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好スコアの必須条件:仲間の応援が奇跡的なプレーを引き出す

 

スクランブルゴルフの一番の魅力はいいスコアを出せることです。スコアはプレーの結果として残るため、スクランブルゴルフの特徴をわかりやすく伝えるという意味においても使い勝手のいい証拠になります。ただゴルフは2人だから、4人だからいいスコアが出るというほど単純なスポーツではないような気がします。そこで今回は好スコアを出すための要因について少し別の角度から考えてみました。

 

 

応援されるゴルフで実力以上のスコアを出す

試合で活躍したプロスポーツ選手がインタビューで「ファンのみなさんの応援があったので頑張れました」と言うことってよくありますよね?

 

リップサービスなのかもしれませんが、監督、コーチ、チームメイトと同じようにファンの存在は心強いもので、観客が多いほど声援が大きいほど試合も盛り上がります。

 

ちょっと想像してみてください、観客のいないスタジアムを。ごくまれに避けがたいトラブルで無観客試合が行われることがありますが、シーンと静まり返ったスタジアムで選手がいつも通りの実力、練習以上の成果を出すのは難しいはずです。

 

プロゴルファーもギャラリーの声援と視線に背中を押されることが多いと思います。メンタル面がプレーに大きく影響するゴルフは、ファンの応援があってはじめて実力以上のスコアを出せるのではないでしょうか。ともかくファンの応援は奇跡とか絶好調とかハンパないプレーを生み、プロトーナメントならではの臨場感を演出する要因のひとつといえます。

 

では、アマチュアゴルファーの場合はどうでしょう?

 

 

スクランブルゴルフでみんなのヒーローに

普通にラウンドしていても特に声援は聞こえてこないはずです(笑)たまに出るナイスプレーに対して、すごい、やるじゃん、ナイスなんとかと同伴者やキャディさんから声をかけられたとしても、お約束というかあいさつ代わりというか大人のマナーの範疇を抜けるものではありません。

 

つまり、自分で自分のモチベーションを上げていかなければ、プレーもスコアも熱くならないことが多いわけです。

 

その点、スクランブルゴルフはセルフプレーでも応援付きです。応援してくれるのはパートナーやチームの仲間たち。ペア戦なら1人、チーム戦なら3人のプレーヤーかつ応援者となって一緒にコースを回ります。

 

普段のラウンドと確実に違うのはナイスプレーでかけられる言葉が、ウソ偽りのない気持ちが入ったホンモノであることです。

 

なぜなら声をかけている当人たちが本当に喜んでいるからです。チームプレーなので当たり前のことなんですが、スクランブルゴルフツアーの大会に参加して「楽しかった!」という感想はこの応援があったがゆえに出てくるものなのではないでしょうか?

 

ここでスクランブルゴルフツアーにおけるナイスプレーのあとに言われてうれしいひとことベスト3を発表します(注:大会関係者による私的な感想)。

 

第1位「よくやった!」

第2位「ありがとう!」

第3位「おかげで助かった!」

 

案外、第3位の「おかげで助かった!」が役に立てた感もあって、一番心に響くような気がします。参加された選手のみなさんは当日のことを振り返ってみてどう思いますか?

 

スクランブルゴルフならヒーローになれる瞬間が誰にでも訪れます。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!