競技に参加したいものの、どの大会に出るべきか迷うこともあるかと思います。参加者のレベルや競技ルールも選択基準になりやすいですが、意外と重要なのが「どこで行われるか?」ではないでしょうか?そんな大会コースを前面に打ち出しているのが「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」です。
予選から決勝まで「太平洋クラブ」の人気コース
太平洋クラブは北海道から兵庫県まで国内各地に17コースを展開しており、プロトーナメントの開催コースとしてもよく知られています。「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」はその名の通り、予選会から決勝大会まで全試合を太平洋クラブの人気コースで行います。
予選会が開催されるのは江南コース(埼玉県)、佐野ヒルクレストコース(栃木県)、六甲コース(兵庫県)、美野里コース(茨城県)、市原コース(千葉県)、成田コース(千葉県)、御殿場ウエスト(静岡県)、相模コース(神奈川県)の計8コース。
ダブルス戦とチーム戦の同日開催で関東エリア7試合、関西エリア2試合。すべてキャディ付きで、3~7月にかけて決勝進出を目指すハイレベルなスコア争いが繰り広げられます。
ゴルファー憧れの舞台「御殿場コース」を目指す
決勝大会は8月30日(金)に御殿場コースで開催します。1972年から続く男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の大会コースでもあり、尾崎将司、中嶋常幸、セベ・バレステロス、グレグ・ノーマン、片山晋呉、石川遼、松山英樹など国内外のトッププロを優勝へと導いています。
昨年、御殿場コースは17年ぶりとなる大幅改修を完工し、新しく生まれ変わりました。PGAツアーで活躍している松山英樹プロの監修によって、より戦略性の高いコースにリニューアル済みです。難易度は上がりましたが、自慢の飛距離とテクニックを存分に発揮できる好条件が整ったといえます。
また御殿場コースは東西の分岐点、静岡県にあることから関東勢と関西勢の「東西対決」という側面も見てとれます。ちなみに2018年度の優勝スコアはダブルス戦が10アンダーで関西勢、チーム戦が15アンダーで関東勢にそれぞれ軍配が上がりました。
意欲旺盛な「アスリートゴルファー」が続々参戦
「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」は競技志向の強いアスリートゴルファーが数多く参戦するため、スコア的にもハイレベルな戦いが繰り広げられ、予選突破は決して楽ではありません。またキャンセル待ちが続出するほどの人気大会ですので、早めに決断して行動する必要があります。
選手のみなさんに参加理由を聞くと「御殿場に行きたいから」が最も多く、他の大会に比べて目標は明確です。それだけ御殿場コースには惹きつけられるものがあり「太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権」はチャレンジする価値のある大会ということなのでしょう。
決勝当日、夏の終わりの1日をゴルフ史に残るメモリアルデーにしてみませんか?