喫することができます。そんなシニアゴルファーのみなさんにもっとゴルフを楽しんでいただこうと今年度より開催しているのが「シニアペアスクランブルゴルフ選手権」です。

 

 

参加条件が「55歳以上」のスクランブルゴルフ競技大会

一般的にシニア世代というと65歳以上の方々を指しますが「シニアペアスクランブルゴルフ選手権」では参加条件を55歳以上、1965年（昭和40年）3月31日以前誕生のアマチュアゴルファーとしています。

 

 

女子プロを中心に次世代ゴルファーの活躍がメディアで取り上げられるたびに、ゴルフ＝おじさんのスポーツという印象は薄くなっていますが、日本のゴルフ文化を築き上げ、支えてきたのは言うまでもなくシニア世代のみなさんです。また、今もなおゴルフ人口の中心世代であることは間違いありません。

 

競技大会に目を向けると、たとえばPGAシニアツアーのように年齢で区切ることで、若年層とは違うゴルフの面白さや目的を引き出すことが可能です。生涯現役でプレーできるゴルフですが、競技大会においては戦いやすいフィールドを選ぶことも大切です。そこで無理はしたくないけど本気でやりたいというシニア世代の声を受けて「シニアペアスクランブルゴルフ選手権」の開催に至りました。

 

 

普段と同様「距離の負担なく」コースに挑める

「シニアペアスクランブルゴルフ選手権」の予選会は1～10月にかけて、関東、中部、関西エリアで計19試合。また各予選会の規定上位ペアが参加する全国決勝は12月9日（月）「レイクウッドゴルフクラブ／西コース（神奈川県）」にて開催します。

 

 

大会当日は全ホールにおいて男性はシニアティー、女性はレディースティーを使用します。男女とも距離の負担を感じることなく、パーオンはもちろん連続バーディーも期待できます。

 

ショットでグリーンを外したとしても、そこからが見せ場。これまでのゴルフキャリアで身に付けた技術を総動員してピンをねらいましょう。実際に何度も目にしていますが、シニアゴルファーのアプローチは本当に高精度で、あわやチップインというシーンも珍しくありません。

 

 

2人の「長年の付き合い」が強力な武器に

参加ペアのタイプとして目立っているのがゴル友とご夫婦です。他の大会でも同様のペアは数多く参加していますが「シニアペアスクランブルゴルフ選手権」の特徴はパートナーとの付き合いが長いことです。

 

 

5年、10年のレベルではない長い付き合いは、2人で協力するチームプレーにベストマッチします。スクランブルゴルフのダブルス戦はパートナーである相手をよく知っているほど先の展開が読みやすくなるため、ピンチを避けながらスコアを伸ばしていくことができます。

 

積み重ねてきたゴルフスキルと強いパートナーシップで初代チャンピオンペアを目指してみませんか？