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ダブルスの頂点へ「2020年度 全日本パブリックダブルススクランブルゴルフ選手権」とは?

 

パブリックコースを舞台に繰り広げられるハイレベルなスコア争い。「全日本パブリックダブルススクランブルゴルフ選手権」は2人で挑むダブルス戦の面白さを存分に味わえる大会です。2020年からはシニアダブルス戦が加わり、シニア選手のチャンスの幅が広がりました。

 

 

2人のチームプレーでパブリックコースに挑む

熱戦の舞台は全国各地のパブリックコース。スクランブル方式のダブルス戦でスコアを競います。2人1組で挑むダブルス戦の魅力はチームプレーでありながら個の力も発揮しやすいことです。またボールの選択肢が常に2つしかないため、上位を目指すには安定したプレーと冷静な判断が求められます。

 

 

ショットやコースマネジメントも大切ですが、チームスコアを左右するのがパッティング。グリーン上では2人でラインを読み、2回のチャンスでボールを沈めるという難易度の高いゲームが待っています。見事決めたときの喜びは大きく、スコア的にも1打の重みが感じられる瞬間です。

 

実力者同士が組めばいいスコアが出るかというと必ずしもそうではありません。お互いの苦手な部分を補いながらスコアメイクすることがダブルス戦の醍醐味。連続的に噛み合ったときの爆発力は想像以上です。1+1が2以上になるようなチームプレーで勝利をつかみとってください。

 

 

55歳以上限定の「シニアダブルス戦」を新設

昨年まで年齢による区別はありませんでしたが、2020年はシニアダブルス戦が新設されました。

 

 

シニアダブルス戦は55歳以上(1965年<昭和40年>12月31日以前誕生)の選手が対象で、距離の短いシニアティーを使用して、同世代のペアと戦えるというメリットがあります。

 

ゴルファーにとって飛距離は大きな武器ですが、スコアメイクの要素はほかにもたくさんあるはずです。特にダブルス戦ではショートゲームの巧さが勝負のカギを握っていたりします。ピンチをチャンスに変えるアイディア、飛距離に依存しないテクニック重視のチームプレー。知識と経験を武器にしやすいのがシニアダブルス戦の魅力です。

 

 

東日本、中部、西日本から全国決勝進出を目指す

予選会は東日本地区、中部地区、西日本地区でそれぞれ4試合、計12試合開催されます。ダブルス戦は地区ごとに地区決勝を行いますが、シニアダブルス戦は予選上位ペアがそのままファイナルに進出します。

 

 

全国決勝はよみうりゴルフウエストコース(兵庫県)にて、11月25日(水)にシニアダブルス戦、翌日の11月26日(木)にダブルス戦を開催。国内屈指のパブリックコースを舞台に、難関を突破してきた強豪ペアがダブルス最強の座を争います。

 

参加人数が多く選手層も厚い大会のため、決勝進出は高い壁かもしれません。ただ1地区で4試合開催されるため、早い時期から申し込んで再チャレンジを繰り返すというのも作戦のひとつです。逆に2人にとって相性のよさそうなコースを選ぶことも重要で、戦いはエントリー前からはじまっているといっても過言ではありません。

 

大会当日は悔いの残らないプレーで予選突破、ファイナリストを目指しましょう。

 

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!