スクランブルゴルフツアーはレベルや趣向も含めてさまざまなタイプのゴルファーが参加しています。一方、これから出ようと検討中の方はご自身がこの大会に合うのかどうか気になっていたりするのではないでしょうか?ということで、スクランブルゴルフツアーの参加選手を大会別に分析してみました。
腕自慢のアスリートゴルファーが強豪チーム結成
特に統計があるわけではありませんが、雰囲気的に一番多いと思われるのがアスリートゴルファーです。普段から競技大会に親しんでいて、シングルス戦にもよく出ているような方々がビッグスコアとチームプレーならではの盛り上がりを求めてスクランブルゴルフツアーに参加しているという印象です。
世代でいうと40~50代が中心層で、55歳以上のシニアの方もたくさんいらっしゃいます。逆に30代は若さをアピールできる場といえます。そして希少な20代はコースでかなり目立つ存在かもしれません。年齢にかかわらず共通しているのが上を目指す気持ちが非常に強く、ガチ感がひしひしと伝わってくることです。というとピーンと張り詰めた空気の中でバチバチの試合が行われているように思われそうですが、基本的にはお祭りムードで仲間と一緒にチームプレーを楽しんでいます。
そんなアスリートゴルファーのみなさんが集まりやすい大会として「日本スクランブルゴルフ選手権」と「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」の2つが挙げられます。北海道、そして御殿場と決勝大会の舞台が魅力的な2大会ですが、予選突破の壁が厚いことでも知られています。
昨年度のリザルトを見て「よしやったる!」と燃えてくるようであれば、アスリート仲間とともにチームを組んでチャレンジしてみましょう。
競技デビュー&スキルアップに男女ペアが続々参戦
2014年度からスタートしたスクランブルゴルフツアーも今年で7年目に突入しました。年を重ねるごとにスクランブルゴルフがどういうものか広く知られるようになり、既に経験済みというゴルファーも多いはずです。
どの分野にもはじめの一歩があります。ゴルフもコースデビューに競技デビューと一歩踏み出すことで見えてくる世界、新しい楽しみが生まれると思います。スクランブルゴルフもそうです。「一度やってみようか?」のお試し的なノリでスクランブルゴルフツアーに参加される方も少なくありません。
特に競技未経験の人にとってスクランブルゴルフツアーは好都合な大会だと思います。仲間と一緒に参加するスクランブルゴルフツアーはシングルス戦にありがちな緊張して実力を出し切れそうにない、他の選手とのレベル差が気になるといった不安要素が少ないからです。
実際には未経験者同士のチームは少数派で、誰か1人が競技とスクランブルゴルフに精通していて他のメンバーをリードするというのがよくあるカタチです。この中にはアベレージゴルファーはもちろん、つい最近100切りを達成したばかりという方も含まれています。特に男女ペア限定の「ミックスペアスクランブルゴルフ選手権」は繰り返し挑戦しながらレベルアップを図る2人の姿がよく見られます。
「まだ早いような」と思う人ほど、スクランブルゴルフツアーで競技デビューしてみませんか?
上級者がゴルフの新しい楽しみ方を求めてエントリー
ゴルフを極めた上級者の方がスクランブルゴルフに辿り着くパターンもあります。他のスポーツと比較しても長期間に渡って熱中しやすいゴルフですが、いつか冷める日がくるものです。だからといって生涯スポーツのゴルフをやめるほどの理由はなく、これまでとは違うスタイルでコースに行けないだろうかと考えはじめるわけです。
そんな中でスクランブルゴルフに取り組めば、豊富な経験を活かしながらチームプレーという新感覚のラウンドを楽しむことができます。
たとえば職場でゴルフを流行らせたいとき、コンペを盛り上げたいときなどにスクランブルゴルフはピッタリのアイディアです。企業チームとしてスクランブルゴルフツアーに挑むのもいいと思います。全試合が土日祝開催の「WEEKENDスクランブルゴルフ選手権」は休日に誘いやすいということで職場仲間のほかファミリーやご夫婦での参加が多い大会です。
熱量高めに過ごしてきたゴルフライフ。そのセカンドシーズンをスクランブルゴルフツアーでスタートさせてみませんか?