
2025年11月4日(火)開催「第5回全日本ダブルススクランブルゴルフ選手権2025 全国決勝」のレポートです。ダブルス王者を決めるファイナルには62ペアが出場。2人の力で勝利をつかんだ精鋭ペアは?

試合会場は「宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県笠間市)」です。日本ゴルフツアー選手権も開催されるチャンピオンコース。これまで磨いてきた腕でメジャートーナメントの舞台に挑みます。

今年優勝した蟬川泰果プロのスコアカードが展示されていました。最終日は66(PAR71)の5アンダー。流石プロというスコアですが、チームプレーで上位を狙うにはちょうどいい目安なのかもしれません。

クラブハウス前のパッティンググリーンでは選手のみなさんが最終調整を行っていました。難敵のグリーンを攻略するためはここでの入念なチェックが欠かせません。

OUTスタートの1番ホールにやってきました。今回は西コースを使用しますが、INスタートの10番ホールはここからかなり離れたところにあります。ということで遅刻しないように早めの移動をお願いしていました。

せっかくの全国決勝なので記念撮影を。決戦前の気合いは十分。2人のやる気なくして戦えないのがダブルス戦です。

8時ちょうどに第1組がティオフ。1番ホールは362ヤードのパー4。今日を占うファーストショットの行方は?

使用ティは全部で4種類あります。シニアは55歳以上、グランドシニアは70歳以上。女性は赤のレディスティを使います。

ここ宍戸がホームコースとのことで大きなプレッシャーを感じながらのティショット。知り尽くした18ホールで好結果を残せるでしょうか?

天気がいいので朝のティーングエリアは活気に満ちていました。雨の心配はまったくなし。実力を発揮しやすい絶好のコンディションです。

ライオンのヘッドカバーはたまに見かけますが、こちらはなんと新日本プロレスのゴルフグッズ。ヤングライオンみたいなパワープレーを期待しましょう。

ティショットのあとはフェアウェイへ。チャンスにつけられるかどうかはセカンドショット次第。ピンを狙うかサイドに逃がすか、ホールごとの戦略的判断も重要です。

ダブルスといえばロングパットの精度ですが、このくらいの距離を決められると明るい光が見えてきます。しっかり傾斜が効いているスライスラインですが、果たしてカップとの相性は?

基本はパープレーのダブルス戦。アプローチで寄せての1パット。いわゆる寄せワンでボギーを回避できれば次のチャンスを引き寄せられます。

フェアウェイからピン方向へ。さすがファイナリストというナイスショットが続いています。

宍戸のグリーンはショットパットの緊張感がたまりません。カップと一対一の真剣勝負。まさに手に汗握る瞬間ですが、無事に沈められるでしょうか?

あともうひと転がりという惜しい場面。パーとバーディーは本当に紙一重なんですね。この日は風が吹けば入りそうなパットを何度も目撃しました。

ナイスバーディー!見事なチームワークでスコアを伸ばしました。この勢いで残りのホールを駆け抜けましょう。

試合は後半戦に突入しました。ランチタイムに英気を養ったはずなのでここから反撃開始。朝イチより午後イチ、それこそが今日イチ。いい音がコースに響き渡りました。

前半の貯金の有無に関わらずもう攻め続けるしかありません。ラスト9ホールの戦いの行方は?

優勝スコアはその数字を見た人たちがため息を漏らす10アンダー。難攻不落の宍戸に真正面から挑んで2桁の大台に乗せました。

新チャンピオンとなった「考えるな、打て」の2人。鬼門の17番でバーディー、さらにチップインイーグルも加えて勝利を手にしました。おめでとうございます!

選手のみなさん、お疲れさまでした。秋晴れの空のもと素晴らしいチームプレーの数々を見ることができました。これからもそれぞれのダブルス道を極めていってください。よろしくお願いします。
<試合結果はこちら>
https://athlete.golf-l.jp/conventions/520/event/25602
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