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もうすぐ古希のご夫婦ペア、前回の雪辱を果たすために練ランで腕磨き

2023年11月22日(水)開催「2023いい夫婦ペアスクランブルゴルフ選手権 全国決勝」に出場した「リベンジャーズ」武田省三選手、武田妙子選手のインタビュー記事です。前回に続いて2度目の全国決勝。円熟のシニアダブルス戦でリベンジは成功したのでしょうか?

 

 

意思疎通はバッチリ!いいアドバイスができるようになった

【Q】チーム名の「リベンジャーズ」にはどんな思いが。

 

<武田省三選手>

去年も参加させていただいたんですけど、1オーバーで27位だったので。今回はアンダーを出してベストテンに入りたいと。そういう意味でのリベンジャーズです。

 

<武田妙子選手>

去年の予選がトップ通過だったので余計にね。

 

 

 

【Q】スクランブルゴルフには慣れてきましたか?

 

<武田妙子選手>

そうですね、ラフで沈んでいてもマークしていいところに動かせるじゃないですか。ディボットでもバンカーでも。だからいいスコアを出せるようになりますよね。

 

<武田省三選手>

少しずつ2人の意思疎通ができるようになってきました。パターでもこっちに打った方がいいよとか、よりよいアドバイスを送れるようになりますよね。

 

 

 

【Q】その意思疎通に関して、ご家庭とコースでは勝手が違いますか?

 

<武田妙子選手>

別モノじゃない(笑)

 

<武田省三選手>

彼女が10年くらい前からゴルフにがっつりハマっていて。私はそれをサポートしているんですけど、ことゴルフにおいてはかなわないですね(笑)

 

 

 

【Q】ゴルフにハマったきっかけは?

 

<武田妙子選手>

最初はママさんバレーをやっていたんですけどヘルニアになっちゃって。整形外科の先生に聞いたら背筋を強くするのにゴルフがいいですよとすすめられて、それでハマっちゃったの。

 

<武田省三選手>

もう年間100ラウンドとか。腰が痛いとか言いながらやっていますけど。

 

<武田妙子選手>

本当に痛いときはアプローチとパターが嫌でしたね。でも県アマのチャンピオンも2回獲りましたし、あとは関東のグランドシニアも。

 

 

 

【Q】ご年齢を聞いてもいいですか?

 

<武田省三選手>

私は来年古希で70歳になります。

 

<武田妙子選手>

2歳違いの68歳です。

 

<武田省三選手>

まわりの方は80歳でも元気にやっているので、あと10年くらいは楽しめるかなと。

 

 

練習ラウンドにはなかった試合独特の緊張感に飲まれる!?

【Q】使用ティや距離についてご意見はありますか?

 

<武田省三選手>

前の方で打つことにこだわりたくないんですよ。みんなと一緒にやれたらいいかなと。だから何歳になったからどうこうというのはないですね。

 

<武田妙子選手>

今日は赤ティですし、競技は後ろから打つので特に希望はないんですけど。ただ同組のペアの方が55歳とか若いと飛距離が違いますからね。70歳になったらシルバーティーとか年齢別にしていただけるとまた違う楽しみが出てくるかなと思います。男性はまた別のプライドがあるみたいですけど。

 

<武田省三選手>

飛ばなくなったらもうやらないから(笑)

 

 

 

【Q】練習ラウンドは?

 

<武田省三選手>

やりましたよ。茨城のいろんなコースでスクランブルゴルフの形式で。落としたいところに打てるように確認しながらね。

 

<武田妙子選手>

こっちに来てからも練習して。

 

 

 

【Q】肝心のリベンジは成功しましたか?

 

<武田妙子選手>

全然ダメでした(笑)

 

<武田省三選手>

前半パープレー、後半3オーバー。後半は最初にボギー叩いたのが痛くて。

 

<武田妙子選手>

昨日の練習ラウンドでは3アンダーだったので、リベンジできそうだねって言っていたのに。いざ試合になると力が入っちゃって。主人もチョロって(笑)

 

 

【Q】どちらかというとご主人の方が緊張すると。

 

<武田省三選手>

心拍数が上がってドキドキしちゃって。昨日はなんでもなかったのに。今日になったら。

 

<武田妙子選手>

あんなチョロなんて見たことなかったです(笑)私は1人でやるときも絶対入れなきゃとか、1打差で予選通過できないとかあるので。その経験があるからわりと自信があります。

 

 

【Q】次回に向けては?

 

<武田省三選手>

古希の記念で出られたらと思っているんですけど。予選は通る自信がありますけど。全国決勝に行けるかどうかは(笑)

 

 

武田省三選手、武田妙子選手、ありがとうございました。朝イチのティショットは緊張しますよね。特にこの大会はまわりで見ている人も多いので気持ちがよくわかります。そして次回こそリベンジを!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!