ゴルフのルールというとペナルティを課されるなど、制限されるイメージが強いと思います。その一方で救済措置もあるため、ルールをよく理解することがプレーやスコアの向上にもつながります。スクランブルゴルフ特有のルールは数えるほどしかないので、しっかり覚えておきましょう。
やむなくバンカーに入ったボールを選択
ボールがバンカーに入ることはペア戦ではよくある話です。チーム戦でもティーショットの採用回数が最後に残ってしまった場合など、やむを得ずバンカーからの脱出を選ぶことがあります。
いずれにしてもピンチであることには変わりなく、できれば1人目でサクッと出したいところですよね。一口にバンカーといってもその状況はさまざまです。アゴの高さやグリーンまでの距離によって難易度が大きく変わります。
一番手ごわいのはボールが砂に深く埋まってしまう、いわゆる目玉ではないでしょうか。普通のラウンドなら諦めモードで、2打目で出れば御の字くらいかもしれません。
スクランブルゴルフなら目玉でも大丈夫
ところがスクランブルゴルフの場合、バンカーで目玉というのはないに等しいというか、なかったことにできるんです。バンカーもフェアウェイやラフと同じく、ボールをマークしてプレースするわけですが、その際にレーキで砂を均せるので、結果的に目玉という状況はなくなります。これさえ知っていれば難しい状況でも脱出率がグンと上がるはずです。
スクランブルゴルフはチームメンバー全員が同じ状況で打てるようにするため、2人目以降も砂も均してイコールコンディションを保ちます。基本的なルールですが、プレー中はついそのことを忘れてしまって、次のミスショットにつながることも珍しくありません。
冷静に物事を考えられるスタート前にメンバー同士でルールを再確認しておきましょう。
2018キャロウェイゴルフ ペア・スクランブルゴルフ選手権
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