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ペア歴1年未満の月例仲間、それぞれの長所を生かせるようなチームプレーを

2025年11月12日(水)開催「第5回全日本レディスダブルススクランブルゴルフ選手権2025 全国決勝」に出場した「チームFIJ」福山文緒選手、種子島一美選手のインタュー記事です。富士市原ゴルフクラブの月例仲間でペア結成。ダブルスデビューから4試合目の手ごたえは?

 

 

練ランできなかったのでYouTubeの攻略動画でコース研究

【Q】2人でダブルスに出るようになったのはいつからですか?

 

<種子島選手>

今年になってからですね、私の方から声をかけて。(福山選手とは)同じ月例のBクラスにいるんですけど女性メンバーが少なくて、その中でいつも優勝争いをしていたので。

 

<福山選手>

それまでダブルスのイメージはまったくなかったんですけど。すごくいいチャンスをいただいたなと思いました。

 

<種子島選手>

1人で試合に出るのは難しいんですけど、ダブルスであればお互いの悪いところとか補い合ってやれるから出ましょうと。

 

 

 

【Q】実際にダブルスを経験してみての感想は?

 

<福山選手>

バレーボールとホッケーと学生のときからずっとチームスポーツをしていたので、懐かしい感じがして楽しいなと思いました。

 

 

 

【Q】全国決勝に向けてなにか準備はしてきましたか?

 

<種子島選手>

前の週にEnjoyの決勝があってまあまあいい感じだったんですよね。なのでその調子を継続しようと話していました。あと個々にコースの予習はしておきましたね。

 

<福山選手>

YouTubeで「浜野ゴルフクラブ 攻略」で検索すると出てくるんですけど、人がいなくてコースだけを映している動画が上がっていて。本当は1回来た方がよかったんですけどそれができなかったので。

 

 

 

【Q】浜野ゴルフクラブの印象は?

 

<福山選手>

美しいコースですよね。ティショットは豪快に打てるんですけどセカンドが難しくてその差に驚いて。左足下がりのところが多くて、バンカーも砂が白くてすごく目立つというか。

 

<種子島選手>

バンカーはほかのコースだともっと黒っぽいんですけどね。やっぱり井上誠一さんだなと思います。

 

 

 

ティショットはスタートから7連続採用であっという間に終了

【Q】ティショットは福山選手がスタートから7連続採用でしたが。

 

<種子島選手>

福山さんが絶好調でめちゃくちゃ飛んでいたんですよ。後半追い詰められるかもしれないけどまあいいかと。同組の人たちにも「本当に大丈夫ですか?」と聞かれましたから(笑)

 

<福山選手>

たまたま私が真っ直ぐ飛んだくらいで。もうあっという間に終わっちゃって(笑)

 

 

 

【Q】今日はバーディーが獲れてよかったですね。

 

<種子島選手>

あるのとないとのでは全然違いますよね。その前にダボを打っていたのでチャラにできました(笑)

 

 

【Q】チームプレーのコツはわかってきましたか?

 

<種子島選手>

私たちは同じ方向にミスすることが多いんですよ。私が右のバンカーに入れっちゃったら左を狙えばいいんですけど一緒になっちゃって。それを反省していて今日は結構散らしたよね。何回か出ているとコツみたいなものがわかってきたので。

 

<福山選手>

どちらかが失敗したら今度は安全に打つとか。

 

<種子島選手>

それぞれの長所を生かせるようにやっています。

 

 

福山選手、種子島選手、ありがとうございました。おっしゃっていた通りで井上誠一氏が設計したコースは美しさと難しさが見事に共存していますよね。今後もクラブ競技と一緒にスクランブルゴルフを楽しんでください。

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!