2023年10月4日(水)開催「2023ミックスペアスクランブルゴルフ選手権 シニアダブルス戦 Finalステージ|全国決勝」のレポートです。ファイナル最終日に行われたのは55歳以上を参加条件とするシニアダブルス戦。今年度から加わった新設クラスということもありコースはフレッシュな熱気に包まれました。
試合会場はヤマハレディースオープンで数々のドラマが生まれてきた葛城ゴルフ倶楽部。名匠・井上誠一氏が設計したチャンピオンコースです。難しいから面白いと感じていただけるハイクオリティーな舞台だと思います。
しっとりとした朝を迎えました。昨夜からの雨ですが予報では9時くらいまで降り続くとのことです。空のことを考えていても仕方がないので切り替えましょう。芝を見ているうちに晴れるはずです。
3日目にしてレインウェアでのティオフ。ちょうど大粒の雨が降りはじめたタイミングでした。まさに「これがゴルフ」と受け入れて前に進みます。
しばらく経つとかなり小雨に。やはり軽装の方が振り抜きやすそうですね。風をシュッと切るようなナイスショット!
競技説明はテントではなく売店の軒先で行いました。スタートの様子もよく見える場所なので一昨日も昨日も、そして今日も運営スタッフの拠点にしています。ゴルフにも人生にも雨宿りは必要です。
どうやら雨は止んだようです。ただ芝がまだ濡れているのでその辺も意識しながらのパッティング。手探り状態かもしれませんがググッとカップに寄せてきました。
いつも思うことですがシニアの選手はプレーが早いです。グリーンサイドの作戦会議もパパッと済ませて即決。ゴルフにおいて経験は強い武器ですよね。
国内屈指の名門コースでナイスバーディー!こういう1プレーが大きな自信になりそうですね。胸を張って次のホールへ。
ダブルスといえばアプローチ。予選でも全国決勝でも50ヤード以内の自信は欠かせません。言うまでもなくみなさんこの辺の距離はめっちゃ上手いです。予選突破の実力を十分以上に発揮していますね。
完全に晴れましたね。涼しい空気が秋の気配を感じさせてくれます。
速くて切れやすいグリーンと格闘中。トーナメントコースのグリーンはやはり強敵です。プロになった気分でガチ攻めしてください。入れるつもりで入れる、と。
そして試合は後半戦へ。残り9ホールの勝負。前半以上に慎重なプレーが求められます。
ピンに絡むようなショットを。2人の力でチャンスを手繰り寄せましょう。
シニアダブルス戦もペアコーデが主流です。試合向けに用意されている方がほとんどですが「次はなにを着ようか?」と考えるのもきっと楽しいはず。いつの時代もおしゃれは正義です。
雨は上がりましたが今度は風がゴルフを難しくしています。これがスコアにどう影響するのか。チャンピオン争いの行方は最後の最後までわかりません。
絶妙な場所にバンカーが配置されている葛城。ですが、プロ並みのテクニックでナイスアウト!
最終ホールに向けてもう一段ギアを上げていきましょう。熱いプレーには思いがけないご褒美が待っているはずです。
本日の結果はスコアボードでチェック。6アンダーで「プレミア」が優勝!
1打を争う大接戦でしたがノーボギーの安定感で初代チャンピオンに。おめでとうございます!
3日間に渡って開催されたミックスペアのファイナルステージ。最終日のみ雨スタートになりましたが、概ね落ち着いたコンディションだったと思います。男女ペアならではのエキサイティングなチームプレー。さらなる盛り上がりを期待しつつ来年度にバトンを渡します。参加してくださった選手のみなさん、ありがとうございました!
<試合結果はこちら>
https://athlete.golf-l.jp/conventions/383/event/22166