スクランブルゴルフ=楽しいという感想が目立ちますが、ひとことで言い表せないほどいろんな意味が含まれています。今回はチーム戦ならではのプレーの楽しさを紹介しながら、スクランブルゴルフの魅力をお伝えします。
全員が全力でプレーするから面白い
チーム戦はペア戦より緊張しないはず、と思っている人は多いのではないでしょうか?確かにチームメンバーが4人もいれば個々の負担は軽くなるような気がします。4人のうち誰か1人が当ててくれればOKと考えてしまうのも無理はありません。
残念ながらそう気楽にプレーできないのがチーム戦なんです。
野球でもサッカーでもバレーでもバスケットでも、1人サボったらチームとしてアウトですよね。駅伝ならタスキがつながらずゴールできません。チームとして参加している以上、試合中は全員が全力でプレーするのが最低限のルールかつゲームを面白くするためのマナーです。
みんなが頑張っているから自分も頑張らなきゃと思えるのがチームの魅力です。テキトーなプレーで足を引っ張っている場合じゃありません(笑)
まだ経験が浅いゴルフ初心者、競技初心者でも気持ちの面でガッツを見せれば、それがチームの活力になります。
大ボケプレーに総ツッコミが楽しい
ゴルフにミスはつきものです。スクランブルゴルフも例外ではなく、むしろ大ボケに匹敵するミスがコースのあちらこちらで見受けられます。
ありがちなのが、グリーンまで残り100ヤード近辺での大ダフリです。全員がベタピンのバーディーを期待している中、土と芝だけ飛んでいくわけですからもう笑うしかありません。打つ前の静寂がいいフリになっていて、真剣であればあるほど爆笑フラグが立ちやすくなります。
結果「おいおいおーい!」とトリオ芸人ばりの総ツッコミになり、タイミングよくコケる様子はまるで新喜劇を見ているようです(笑)打ち合わせも練習もしていないのに絶妙な間でコケているチームはそのまま舞台に上がってほしいくらいです。
好スコアを出したいゴルフにおいてミスは痛手で後悔のもとですが、スクランブルゴルフではみんなで笑い合えるハプニングになります。ミスの数だけ楽しい思い出が増え、打ち上げの話のネタにも困りません。