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平均184センチの高身長シニアペア!飛距離を武器に高知のトーナメントコースへ

2023年12月19日(火)開催「第3回全日本シニアダブルススクランブルゴルフ選手権2023 全国決勝」に出場した「BIG SAM」齋藤公義選手、水迫光尋選手のインタビュー記事です。コースでひと際目立つ高身長のシニアペア。飛距離を武器に全国決勝を戦い抜きました。

 

 

180センチでも小さく見える!?たまにやらかすのが弱点かも

【Q】チーム名「BIG SAM」にはどういう意味があるのでしょうか?

 

<齋藤選手>

まず自分が大きいでしょ、188センチあるから。それに齋藤のSと水迫のMをつけて。

 

<水迫選手>

私も180センチあるんですけど小さく見えるでしょう(笑)

 

<齋藤選手>

高校一年まで野球をやっていて、そのあとわけあってバレーボールに転向したの。でもそのときに肩、腰、ヒザと全部痛めちゃって。

 

 

 

【Q】もうお付き合いは長いんですか?

 

<水迫選手>

コンペで知り合ってからなので。

 

<齋藤選手>

何年だろ、5~6年くらいかな。共通の友だちがいたんですよ。

 

 

【Q】予選はいかがでしたか?

 

<齋藤選手>

実は今回予選落ちしたんだけど、繰り上がり出場で。九州とか遠くで全国決勝をやる大会ってだいたい繰り上がりなの(笑)

 

 

【Q】ご年齢を伺ってもいいですか?

 

<齋藤選手>

70歳ですね。

 

<水迫選手>

今年で60歳になります。

 

 

 

【Q】このチームのプレースタイルは?

 

<水迫選手>

(齋藤選手は)年齢から考えるとかなり飛びますし、小技も上手いですね。たまにやらかしますけど(笑)毎回同じようなところで、私がミスしてその上塗りをしちゃうんです。それが2人の弱点ですね。

 

<齋藤選手>

私がフェアウェイキープしていると彼がガツンと打ってくれるんですよ。で、変なところに行っちゃうと彼がクリークでいいところに落とすと。いつもそういう作戦でやっているんですけどね。

 

 

【Q】水迫選手は見るからに飛びそうですが。

 

<齋藤選手>

(水迫選手は)プロだったので300ヤードは飛びますよ。

 

<水迫選手>

ドラコンプロをやっていてもう引退したんです。アマチュア資格は2年前に取りました。

 

<水迫選手>

ドラコンってティショットだけですけど、でも私が入っていた団体はフェアウェイに置かないと上位に行けないものですから。飛ばしながらもいかに枠内に収めるかというのが難しいところですよね。

 

 

アイアンの距離感が合わない理由はそれぞれにある

【Q】今日は2アンダーという結果でしたが。

 

<齋藤選手>

スタートからしばらく調子がよかったんだけど、なにしろ僕らの弱点はパットが入らないことで(笑)

 

<水迫選手>

カップにも蹴られましたね。

 

<齋藤選手>

本当に一筋外しとか惜しいのが続いて。たまにラッキーがあるじゃない?そういうので2つ、3つくらいはもらえるかなと思っていたんだけど。

 

<水迫選手>

スコアは大いに不満です(笑)前半に3つは取りたかったですけどね。2バーディーまではよかったけど、ボギーを打ってから流れが変わっちゃって。

 

 

 

【Q】できればノーボギ―で終わりたかったですよね。

 

<水迫選手>

そうなんですよ。セカンドのシャンクで(笑)

 

<齋藤選手>

肩を痛めてから関節の動きが悪くなっちゃって、4~5ヵ月もラウンドしていないとアドレスのときにボールの位置がわからないんですよ。今日も探りながらのプレーで。

 

 

【Q】普段はどういうゴルフライフですか?

 

<齋藤選手>

クラブの月例だとかたまにしか出ないし。シニア選手権なら同じ年くらいの人たちと楽しくラウンドできるけど、でもそんなに個人競技にこだわらなくてもいいかなと。だからこういうスクランブルゴルフは面白くて仕方がないです。彼が一緒にやるのは嫌だとか言わなければ(笑)来年はダブルス戦も出るし、北海道に行く大会のチーム戦にも出る予定です。

 

<水迫選手>

ホームコースはあるんですけど、3年前に2回続けて勝ってからはドラコンに集中するため出ていなくて。ただそうするとアイアンの距離感も合わなくなるんです。強く入って飛び過ぎちゃうんですよね。今は普通にゴルフを楽しんだり、海外のドラコンイベントで現地の人と一緒にラウンドしたりとか。言葉が通じなくても飛ばすと喜んでいただけるので。

 

 

 

【Q】ドライバーの飛距離があるのでセカンドはほぼ短いクラブですか?

 

<水迫選手>

私はウェッジですね。齋藤さんが52度かピッチングか、大きくても9番です。

 

 

【Q】今後もまだまだゴルフを楽しめそうですね。

 

<齋藤選手>

390ヤードでパーオンできなくても寄せてパーを取れたらそれでいいと思うし。年齢なりに楽しめればいいんです。

 

<水迫選手>

何歳になってもできるのがゴルフのいいところですよね。私も2年前に手術してボルトが入っているんですけど、そのときお医者さんから「もうゴルフはできません」と言われていて。なんとかできる方法として今もボルトをいれたままプレーしています。たとえ飛ばなくなってもゴルフができる方がいいですから。

 

<齋藤選手>

いまだに前日とか寝はじめると夢の中でラウンドしちゃいますよ。

 

<水迫選手>

それは病気です(笑)

 

<齋藤選手>

まあいいスコアが出れば楽しいし、ダメなときはまた次に頑張るぞと思えるしね。

 

 

齋藤選手、水迫選手、ありがとうございました。スコアを決めるのはやはりパターですよね。今後もケガや故障に気をつけながらゴルフを楽しんでください。試合へのエントリーもお待ちしています!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!