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【大会レポート|優勝ペア編】2022全日本マッチプレースクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦 全国決勝

2023年3月6日(月)開催「2022全日本マッチプレースクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦 全国決勝」にて見事優勝した「となりでファー!」宮腰健太選手、西本想良選手のインタビュー記事です。超高速グリーンで知られるカレドニアン・ゴルフクラブにて2対2の直接対決。勝因はなんだったのでしょうか?

 

 

決着は14番ホール、飛ばし屋ペアを相手にパッティングで勝負

【Q】2人はどういった関係ですか?

 

<西本選手>

地元が同じ函館で幼なじみなんです。

 

<宮腰選手>

2人とも27歳で普段はキャディの仕事をしています。

 

 

 

【Q】ゴルフはいつからやっていますか?

 

<宮腰選手>

小学校のころからはじめていて14~15年はやっていますね。いわゆるジュニアゴルファーとして北海道内の試合に出ていました。

 

<西本選手>

僕は大人になってからなので4年くらいですね。先にキャディの仕事に入って、その1年後からゴルフにハマって。大会もたまに宮腰君と一緒に出たりして。

 

 

 

【Q】対戦したペアはかなり飛ばしているように見えましたが。

 

<宮腰選手>

そうですね30ヤードぐらいは置いていかれましたね。自分としてはもう諦めるしかないと思って(笑)確実に真ん中に置ける長所の方を活かそうかなと。

 

 

 

【Q】カレドニアンでもキャディをしているとのことで、今日のピンポジションは?

 

<西本選手>

あまり普段と変わらないというか特別難しいセッティングではないと思いました。かんたんなところもあれば難しいところもあると。

 

 

 

【Q】14番ホールで決着がつきましたが勝因はなんだと思いますか?

 

<宮腰選手>

(勝利までは)もう少しかかると思っていました。前半終了の時点で3UPだったのでティショットが荒れたりボギーになったりしなければ、今日の調子なら行けるかなと。パターがよく入っていたのが大きかったですね。

 

<西本選手>

ティショットはもちろんそうなんですけど、僕は最後までタッチが合っていなくてなかなかパターが決まらずで。でも相方がバシバシ決めてくれてだいぶ助けられましたね。

 

 

 

【Q】ピン横に止める鋭いバンカーショットも打っていましたが。

 

<宮腰選手>

傾斜がきつくてかなり速いのでグリーンに乗るかどうかギリギリの、もうあそこしかないというところにきれいに打てたかなと。3回に1回は成功するというくらいの(笑)

 

 

 

3月の寒空でも半袖プレー!自信と雰囲気で打順を変えていく

【Q】打順はどうしていましたか?

 

<宮腰選手>

コースはわかっているのである程度は決めていましたが、雰囲気によって変えたりしていましたね。たとえば上りスライスには自信があったのでそういうときは率先して打ちにいきます。仮に外してもいい先生になれるかなと思って。

 

 

 

【Q】宮腰選手はこの寒さの中、ずっと半袖でしたが。

 

<宮腰選手>

北海道にいたときも外でずっと雪合戦しているような感じだったので。それにしても、とはよく言われますね(笑)

 

<西本選手>

見ているこっちが鳥肌立つくらいでしたね(笑)

 

 

 

【Q】どんなところにマッチプレーの面白さを感じていますか?

 

<西本選手>

ゴルフは自分との戦いですけど、対戦相手がいるということでやはり真剣になれる部分も大きいので。それがマッチプレーの醍醐味じゃないかと思います。

 

<宮腰選手>

そうですね相手に先行されたりすると自分のスイングが変わったりして。先に決められたときにはパンチが入っちゃったりとか、逆に緩んじゃったりとか。もう5回目なんですけどすごく勉強になります。

 

 

宮腰選手、西本選手、ありがとうございました。難しいコースでの戦略的なチームプレー。スタート時の雨や後半の風に関係なくリードを広げていきましたね。優勝おめでとうございます!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!