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奇跡のダブルホールインワン!同日に同一ホールで達成

2025年9月9日(火)

「第7回 日本スクランブルゴルフ選手権2025」

北海道クラシックゴルフクラブ(北海道勇払郡)

<Photo:北海道クラシックゴルフクラブ・17番ホール>

 

スクランブルゴルフツアーの歴史に残る、まさに奇跡の瞬間が生まれました。

北海道クラシックゴルフクラブで開催された「第7回 日本スクランブルゴルフ選手権2025」において、同じ日に同じ17番ホール(121ヤード・パー3)で、なんと2人の選手がホールインワンを達成。大会会場は驚きと歓喜に包まれました。

 

この17番は、グリーン手前と左側を池がガードし、さらに前後にはバンカーが待ち受ける難関のパー3。正確なショートアイアンが要求されるホールで、唯一の逃げ道は右サイドというシビアな設計です。

 

芝田進弘さん(SHIBBASIA)、念願の初ホールインワン

最初に快挙を成し遂げたのは、チーム「SHIBBASIA」の芝田進弘さん。PWを手に放った一打について「奥の土手に当てて戻ればいいと思って、キャディーさんに相談してその通り打てた」と振り返ります。

 

打球の行方は本人からは見えませんでしたが、グリーン脇で見ていた人たちが「入った!」と叫び、駆け寄る姿を見てようやく確信。それでも「絶対嘘だと思いました。でも本当に入っていたんです」と、喜びを噛みしめました。

 

チームは東京クラシッククラブのメンバーで結成。女性2名を含む編成で挑戦しており、「女性メンバーと一緒に全国を目指すのは簡単ではありませんが、それこそがスクランブルゴルフの魅力。仲間と挑戦し、このホールインワンは最高のご褒美になりました」と笑顔を見せました。

 

チームはOUT31・IN30のトータル61で8位に入賞。スコアカードに刻まれた数字以上の喜びを共有しました。

 

松山修一さん(ハッピーフレンド)、通算4度目の快挙

その数時間後、同じ17番ホールで再び奇跡が起こります。チーム「ハッピーフレンド」の松山修一さんが50度のウェッジで放ったショットが、傾斜に当たりバックスピンで戻ってカップイン。自身通算4度目、同チームで2度目のホールインワンを達成しました。

 

「正直、いい感触はなかった。ちょっと右に出てしまったんですが、うまく傾斜に当たって戻ってきてくれた。グリーン上でボールが見えず、近づいたらカップの中でした」と淡々と振り返りながらも、表情には喜びがにじんでいました。

 

チームはOUT31・IN29のトータル60で6位入賞。チームにとっても忘れられない一日となりました。

 

【豪華ホールインワン特別賞】

スクランブルゴルフツアーでは今シーズンより、ホールインワン達成者に豪華特別賞が贈られます。今回は史上初の“ダブル受賞”となりました。

 

・COREFORCE賞(提供:株式会社ゆうき)
機能性アクセサリーブランド「COREFORCE」より、達成チーム全員に高性能ギアを贈呈。

 

 

・エアトリ ホールインワン賞(提供:株式会社エアトリ)
達成者には、選べる国内線往復航空券をプレゼント。

 

 

芝田さん・松山さんともに「副賞までいただけるとは本当にありがたい」と声を揃え、チームメイトと喜びを分かち合いました。

 

記録にも記憶にも残る一日

ホールインワンの確率はおよそ「1万数千分の1」と言われています。同じ日に同じホールで2度も達成されるのは、まさに奇跡。大会関係者も「スクランブルゴルフツアー史上、前代未聞の快挙」と興奮を隠せませんでした。

 

記録にも記憶にも残る一日。スクランブルゴルフツアーはこれからも、仲間と共に挑戦し、喜びを分かち合える舞台をご用意して、皆さまの挑戦をお待ちしています。

この記事を書いた人

MORIYA KIYOSHI

1974年|埼玉県生まれ|ゴルフで笑顔が生まれる体験をプロデュースしています。